気圧 変化 に 敏感 な 魚。 釣りをしたいけど雨……雨の日の釣りって実際どうなの?で工夫したいポイント等をご紹介します!

「気象病とは何か」(視点・論点)

気圧 変化 に 敏感 な 魚

はじめに 現在1月 水温もどんどん下がり、東北の水温も10度前後まで落ちてきました。 またこの時期は冬の気圧配置の関係等で強風が吹いたり、 また波が高く海が荒れる事がよくあります。 海が荒れた次の日などは魚種によったり、環境によって例外は生じますが、 基本的にはロックフィッシュは釣れなくなります。 それは海が荒れたことにより、海の中の環境変化が生じ、 その環境変化に慣れるまで魚が動かなくなったり、活性が低くなるからだと 一因として考えられます。 では、なぜ環境変化が生じると魚は動かなくなるのか、 なぜ活性が下がるのか 今回は「飼育学」目線からの観点で考察していきたいと思います。 特に今からの時期に影響がでそうな要因を2つテーマに挙げてご紹介いたします。 環境変化で魚に影響を与える要因 環境変化により魚の活性が大きくさがる要因はいくつかありますが、 その中で影響力の大きい要因を紹介します。 まして、変温動物の魚類においては水温変化に対してはより一層敏感になります。 変温動物や魚種によって個体差があり一概には言い切れませんが、 その温度に順応するまでに数日かかると言われています。 そのため釣りをする上で大切なのは、その日の水温が高いか低いかと言うよりも、 前後数日間 いかに安定しているかと言うことです 特に渋い時期 真冬や真夏など 魚の種類にもよりますが、約0. 但し、いくら安定していると言っても水温が高すぎたり低すぎたりすると摂餌行動は一気に落ちますし、 場合によっては仮死状態に陥ったりします。 以上の事から水温変化は釣りにおいて重要なファクターになります。 塩分濃度 塩分濃度とは簡単に言えば、 「海水の塩分の濃さ」を示します。 一般的に地球の7割を占めている海水の塩分濃度が大幅に変化する自然現象というのは中々起きないのですが、 そのため塩分濃度変化に対応できる魚は少なく 主に汽水域で生息している生物は順応能力は高いです 塩分濃度が変化すると魚は水温変化以上に活性が低下します。 ようするに大量の水が海に入ることで塩分濃度が変化します。 雨の場合は塩分濃度が変化してくるのは水面から徐々に変化していくので、 海底にいるロックフィッシュに影響がおよぶのにはタイムロスがありますが、 シャローエリア帯は環境変化が早く、 また水面付近にいたベイトやプランクトンなども散ってしまうという間接的な影響を与える事があります。 塩分濃度が変化すると魚の体にも大きな影響がでます。 うちで飼育しているアイナメやマゾイ、 ムラソイなどは水槽掃除をした後は水槽の底に移動し、 一気に動かなくなったり、エラの呼吸回数が通常より増えたりします。 水槽掃除をすることで掃除前の海水条件 海水温・塩分濃度 が変わるからです。 そして環境が変わった事で必死に体内と体外の塩分濃度を循環させて均一にさる行動をしているのです。 具体的には浸透圧の変化に対するエネルギーを使っているため、 そこに集中するために動かなくなったり、 餌を食べなくなります。 イメージでいうと産卵中の魚みたいな感じになります。 塩分濃度の変化が大きいと魚も死ぬ時があるので、 命に関わる状況下にあるので、 そのような時に餌を食べようと魚は思いません。 むしろ餌を食べる余裕が無い状態と言えます。 自分の体調管理に必死になっているといえます。 近年の研究で「浸透圧にエネルギーを使いすぎると魚の成長を阻害する」という研究結果も大学で発表されており、 それだけ浸透圧は魚にとって大きなストレスになっているというデータが出ています。

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気圧の変化で体調を崩す人がいるのはなぜ? (2ページ目):おとなのカラダゼミナール:日経Gooday(グッデイ)

気圧 変化 に 敏感 な 魚

