代々木 上原 花屋。 頼りになる、街の花屋さん『ムギハナ(東京・代々木上原)』

代々木上原の花屋 MAG BY LOUISEから花と女の人生をテーマにしたアートブックFLOWER magazine 2号目 4月8日発売!|MAG BY LOUISEのプレスリリース

代々木 上原 花屋

花は、もっと自由になれる。 お花屋さんは、ちょっと特別な場所かもしれません。 お祝いごとのときに、なにかの節目に、思い浮かべる花。 わたしたちは、そんな花を、もっと毎日に近づけたいと考えています。 たとえば、ウッドフレームやガラス瓶の中に入れて、 あなた独自のテイストでインテリアとして仕上げてみたり、 お茶や、日々の食材の中に加えてみたり。 花をひとつのプロダクトと捉えたら、 花はもっと自由になれます。 ブーケやアレンジメントといったカタチや、 華やかさ、特定の色だけにこだわる必要もありません。 お客さまが想いをこめたその環境を引き立てるために ベストのカタチを追求していけばいいのです。 花からインスピレーションをもらい、 自分なりのアレンジの仕方を想像してワクワクする。 私たちは、そんなお花屋さんを目指しています。 花というプロダクトに、もっと遊び心を。 Let flowers bloom. Perhaps flower shops can be a bit special. A celebration or milestone inspiring you that special arrangement to give. Beyond the celebratory occasions, we welcome you to embrace a fresh outlook: a new shift in imagining that special-day flower to making them your everyday flower. It cold be infusing them as a tea blend or adding a little touch of flowers in your latest seasonal cuisine. By embracing flowers as a form of product invites in the potential of flowers to be in full bloom. Come embrace a playful approach to flowers.

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頼りになる、街の花屋さん『ムギハナ(東京・代々木上原)』

