メイアクト。 セフジトレン:メイアクトMS

メイアクトMS錠100mg

メイアクト

メイアクトMS錠・メイアクトMS顆粒(一般名:セフジトレンピボキシル)は、1994年から発売されている抗菌薬になります。 抗菌薬の中でも「第3世代セフェム系」という系統に属します。 抗菌薬というのは「細菌をやっつけるお薬」のことになります。 そのため抗菌薬は、主に細菌が身体に悪さをしている時に細菌をやっつけるために用いられます。 よく誤解されるのですが細菌とウイルスは異なり、抗菌薬はウイルスには効きませんので、ウイルス感染が原因である場合には用いてもほとんど意味がありません。 メイアクトMSは幅広い菌に対して効果を発揮します。 また作用も比較的強力で副作用も少ないため一般外来において呼吸器感染症や尿路感染症、耳鼻科系感染症などに対して広く用いられています。 しかし抗菌薬というのは、漫然と安易に用いて良いものではありません。 必要性をしっかりと見極めて使わないと、「耐性菌」を作ってしまったりと後々困った事態を引き起こしてしまうことになります。 抗菌薬にもたくさんの種類があります。 これらの中でメイアクトMSはどのような位置付けになるのでしょうか。 メイアクトMSの効果や特徴、どのような作用機序を持つお薬でどのような方に向いているお薬なのかについてみていきましょう。 1.メイアクトMSの特徴 まずはメイアクトMSの特徴について、かんたんに紹介します。 メイアクトMSはグラム陰性菌を始め、グラム陽性菌にもしっかりとした効果を発揮します。 そのため、呼吸器感染症、尿路感染症、耳鼻科系の感染症を始め、多くの感染症に有効な抗菌剤になります。 グラム陽性菌:グラム染色という染色法で染まる菌。 細菌細胞の外壁(ペプチドグリカン層)が厚い。 ブドウ球菌、肺炎球菌、レンサ球菌などが属する グラム陰性菌:グラム染色という染色法で染まらない菌。 細菌細胞の外壁(ペプチドグリカン層)が薄い。 インフルエンザ菌、大腸菌、モラキセラ・カタラーリスなどが属する メイアクトMSは第3世代セフェム系という種類に属する抗菌薬です。 セフェム系は第1世代から第4世代まであります。 各世代ごとに効く菌の特徴に違いはありますが、基本的には世代が上がるに連れ、幅広い菌に効くように改良されています。 メイアクトMSが属する第3世代は、基本的には「グラム陰性菌」という種類の菌にしっかりと効く種類の抗菌薬なります。 グラム陰性菌は大腸菌、クレブシエラといった尿路感染症(腎盂腎炎や膀胱炎など)の原因となることが多いため、第3世代は尿路感染症においては特に効果を得られやすいお薬です。 また一部の呼吸器感染症(咽頭炎・気管支炎・肺炎など)もインフルエンザ菌などのグラム陰性菌が原因となりますので、第3世代はこれらが疑われる呼吸器感染症に投与されることもあります。 更にメイアクトはこれらの特徴以外にも、• グラム陽性菌にも比較的効果がある(特に肺炎の原因として多い肺炎球菌や黄色ブドウ球菌、咽頭炎の原因として多いレンサ球菌などにも良く効く)• 抗菌薬が効きにくいグラム陰性菌である「嫌気性菌」にも効果がある という特徴があります。 グラム陽性菌は、肺炎球菌・ブドウ球菌などの呼吸器感染症に多い原因菌の他、表皮ブドウ球菌など、皮膚感染症の原因菌も多く含まれます。 メイアクトMSはこのように幅広い菌に効く抗菌剤であり、これが大きなメリットです。 また効果も強く菌をしっかりとやっつけてくれます。 メイアクトMSは外来でよく処方される抗菌薬の1つですが、その理由の1つはこのように幅広く・しっかりと効くからです。 しかし抗菌剤では、「幅広く効く」という事は「耐性菌を作りやすい」ということを同じ意味になります(耐性についての問題は後述します)。 耐性菌とは簡単に言えば、その抗菌薬に抵抗性を持ってしまう菌で、耐性が出来ると抗菌薬が効かなくなってしまいます。 必要な時にメイアクトMSを使うのは問題ありませんが、必要以上に使ってしまうと耐性菌を作ってしまい、後々抗菌薬が効かない身体になってしまうことがあります。 そのため抗菌薬は安易に用いていいものではありません。 特にメイアクトMSのような強く・幅広く効く抗菌薬は適応をしっかりと見極めて使用しなければいけません。 またメイアクトMSは副作用が比較的少ないというのも大きなメリットです。 腸内細菌を殺菌してしまう事により下痢や軟便といった副作用が生じることがありますが、全体的には副作用は少なく、安全に使えます。 以上からメイアクトMSの特徴として次のようなことが挙げられます。 【メイアクトMSの特徴】 ・細菌をやっつける抗菌薬である(ウイルスには効かない) ・グラム陰性菌に良く効く第3世代セフェム系である ・他の第3世代セフェム系と比べて、一部のグラム陽性菌にもよく効く ・他の第3世代セフェム系と比べて、嫌気性菌にも効く ・副作用は全体的に少なめだが、下痢に注意 ・幅広く効くため、安易に投与すると耐性菌が出来てしまうので注意 スポンサーリンク 2.メイアクトMSはどのような疾患に用いるのか メイアクトMSはどのような疾患に用いられるのでしょうか。 添付文書には、次のように記載されています。 【効能又は効果】 <適応菌種> メイアクトMSに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌、百日咳菌 <適応症> 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、副鼻腔炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、百日咳 メイアクトMSは、このように幅広い菌に作用し、幅広い細菌感染症に対して効果を発揮します。 