魚が活発に動く 雨が水面に降ると当たり前ですが、 水面が刺激されますよね? すると、水面付近にいるプランクトンが拡散というか、散らばります。 次にプランクトンを捕食している小魚類が活発になってきます。 さらに小魚を捕食している魚達が活発になってきます。 そういった理由で、魚達も雨に刺激され 活発に動くようになると言われています。 魚達が活発に動くようになれば、その分 魚 達が掛かる確率が上がる、つまり 釣果は上がると言うことです。 魚の視界が悪くなる 魚達にも目がついているので当然視力はあり、その目で エサを見つけたり、 危険を感知したりします。 すると、エサに仕掛けや糸がついていると、 「なんじゃこれ!美味そうだけど変なもんついてるから食うのやめとくわ!!ガストいこ!」 となるわけです。 しかし、雨が降っていると 水が濁ったり、 泡立ったりする上、晴れの日より 暗いので魚の視界は悪くなります。 すると、 「おお!!美味そうなエサじゃん!!変なもんも見えんし食うわ!!」 となり、ガストにもバーミヤンにも行かれずに エサに食いついてもらえるわけです。 サイゼリヤに行かれたらどうするんだ!!という苦情は受け付けられませんので悪しからず…… 魚が水面近くに上ってくる これは魚の種類にもよりますが、天気が悪いと 魚が水面に上ってくる傾向にあります。 天気が悪いと 気圧が下がり、魚は身体が軽くなったように感じるそうです。 すると、普段はあまり水面近くまで上ってこない魚でも、活発に動き水面近くの上まで上ってきます。 水面近くまで魚が上ってくれば エサにも食いつきやすくなりますし、 魚の姿も見えやすくなり魚そのものも狙いやすくなります。 悪天候で釣りをする欠点 寒い 体が濡れるんでとにかく 寒いです。 夏場の暑い日でさえ、雨に濡れて風に吹かれれば寒いです。 私の知り合いにも好んで悪天候の日に海釣りに行く人がいます。 もちろん日によってバラツキはあるらしいですが、総合的に見れば晴れの日に釣るより 釣果はいいみたいです。 しかし、彼はしょっちゅう風邪を引いてますね。 身体を拭くのが面倒だと言い、濡れたまま釣りを続けるんですよね。 まあ、風邪なんか引いたところで彼はインフルエンザになったときでも釣りに行くような人間なので、彼のような超人はともかく普通の人は最悪、命に関わります。 なので、身体を拭くためにタオルは多めに持っていきましょう。 風邪を引きますので(笑) 狙ったところにしかけがいかない 仕掛けを水面めがけて投げたとしても、天気が悪いときは雨に打たれて、風に吹かれて、なかなか 狙ったところに着水しません。 さらに、風が邪魔をしているときは、風に仕掛けが煽られてしまいますので、仕掛けが 遠くへ飛びません。 向かい風のときはもう最悪ですね。 私が以前、強風の向かい風のときに釣りをしたときには狙う狙わない以前に ま ともに着水させることすらできませんでした。 ルアー釣りをするときには風は大きな敵となりますよ。 仕掛けの操作がしにくい 風や雨は仕掛けを投げたあと、水中に入ってからも邪魔をします。 仕掛けを動かしたいとき、やっぱりありますよね? こういうときに風に糸が吹かれていると 仕掛けが思うように操作できません。 風だけではなく雨の際も水面が揺れるし竿のガイドにラインがくっつくので操作は難しくなります。 特に ルアー釣りは仕掛けを動かして、ルアーを餌に見立てて魚に食いついてもらうので、仕掛けを動かすのに支障が出るのは厳しいでしょう。 せっかく雨や濁りでラインを見破られないようになっても、そもそもエサと見てもらえなければ濡れながら寒い思いをしてまで釣りをする意味がなくなってしまいますね。 本格的な雨では釣りをしてはいけない 天候が悪ければ悪いほど釣果が上がるのか? といえば、答えはノーです。 あまりに悪すぎる天気も釣りには不向きです。 危ない 大雨の時の水場はとにかく 危ないです。 台風の時の河川の恐ろしさは、ニュースでよく取り上げられますので皆さんもご存知のことでしょう。 大雨で一度河川が増水すれば、水そのものの量も増え、重さも増しますので、晴れているときはせせらいでいるような 穏やかな川も激流となり得ます。 海に関しても同様です。 風雨に沖の海水が煽られて、小さな波を少しずつ発生させ、海岸につく頃には 大きな波となっています。 また、雷は魚釣りにおいて天敵です。 雷がゴロゴロなっているときに、魚釣りをするということは 避雷針を持ってだだっ広い所にいることと同じです。 