代々木 上原 花屋

ある日TOKYOWISEの編集会議にやってきた、生まれも育ちも中央区日本橋のYさん。 開口一番に「代々木上原のヴィレッジ感が気持ち悪い」と言ったのには、編集部一同が絶句した。 東京の西に長く住む自分にとってはその感覚が全くわからず、「え? オシャレな街なんじゃないの?」と疑問さえ浮かんだ。 さらにYさんの毒舌は続き……。 「なんかさ、白のコンバースにデニムの女たちが我が物顔で歩いてて、よそ者は入り込めないんだよね。 ニューヨークのブルックリンみたいな感じっていうのかなあ。 少し広いエリアになるが、このあたりは古くから代々木八幡宮や荼毘所(現在の代々幡斎場)があり、石屋や花屋などで栄えた街だった。 この街が注目されるようになったのは、東京メトロ千代田線が乗り入れてから。 交通アクセスが格段によくなったこととお屋敷街としての品の良さが加わり、オシャレなカフェやレストランが増えていったという。 さて、代々木上原は本当にヴィレッジ感がハンパないのか? その真実を確かめるべくこの街に向かったのだが、こちらも丸腰で乗り込んではならないと強力な助っ人を用意。 代々木上原在住歴25年の辛口スタイリスト、ふちがみゆうき氏をお迎えした。 実は取材の1週間ほど前に友人とこのカフェを訪れていた筆者だが、そこで衝撃の光景を目撃した。 土曜の朝10時。 グレーのパーカーにホワイトデニムの母親は、パンケーキを少々持て余している様子。 その向かいには、スマホなんぞに子守をさせずとも静かにお絵描きをしている4歳ぐらいの子ども。 その姿をやさしく見守るビッグポニーのポロシャツ(襟を立てている)を着た父親。 その腕に光るのはご自慢のアップルウォッチ。 そんなことからここは今の代々木上原を象徴するスポットなのではないかと思ったのだが。 「まあ、浮ついた感じの店だよね(笑)。 こだわりの食材を使ったカフェやグロサリーって、アホな女子がすぐに飛びつきそう。 ピーナッツバターが入ってんの。 フルーツとピーナッツバターを組み合わせるってあり得なくない?斬新だけどさー」 Yさんの毒舌にも引けを取らない辛口ぶり。 「ちょっとさ、周り見てみなよ。 ここにいるの全員よそ者だね。 わざわざ平日の朝からこんなとこにグラノーラ食べに来て、何を求めてるんだろうって思うよ。 グラノーラなんて犬のエサみたいじゃん!」 住民のこういった考え方が、Yさんの感じた疎外感だったのだろうか? なぜ、よそ者だとわかるのか尋ねたところ「ここは住民なら髪をさっとまとめて、ノーメイクで来る店」だそう。 なるほど、と納得したところで本題を切り出してみた。 「日本橋在住の女子から代々木上原のヴィレッジ感が気持ち悪い」という声が……。 「はあ? 僕からしてみたら、神輿ばっかり担いでいるあいつらのほうが気持ち悪いっつーの! なにあの一体感、気持ち悪っ!」 早くも戦闘態勢(汗)。 何となくその気持ちもわからなくないのだが、それはさておき。 「っていうかさ、そもそもみんなが思ってるような代々木上原のイメージって集英社とか光文社とか、ファッション誌のエディターが勝手に作り上げたものだからね。 住んでいる人間はいたってゆったり暮らしているし、全然気取っていない。 近所付き合いもないようであるし」 オシャレ、大人、ハイセンスなどのイメージが付きまとう代々木上原。 本当のところは代々木八幡の神様に守られた聖地であり、イスラム教のモスクがある異文化との交流地でもある。 それこそが、ふちがみ氏の描く代々木上原だという。 さて、毒舌の洗礼もたっぷり浴びたところで、われわれは実際に代々木上原の街を歩いてみることに。 路地裏にひっそり佇むドーナツ屋、スタイリッシュな雰囲気の焼き鶏屋、ワインが美味しいビストロ、外国人向けの高級マンションHOMATなど、確かに目に飛び込んでくるものはどれもオシャレで上品だ。 外国人が多いからか上原にはハード系の美味しいパン屋が多く、「カタネベーカリー」は閑静な住宅街に行列ができるほどの有名店。 しかし行列に並ぶのはまさしくよそ者の証。 住民はより美味しいものを求めて嗅覚を研ぎ澄しているのだ。 「入り組んだ住宅街の中にポツンとお店があって、たまたま見つけて食べたんだけど本当に美味しい! 夫婦でやってるんだけど、週3日ぐらいしか開いてないんだよね。 あやしくない? 残り4日は何やってるんだろってね(笑)」 正確な場所がわからないから迷うかも、と言いつつピシャリと場所を当てたところはさすが上原在住歴25年。 パン屋の名前は「Blau Mohn」。 天然酵母を使用したこだわりの国産小麦パンを販売している。 引き戸を開けるとすぐにショーケースがある超こじんまりした店舗は2人も入れば即満員。 人気No. 1の「ローズマリーブレッド」と期間限定の「いちじくとサーモンクリームチーズのパン」を購入しつつ、我らの疑問を思いきってぶつけてみることに。 「週末しか営業していないんですね。 平日は何されてるんですか?」 「いや、別に……。 このとおり店が小さいので……」 あ、あやしい!!! 店の大きさとか関係ないし! 平日は給食のパンでも供給しているのかと思いきやこの返答。 でも、パンは本当に美味しかった。 まわりはバリッと中はしっとりもっちり、程よい噛みごたえがあって素材の風味もしっかりある。 小麦の味も品のよい味わいだった。 東京の住みたい街ランキングでは常に上位にランイクインする代々木上原だが、その魅力はどこにあるのだろうか。 「この街はどんな人でも受け入れてくれる。 懐がデカイって言うのかな。 お屋敷もあれば、ボロいアパートもあって、当たり前だけど、住めば誰でも住民になれる。 同じ高級住宅街でも麻布だとこうはいかない。 麻布でボロい家に住んでも意味ないけど、上原だったらアリだからね」 まあちょっとリア充感が鼻につく部分もあったけど、個人的にはヴィレッジ感まではないかな、という結論に。 といいつつ、「代々木上原に住みたければ、渋谷区の他の地域に10年住んでから住め」とふちがみ氏はいう。 この街に似合う大人になるには、京王新線の駅あたりから始めましょうか。 地元の人はあんまり行かないけどね。 若い子向けだからそろそろ行きづらい(笑)。 100円のワインは飲み過ぎに注意。 予約がなかなか取れないらしい。 深くお詫び申し上げます。

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渋谷区代々木上原「フラワーマーケット花市場」|東京都中央卸売市場

代々木 上原 花屋

気になるあの街はどんな街だろう。 その街で活動するからこそ知り得る、街の変化の兆しや、行き交う人々の暮らしぶりを「街の先輩」に聞いてみました!「」、 第8弾は「代々木上原」です。 小田急線の代々木上原駅東口を出て、郵便局へ坂を上る途中、ポストの隣に、まるで元からそこに木々や花が茂っているかのように、街ゆく人の目印になっている花屋さんがあります。 踏み入れると、セピア調の色彩が視界に広がり、柔らかくて華やかな香りに満ちた、空間そのものがひとつの花束のようなお店が「ムギハナ」です。 オーナーの堀川英男さんに、代々木上原の日常を伺ってみました。 「ムギハナ」。 代々木上原駅東口から、小田急線の高架下をくぐり、旭坂を上ります。 だけど、顔を見るといいでしょう? 画一的な線引きはせず、ご自分の感性で選んだ、大切に育てられた花でお店を満たしたいと言う堀川さん。 少し離れたところに本店があり、そんなわけで、お店の正式名称は「mugihana 2nd」だそうです。 「これも結構珍しいもので、南アフリカから来てるんですよ。 いつぞや、この花を作ってる人がうちの店に見に来ることになったことがありました」(写真左下)と、花にまつわるエピソードは尽きません。 普段は閉じている本店は、代々木上原らしいかわいい路地にひっそりと佇みます。 上原は「この花見たことないね、いいね」って、僕の選んだ花を面白がってくれる人が多くて、お客さんとの距離が近いと感じていました。 最後は人ですね。 人に尽きます。 10年前に店を構えた当時は、商店街にお豆腐やさん、魚屋さん、お肉屋さんとあり、そこに花屋が加わったといった具合に、人もお店も日常の風景に溶け込みやすかったのだとか。 今も客足絶えない老舗のお豆腐屋さんの「太田屋」。 変わらない路地裏。 プロポーズの花を選びに来た男性が、今度は奥さんと共に結婚式の花を選び、子供が生まれたと報告してくれる喜び。 そして、涙をこらえ、溢れる思いを一輪に託す今生の別れの哀しみ。 お客様との思い出はずっと心に残るそう。 花は特に気持ちを込めやすいと思います。 楽しい時もそうですが、哀しい時も花は寄り添ってくれます。 そういう意味で、花屋は日常と密接になれると思うんです。 嬉しい時もあるけど哀しい時もある、誕生日もプロポーズも日常の一部ですからね。 だから、僕はお客さんと一緒に選んで、季節の移り変わりや世代を超えて付き合っていける花屋を作りたかったんです。 店舗拡大の話もあったのだけど、僕は手が届くところでやりたくてね。 毎日のことだから。 いらっしゃいませ。 近所にあるレストラン「シャントレル」の奥さまが、自転車でお花を買いにいらっしゃいました。 ムギハナにも自転車に乗ってやってくる地元のお客さんが多いのだとか。 堀川さんはお客様とお店を見回し、花の種類、いつまで飾る予定か、どんな雰囲気が好みかなど自然に聞きながらリズミカルに花を切り出していきます。 枝が広がった花束にシンプルなラッピング、10分足らずで花束が完成、締めて1,800円です。 奥さまは自転車に長い枝の花束を乗せ、坂を下って行きました。 あまりの早さに驚くと、シャントレルさんに限らず、花選びに長い時間は要さないとのことです。 付かず離れず、週に一回、必ずお花を買いに来る間柄。 日々の積み重ねの中で自然に生まれたコミュニティーがここにはあります。 花束を買って帰る日常のその実は、牛乳やパンのように、花束を自転車のカゴに乗せ、坂を上り降りするということなのかも・・・と思わせる取材中の代々木上原の出来事でした。 平日の代々木上原を歩いてみると、実感するのが自転車の多さ。 