天候は変わりますので、小雨のときでも天気の変化に注意しながら釣りをし、ちょっとでも 危険を感じたら釣りを中止するようにしましょう。 魚がいない 大雨のときは 水中も危険です。 そんな変化をまず先に敏感に感じ取るのは、水中に棲んでいる 魚達です。 いくら水の中に棲む魚といえど、 急な流れに流されてしまえば為す術はありません。 そうならないように、魚達もできるだけ 流されづらく、安全な場所へ隠れます。 そうなってしまってはまず釣ることはできなくなります。 天気はどう読む? 天気予報 一番手軽に天気の情報を得られるのが 天気予報です。 テレビやインターネットでも簡単に見られます。 さらに、気象に関する知識がほとんどなくても天気を知ることができます。 おすすめは 気象庁の天気予報です。 感覚的によく当たる気がします(笑) しかし、複数の天気予報を見てみるとサイトや番組によって予報に多少の相違があり、 こっちでは午後から雨といっているのに、こっちでは一日雨と言っている…… どっちを信じればいいかわからなくなってしまいますね。 天気予報は気象に関する知識がなくても見られますが、 やはり自然相手のレジャーをする以上はある程度は 気象に関する知識もあったほうがいいでしょう 湿度計や気圧計 水辺や山の 天気は非常に変わりやすいです。 それこそ、私の嫁の機嫌くらいコロコロ変わります。 やはり1時間後や30分後の天気は天気予報を見るより、現場で観測したほうが 早くて正確にわかります。 そんな時に便利なのが 温度計や湿度計がついた腕時計です。 計計うるさいですね(笑) 天気が崩れそうになると、まず気温と気圧が下がり湿度は上がります。 肌感覚で感じるのもいいですが、数値で観測すれば確実です。 それに肌感覚というのは あまり当てになりません。 その日の体調によっても感じ方は違います。 それでもしも、気温や湿度の変化を感じ取れなければどうなってしまうでしょう。 天候が崩れる予兆がわからずに、本降りになるまで釣りを続けてしまえば 非常に危険です。 増水した 川や海が牙を剥いてくることもあります。 温度計・湿度計の機能がある腕時計は 5000円〜10000円ほどと腕時計を値段は少々しますが、頑丈にできており、釣りを始めとする 屋外レジャーに最適です。 私の使っているアウトドアウォッチももう5年以上使っています。 しょっちゅう濡らしたり落としたりしていますが、壊れる気配は全くありません。 正しく天気を読むためにも温度計や湿度計付きの時計は持っていくことをおすすめします。 天気図 気象においてこれが読めれば 自分で天気予報もできます。 自分で天気予報ができるようになれば、より細かい時間の天気予報ができるようになり、テレビの天気予報が当たりそうかどうかの判断もできるようになります。 しかし、完全に読めるようになるには気象予報士の国家試験に合格するくらいの知識が必要なので、 全て覚える必要はありません。 最低限、• 高気圧・低気圧• 等圧線 この3つさえ なんとなく読めれば、天気予報ができるようになります。 天気図の読み方 気象庁の天気図を参考にしていきます。 なお、アクセス日時によって天気図の状況に差異があるかもしれませんが、ご了承ください。 高気圧・低気圧 楕円の中心にある青字で 「高」と書かれたところが 高気圧、 楕円の中心にある青字で 「低」と書かれたところが 低気圧、 高気圧が迫ってくると雲ができにくいので 天気は良くなり、低気圧が迫ってくると雲ができやすいので 天気は悪くなります。 近くに書いてある数字は気圧の数値で、単位はヘクトパスカル(hPa)です。 あくまで高気圧と低気圧は、 相対的なものです。 1,000hPa以上が高気圧で1,000hPaが低気圧と覚えている方も結構いるんですが、これは 間違いです。 例えば、台風などの超低気圧が存在する場合は、990hPaでも高気圧となり得ます。 前線 前線には4種類あります。 温暖前線• 寒冷前線• 閉塞前線• 停滞前線 正直、私もこの4つ、完全には理解できていません(笑) とにかく覚えておいてほしいのが、 前線が近づいていれば雨が降るということです。 温暖前線が近づいていれば、 弱く長い雨が、 寒冷前線が近づいていれば、 強く短い雨が、 停滞前線が近づいていれば、 梅雨や秋雨のような雨が、 それぞれ降ります。 なお、 閉塞前線は、 その前にいた前線の影響を受け 、降る雨が変化します。 前線に関する詳しい説明はこちらをご覧ください。 等圧線 天気図にいっぱい楕円形がありますね?それは等圧線と呼ばれる線です。 これは 風の強さに関係しています。 外側にいくに連れて 4hPaずつ気圧が下がっていきます。 山登りをする人ならご存知かもしれませんが、 等高線と同じようなものです。 知らない人は忘れてください。 この等圧線の間が 狭くなると、風が強くなります。 逆に、等圧線の間が 広くなると、風は穏やかになります。 以上3つさえなんとなくわかっていれば、ある程度の天気予報ができるようになります。 覚えることはさほどないので、ぜひ覚えてみてくださいね。 雨と晴れどっちで釣りをすればいいの? 結論から言えば、 狙ってる魚や、 やりたい釣りにもよります。 悪天候で一番厄介なのがこれです。 投釣りをするときや仕掛けの繊細の操作が必要なときは風が少なく、天気も崩れそうにない 晴れの日を選んでいくのが無難です。 しかし、総合的には天気が悪いと釣果が上がる傾向にありますので、さほど 繊細な操作が必要なく、近くを狙うときは 曇りや小雨の時を狙ってみてもいいかもしれません。 あまりにも風や雨が強いときは危ない上、魚達も避難していますので、釣りは避けて家で道具のメンテナンスをしたり、釣り雑誌で勉強をしたりしてください。 まとめ 雨が降ると魚達は、• 魚が活発に動く• 魚の視界が悪くなる• 魚が水面近くに上ってくる ということ。 悪天候時に釣りをする欠点は、• 狙ったところにしかけがいかない• 仕掛けの操作がしにくい ということ。 あまりに天気が悪いと、• 危ない• 魚がいない ので釣りをしてはいけないということです。 天気の読む方法は、• 天気予報• 湿度計や気圧計• 天気図 天気図の読むポイントは、• 高気圧・低気圧• 等圧線 を、 なんとなく読めれば充分ということです。 仕掛けの繊細な操作が必要なければ、 雨や曇の日のほうが釣果が良いということですね。 ルアー釣りや仕掛けの繊細な操作をする場合は 風の少ない晴れの日に釣りをしたほうが良いということ。 釣りは、自然の中で行うアウトドアレジャーです。 そのため、自然の力をうまく利用できれば、釣りをより一層楽しむことができます。 天気は非常にきまぐれで、時には人間に牙を剥くこともありますが、心強い味方にもなり得ます。 みなさんもぜひ天気のことをよく知って、釣りにおいても日常においても天気を味方につけてください。

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「雨の日は魚がよく釣れる」ってほんと?雨の日に釣りにいくプラス面・マイナス面を考える

気圧 変化 に 敏感 な 魚

釣りに役立つ魚類学12〜(ヒトの経験則を科学する) サカナの行動学〜File. 12 行動を律するものPart3〜経験則を科学する どのようなジャンルにも専門的な技能を持つ専門家がいます。 渡船・釣り舟等でもお馴染み 魚を獲るという趣味である釣り人にとって、プロの話は興味有るのではないでしょうか。 友人知人に漁師がいれば話は聞けますが、都会などの防波堤や地磯、砂浜をフィールドとする、 ファミリーフィッシングの方なら、漁師さんに話を聞く機会は滅多にありませんよね。 前回で取り上げた魚群の謎、秘密。 漁師さんたちは経験などに従って大きく魚群を利用しています。 定置網が典型的で、どういう群れの移動が季節によってあるか、岸よりを泳ぐのか、 沖合いか、この方向から風が吹くと漁獲が減るなど、漁業を生業とする方々の経験則があります。 魚の行動を律する何たるかを人間の経験則でどこまで補えるのか、 そもそも、経験則はどこまで正確なのだろうか、今回は紹介と共に考察していきます。 そう、デートのノウハウ本(=経験応用)ばかり勉強しているから、若き日本男児はダメだとか、 いざと言う時にはビビって何も出来ないなどと言われるのだ!!! 都市伝説から、釣り人の噂まで幅広く人間社会に根付いています。 