お洒落なカフェの前に立て掛けられた海外ブランドの自転車に加え、ママチャリを鳴らし坂を登るマダムや、子育てに大忙しなお母さんが電動自転車にまたがり颯爽と坂を下っていく光景がそこかしこで見られます。 ここ数年の街の変化について堀川さんは説明します。 2015年にオープンし、代々木上原の新たな顔となった「NODE UEHARA」。 外から人が入ってくる街になったのは確かですね。 また、若い世代の家族連れも格段に増えました。 昔は、この坂のすぐそこは崖でしたし、井の頭通りも細かったです。 けれど、風景が変わったと言えば駅前くらいかもしれませんね、そのぐらいだからいいのかもしれないですけどね。 上:ここ数年での変化が著しい代々木上原駅周辺。 /左下:ベビーカーを押すママの姿が目立ちます。 /右下:代々木上原と言えば、小田急線が通ります。 低層の住居地が広がり、開発が進んでもこの街の空気を変えるほどの変化はなく、むしろ新しいものが歴史あるものに馴染んでいくような変容のようです。 この鉢の木は、開店当時からあって、一目惚れしちゃったものなんです。 どこまで、伸びるかな~。 店の2階部分まで伸びているポスト隣の大きな木を見つめながら堀川さん。 静かにこだわりを持ち続け、木や花の話をする堀川さんから、温かみが滲み出るように感じられます。 坂道の風景を今日も静かに見つめるムギハナ店先の大きな鉢植え。 もちろん時代と共に自然に変化する部分もあると思うけど、日々を積み重ねて淡々とやっていければいいですね。 変わらない雰囲気というか、子供が大人になり、人のつながりが常にあって、やがてはお客さん同士が知り合いになって、輪が広がる場所、ずっとそこにあるものは変わらない街であればいいと思います。 路地裏には古民家を改装した新しいお店が点在します。 訪れたのは、夕暮れ時が近づく頃。 お店は明かりを落とし、夜のオープン準備中のよう。 辺りにはニンニクと野菜とローリエの香りが立ち込めて思わず目を閉じ「おいしそう~」と、この街の家庭的な一面に包まれます。 シンプルに見えて手の込んだスープを一口飲んで顔を上げると、ムギハナで買った花が目に入り心が和むーーそんなディナーの光景が目に浮かびました。 地元のみならず遠方からのファンも多いフレンチLes Chanterelles(シャントレル)。 あれもこれも、もっと欲しいとは思わない。 時間もお金も愛情も、ゆとりを持って手にするために取捨選択を重ねてきた。 やがて、それが自然で気取りのない、スタイルのある日常へと繋がってゆき、そしてその日常を積み重ねることが誇りとなる。 花を買って自転車に乗せて帰る、そんな日常の豊さが代々木上原にはあるようです。 ムギハナの店先にて、結構なサイズの花束も意外と安定して自転車のカゴに乗るようです。 花を買って帰ると言っても、花の種類は様々です。 もし、大輪のバラの花束を持って帰るなら、そこは白金エリア辺りかもしれません。 もし、ニコライバーグマンの宝石のようなフラワーボックスを持ち帰りたいと思うなら、そのお家は表参道、青山エリアにあるのかもしれません。 いやいや、気取りのないセロファン紙に包まれたワンコインの温かい花束がいいのですと言うのなら、降りる駅は菊名でしょうか? それらのどれでもなく、どれにも通じるような花束がいい、自分のお財布を開いて持って帰りたいのは、自然だけど細部まで計算されたさりげなくお洒落な花束がいい、と思っているならしっくりくるかもしれません、代々木上原。 その時はこの街の上り坂、下り坂、ぜひ自転車で家路へ向かってみては? <mugihana> 住所:東京都渋谷区上原1丁目36-14 営業時間:10:00〜19:00(日曜・祝日は10:00~18:00)火曜定休 ウェブサイト: 取材・文:國井千穂/撮影:國井千穂・cowcamo編集部/編集:THE EAST TIMES・cowcamo編集部.

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