まずは近場の漁師さんやお付き合いのある漁業関係者さんに聞いてみますと、 「海にじゃんじゃんいる魚を無料で獲って市場へ持ってけば金になる。 なんてボロい商売なんじゃ。 漁業はいいぞ。 はっはっはっ。 」というセリフが返って参りました。 いや、もう少しソフトに言ってくれないと。 間違っていないけど。 それ以前に話の趣旨が違うじゃんか。 漁協の事務員募集要綱じゃないんだから。 そもそも、どういう時に漁獲が多くなるかなどは漁師さんの社外秘の情報。 ユア・アイズ・オンリーを素直に教えてくれることは少ないです。 当たり前です。 その後、反省した私は、時間をかけ、数回に分けて訪問した結果、多少のネタを頂きました。 しかし、気の好い漁師さん達の意見はまちまちで、更にはサンプル=取材した方=が少ないため、 統一した見解や経験則が導き難い状況に陥ってしまいました。 悩む若き頃の私。 細かな違いは、各々の漁師さんが行う秘密の漁場の違い、周辺海域の人工物の違いに因ると考えましたが、 尤も、漁業のプロは正直に話してくれたのだろうか? そんな気持ちにもなったのも当然でしたが、 この疑問は、聞き取り調査の後、平本紀久雄氏の著作『大船頭の銚子イワシ話』や 若狭高浜の漁師、貝井春治朗さんの著作などにも複数書籍に同様の風向きと結果が掲載されており、 大まかな経験則は全国共通なのか、正しいのだと感じた次第で自信を持ちなおしました。 そう、これは時に前世紀の1991年に遡る話です。 調査は長年に渡る。 聞き取り調査を始めたキッカケはクエート? 1年間も休みをもらえると、多忙だったのに急に暇という感覚がついていけませんでした。 そこで、多くの方と同様に趣味(特に平和的志向のもの)にドップリつかるのですが、 私は釣りでした。 そして、より釣果を得るため、プロの漁師さんたちに話を聞いたりしました。 それが最初に書いた冒頭のやり取りです。 当時は中部の漁師さんたちばかりでした。 しかし、サンプル数は100程度で、話もまちまち。 共通するものを得ることが出来ませんでした。 その後、時が流れ、1995年頃、釣り雑誌に登場し始めていた私は、より広域の漁師さんの話を、 立場を利用して収集し始めました。 放射冷却の朝は釣れるのか? とか、エルニーニョの場合はどうなる? フェーン現象の場合はどこまで影響があるのか? などなど基本から思いつくまで全てを。 温度差が発生する場合は当然魚への影響が大きいゆえ、漁獲量の差は理解できます。 釣れる・釣れないも、漁師さんの漁獲量も似ています。 しかし、過去と同様に情報が一定せず、地域ごとの経験差が大きすぎて、 全国共通の経験則というものは見つけ難かったです。 更に時が流れ、インターネットの時代。 1996年ごろに病院のネット利用の責任者になった私は、 1998年から個人的にネットに参加、サイトを設営して全国の知り合った漁師さんから話を聞きました。 サンプル数も600を超え、噂と捏造、正確な話、時期による話の違いなどに振り回させながら悩み、 そして地域の特殊性・自転による影響・季節ごとの影響も加えて分析すると、何となく出てきました。 ところが、念の為、最近の地元漁師さんにも話を聞きにいきましたところ、 なんと過去の収集した経験則と変わっており、これまた新しく難題に陥りました。 地元の変化理由はセントレア空港が出来、長良川河口堰稼動にありましたが、後に気付いた次第です。 北海道から沖縄までの漁師の経験則、さらに東京湾などの地域を絞った経験則。 細かく見ていくと、同一地域ですら東風が吹くと食いが止まるケースや食いが始まるケース、 そう、同じ地域で漁をする人たちの中ですら逆の話がありまして、厄介やっかい。 それは環境=近くに温水を出す電力会社があったり、元々地域限定で流れている潮流により変わり、 別々の経験則、違った結果になっているのだと思われます。 例外的なものを中心に捉えると、膨大な状態になってしまうでしょうから、基本の考え方を出し、 それを各々の方々が応用し、ご自分のエリアの経験則を導き出すようにしてください。 一方、多くの話はハッタリや捏造、現実は違うのに信じているだけなど切って捨てるのではなく、 収集したデータを偏差値制などの数学・統計を利用し、大まかな全国傾向を導き出しました。 それを集約してみましょう。 傾向としての実例(経験則)をあげます。 漁師さんが語る漁獲量・取材結果 地域別の違い、時代による違い、全国から収集した情報全てを合体させ、 風などと漁獲に関するプロ(漁師)の知恵の基本の共通点を整理します。 聞いたことと違う場合は、地域の特性を考慮に入れる必要があります。 地域の特性とは、海水の塩分濃度、水温、地球自転による潮流、別の潮流(赤潮なども入る)、 河川の存在、人工構造物、季節による変化です。 これらは気が遠くなるので軽く流してください。 尚、最初に頭に入れておいて頂きたいのは、気圧の高低は多少なりとも水面に変化をもたらす事。 言い換えれば、気圧は月の満ち干きを軽く演出するような影響を海に物理的に与えます。 数日吹き荒れた後は、それまで普通に漁獲できていた魚がサッパリ獲れなくなる最悪の風。 しかし、チャンスはこの後で、数日経った凪日には大漁が期待できる。 絶食していたのだろうか。 南からの風の場合・・・これも最悪の風。 魚の活性が低くなり漁は当然ダメな結果となります。 東からの風の場合・・・一番好い風向きです。 覚えておきましょう。 漁の期待が持て最高。 西からの風の場合・・・冬の荒天の時期でも湾内の比較的穏やかな場所で漁をする好い風。 急に空が暗くなり突風が吹き霰や雷雨になるのがコレ。 危険な気配を感じたら漁をきっぱり止めるべき。 後述しますが、理屈があります。 漁にとっては好ましい風になのですが、注意点が多くあり事故も多発する気をつけるべき風。 定置網の豊漁はこういう時にでる代わり、ダメにもなる紙一重な待望のもの。 放射冷却・・・シーンと静まった穏やかな天気において、地表や海と空気の温度差によって、 相乗効果で冷えてしまう効果から、活性が鈍る。 魚たちの活性は気温上昇+水温上昇で復活。 普通の雨・・・海水中に酸素が供給され、酸素分子や砂が舞うなどの濁りもでるため、活性が高まる。 但し、温暖な気候の状況での雨という条件があります。 冷たい雨・・・冷たい雨の場合は、次第に水温も下げるので、食い渋りが始まるまでが勝負。 温暖を好むクロダイ、スズキ、メジナは厳しく、冷水魚系じゃないと無理っぽいです。 風の方向による漁獲の変化の経験則は、 海中にいる魚が風そのものを感じることは無いので、 天候の変化(気圧変化)を魚が持つ謎の上生体やウェーバー器官とかの器官で、 敏感に感じ取っているのではないかと思われます。 つまり未解明なのです。 まだまだ途上の魚類学が、もっと発展すれば色々と分かってくると思いますが、 兎にも角にも、このような経験則にも学者は耳を傾けることが重要なのでしょうね。 生活をかけている漁師さん。 当然、知識吸収は真剣だ。 長い経験により、その海域での 経験則は貴重な財産となっている。 科学的根拠の考察〜風が起こす海水への影響を探る〜 何故、北と南の風はダメで、東と西からの風は好いのだろうか? 雨なら酸素を海中へ供給するので好い効果があるだろうという事は分かります。 風だと、せいぜい波を高くさせるぐらいが一般的に想像できる程度です。 風が全く吹いていない理想環境を考えてみると、以下の2要素が基本的にあります。 1:地球の自転による潮流。 2:赤道と両極の太陽熱による温度差の海水対流。 これに風が吹く条件を2つ入れます。 まだ大陸などの陸地はないものとしています。 1:高気圧と低気圧の差による風向き。 2:等圧線の間隔差による風の強さ。 そして、基本的素材のラストには地域差が来ます。 人工物も入ります。 2:人工物(高層ビル・人工島など)による変化。 魚群の移動スピードより早い変化が必要ですが。 ここで思い出してください。 を見てください。 更に以前、ニュースの科学的解説をしていますが、 魚種にとって適正温度の影響は大変大きなものです。 ほんの少しの温水を流した東京の河で、ボラが殺到したニュースを覚えている人も多いでしょう。 一方、漁獲が高くなる東&西からの風は同緯度での変化のため、水温変化は余り無くOK、 荒れ天候を呼びますが、それが微妙に刺激になって活発化・食い始めるのだと推理しました。 理屈的には中々いいと思いましたが、海水中では複雑で他の要素もありますから、 例=両極の氷が溶けて出来る海水濃度の差なども潮流変化を起こしやすい= 正確なところは実際のデータが簡単に収集できませんでした。 う〜む、奥が深いです。 結局、地域によって風向きは違うし、同じ地域ですら近くに山があるなどでも変わります。 もっと取材を進めれば違う結果も出るでしょうが、私の感覚では全国似たようなものとも思う。 オマケとしては…… 雷・カミナリ・・・真っ最中に魚群統制の乱れが起きるのか、意外にも漁には好いらしいです。 しかし、こんな意見が多いとはいえ、公表するには勘違い君が出るかもしれないので注意点。 この場合、釣りには良くても、さっさと道具を仕舞って帰宅しましょうね。 防波堤の強風・・・防波堤では風向きも防波堤での設置方向に沿って流れるので、 気温の急変化をもたらす風であれば、水温にも影響するでしょう。 虹が出る・・・海面から立ち上る水蒸気や、通り雨の後で太陽光を浴びて聳え(そびえ)立つレインボー。 短い通り雨などでは活性が高まるので、魚群も移動、食いも良くなります。 伝説通りのラッキーな現象。 酸素供給と共に、海水濃度を引き下げ、酸性雨であれば、PHまで上昇させてしまうので(海水はアルカリ性)。 6時間後ぐらいに食い始めるので、潮見表を見てその時の潮加減が良ければ参戦しよう。 温排水・・・電力会社の出す温水を享受する釣り場では、多くが温水の出方次第に支配され、 それに朝マズメ・夕マズメ・電灯の光という要素の明暗が加わります。 雨や風などより、温水が出てなければサクっと諦めるのも一つの手段です。 地震・・・全身感覚器官と異名をとる魚たちは、これが一番影響があります。 直後はパニックに陥り、飛び跳ねるは泳ぎ走り回るは、大変な状況です。 それゆえ好い釣果に巡り合えるかも知れませんが、多くは釣りにならないでしょうね。 余震に注意。 海底火山の噴火・・・地震と同様に魚たちに振動の影響と、溶岩から出るイオウなどの化学物質、 その化学物質に対する魚群の走化性により、魚種によって様々な変化が見られます。 上生体の機能が狂うのか深海魚が浅瀬に出て釣れる場合があるので、微妙ですねえ。 今回、湖や河川などの内水面については考察していませんが、調べて組み合わせれば面白いかも。 長く読まれるバイブルのような書籍が出来るかもしれませんので、調査したい方は御検討してみては? 海と人工物との共存する現代。 海の向こうでは埋め立てが。 セントレア空港でも何でも、 埋め立て人工島ができれば、 潮流や風向きは変わってしまう。 反対派は自然環境だけでなく、 長年の経験則が リセット される、 そんな恐れで反対をする人も 当然いらっしゃるでしょうね。 さて、漁師さんの経験則は興味深い応用の話でしたが、ここで問題は、過去、現在、未来で話が変わること。 本来、基本を知らずして色々と語ることなかれ、とはいうものの、基本が導き出しずらい経験則、 更に、温暖化で気象が乱れていることは皆さんもご存知。 経験則が役立たないケースが出てきています。 経験則が役立たない!? 春の嵐が長くなっている 〜まさに現在、注意!!! 〜 漁師の経験則部分に先に書いた「春一番」。 これが注意点になりつつあります。 今年は暖冬ニュースが盛んに報道されていますが、そのメカニズムについてを知っておきましょう。 漁師の経験による風向きから来る漁獲への影響、もし風が変わったら? これは我々にも関わります。 冬といえば「西高東低」の気圧配置は皆さんもご存知と思いますが、。 日本の西側に高気圧、東側に低気圧が陣取り、風向きも北寄りから吹きます。 これが正常。 赤道にある空気が温暖化のせいか早く発達し、南海岸低気圧を北へ押し上げ、 日本海岸低気圧との合体を促します。 合体すれば、当たり前だのクラッカーで強くなります。 ところが、今年は既に2月にしばしば合体し、天気の乱れが起きているようで、 これは4月まで続くと推測されています。 突如、天気が荒れますし、風向きも変わる。 興味なくても、これだけは押さえておきましょう。 =2つの低気圧の合体 2本の大低気圧が北海道先で合体、巨大化。 通常は3月に発生する気象現象であり、 突風が吹き荒れます。 春一番ともいいます。 日本海岸低気圧(緑色) 南海岸低気圧(赤色) ところが、今年の暖冬により異変が発生中。 注意しなければいけない状況になっています。 温暖化のせいか南海岸低気圧が押し上げられ 北海道&オホーツク海上で合体が幾度と起きている。 天気予報を見て合体になりそうな場合は、 釣りをする場合、日程を変えるか気をつけましょう。 気象庁では「釣り」や「漁業」などをしないように 呼びかける(だろう)状況です。 気象予報士たちの報告が一部出ているようで、 合体が4月まで延長・続くという可能性が高いとか。 参考までに、温暖化は両極にある雪・氷が溶ける結果、白い地表部分が少なくなり、 太陽光を充分反射できず、熱を地球に入れてしまうので起きると考えられています。 天気図で低気圧が合体しそうだなと思われたら、地磯、沖磯、船釣りは控えるのが賢明で、 渡船などを生業にしている方々へも注意を促すべき話で気をつけてください。 経験則を超える出来事が起きるのが最近の地球の状態ですから。 この号が発売される頃にはシケによる事故が報道されているかもしれません。 これらの理由から春の嵐が起きますし、イレギュラーな突風で事故るメインの原因のひとつです。 こういう注意点というのは中々広まりません。 情報が欲しい人へは流れますが、 欲しくない人へは例え重要なことでも耳に入らないのですね。 大事故の原因究明からきた対策とか、津波被害の話とか、釣り人の事故からきた予防方法とか。 TVなどでの報道で、同じ内容が先行してしまったら、ごめんなさい、ですが。 次回予告。 魚類の行動を律する件で考察しなければならないのが大局をも見ること。 海から水分枯渇の危険性がある淡水へどうして入ったのか、なぜ陸上へ上がったのか。 こういう生物の大移動(大行動)について私の得意とする分野で語ります。 シーラカンスとかあ、いやいや、大丈夫ですってば(滝汗)乞うご期待。 今月の一手 :穂先柔らか計画!!! 魚群探知機など秘密兵器を使うネタにすればいいか、釣り人に伝わる笑いを集めるか、 日曜大工で海底のビデオ撮影の方法にするか、考えましたが、これらは暖かい季節にしよう。 クロダイのノッコミが始まっているとはいえ、やはり未だ寒いです。 3月末となり暖かくなってきたとはいえ、海で吹きすさぶ風を受ければダウンジャケットに亀。 せっかく道具を休ませているのだから、少々改造してみませんか? 私がよくやったのは、超敏感仕様の柔らか穂先にするオリジナル・ロッド作り。 以前、ポッキリ折れてしまった穂先を切って接着剤で留める応急処置の竿、 夜釣りの際にウッカリ踏んでしまったり、振り出しを短くする際、水に濡れて硬くなっているのに強引に、 こういう具合に穂先ポッキリを繰り返すと、だんだん短くなってきて、太い穂先になっていく……。 アタリも取り難くなるので、何時の間にか釣果は減っていきます。 慣れているので本人は気付かず。 で、私がハタと気付いた時に思わずやってしまったのがヘラブナなどの安いノベザオの穂先を流用し、 ガイドを通して再生する方法。 買い替えや、穂先の交換は何故か思いつかず、自作に拘りました。 ガーゼでくるみ、瞬間接着剤をつければ、ヘラ竿だろうが見事に溶け合ってガッチリくっつきます。 合うガイドも用意しましょう。 結果、異常に柔らかい穂先のロッドが出来上がります。 大物では弾性力の違いで折れやすくなってしまいますので、小物専用にしてみてください。 面白いようにアタリが取れますし、30cmぐらいのものなら何とかなるでしょう。 35cm以上の魚だと厳しいかもしれませんが、まぁ、それは置いておいて。 私は過去、自作のヘラ穂先流用ガイド付き程度なのにも関わらず、穂先の柔らかさの違いだけで、 「こ、ここまで違うものなのか!!! 」と物凄く感動したことは忘れられません。 使い慣れた竿で、穂先を折ったことがあり、そのまま短いのに使っている人には朗報です。 しかし、ちゃんと使っている人はやる必要はありませんので、折った時に思い出してくださいな。 雑魚を目指し、 雑魚に夢中な、 雑魚なら何でも来い、 雑魚は奥深い。 雑魚ハンターの皆さん、 これで小物をゲットです。 水槽で飼育して 貴方の部屋も水族館に。 今月の一手は、個人的にはお気に入りの(よくやる)改造なのですが、買い替え促進にブレーキが。 (大局の行動).

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