メイアクトMSがしっかりと効く理由として、細菌をやっつけるために必要な抗菌薬の血中濃度よりも高い血中濃度を保ちやすいお薬だという特徴があります。 そのため、通常であれば抗菌薬が届きにくい部位の感染症に対しても用いられます。 メイアクトMSは耳鼻科領域で中耳炎などの治療にも用いられますが、これは高い血中濃度を保ち、抗菌薬が届きにくい部位にもしっかり届くお薬だからです。 また泌尿器系(腎臓・尿管・膀胱など)や呼吸器系(咽頭・気管支・肺など)を始め、皮膚、乳腺、胆嚢・胆管、生殖器系(子宮など)、眼周囲などにも届くため、幅広い適応を有しているのです。 3.メイアクトMSにはどのような効果・作用があるのか メイアクトMSは抗菌薬であり、細菌をやっつける作用があります。 メイアクトMSの主成分の「セフジトレンピボキシル」は、腸管から吸収される時にセフジトレンに代謝され、抗菌力を発揮するようになります。 セフジトレンは細菌の細胞の外側を覆っている「細胞壁」を合成する酵素をブロックするのがそのはたらきです。 これによって細菌は正常な細胞壁を作れなくなります。 するともろくなった細胞壁は容易に壊れてしまいます。 これがメイアクトMSの殺菌作用の機序になります。 抗菌薬は殺菌的に作用するもの(細菌を殺す)と、静菌的に作用するもの(細菌の増殖を抑える)の2種類がありますが、このうちメイアクトMSは殺菌作用を持つ抗菌薬になります。 メイアクトMSはこのような作用によって菌をやっつけますが、具体的にどのような菌に効くのでしょうか。 大腸菌などが原因として多い尿路感染症(腎盂腎炎・膀胱炎など)や一部のグラム陰性菌(インフルエンザ菌やモラキセラ・カタラーリスなど)が原因となることのある呼吸器感染症(肺炎・気管支炎など)に対して効果を発揮します。 また抗菌薬が効きにくいグラム陰性菌である嫌気性菌(ペプトストレプトコッカス属、アクネ菌、バクテロイデス属、プレボテラ属など)にもしっかりとした作用を示します。 具体的には、呼吸器感染症の原因として多い肺炎球菌やブドウ球菌属にも効きます。 また咽頭炎の原因として多いレンサ球菌属にも効果を発揮します。 メイアクトMSは第3世代のセフェム系でありながら、市中肺炎の原因として多い肺炎球菌に良好な活性を持っているのが特徴です。 メイアクトMSは、肺炎の原因として多い• 肺炎球菌(グラム陽性球菌)• インフルエンザ菌(グラム陰性桿菌) のどちらにも良好な活性を持っています。 スポンサーリンク 4.メイアクトMSの副作用 メイアクトMSは非常に多く処方されている抗菌薬です。 その一番の理由はメイアクトMSの安全性の高さにあります。 これは言い換えれば「副作用が少ない」という事です。 メイアクトMSは副作用が非常に少ないお薬です。 メイアクトMSの副作用発生率は0. 71~2%前後と報告されており、高い安全性を有しています。 生じうる副作用としては、• 消化器症状(下痢、軟便、嘔気、胃不快感など)• アレルギー症状(発疹など)• 肝酵素の上昇(AST、ALTなど)• 好酸球増多 などが報告されています。 特に認められやすいのは下痢・軟便になります。 なかでも3歳未満の子が服用すると、下痢・軟便は生じやすいと報告されていますので、小さい子がメイアクトMSを服用する時は注意が必要で、心配であればあらかじめ整腸剤なども併用しておいた方がいいかもしれません。 非常に稀ですが重篤な副作用としては、• ショック• 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎• 中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(SJS)• 間質性肺炎• 肝機能障害• 急性腎不全等の重篤な腎障害• 無顆粒球症• 低カルニチン血症 などが報告されていますが、適正に使用していれば滅多に見かけることはありません。 5.メイアクトMSの用法・用量と剤形 メイアクトMSは、 メイアクトMS錠 100mg メイアクトMS小児用細粒 10%(バナナ味) の2つの剤型があります。 ちなみに余談になりますが、メイアクトMSの「MS」ってどんな意味があるのでしょうか。 これは実は販売会社の頭文字を取っているだけです。 メイアクトMSは明治製菓が発売していますので、「MS(Meiji Seika)」だそうです。 メイアクトMSの使い方は、 <成人> 通常、成人には1回100mgを1日3回食後に経口投与する。 なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、重症又は効果不十分と思われる場合は、1回200mgを1日3回食後に経口投与する。 なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、成人での上限用量の1回200mgを1日3回を超えないこととする。 となっています。 メイアクトは空腹時に投与するより、食後に投与した方が血中濃度が高くなると報告されており、基本的には食後の服用が推奨されます。 また抗菌薬は大きく分けると効き方によって2種類に分けられます。 それは「時間依存型」の抗菌薬と「用量依存型」の抗菌薬です。 専門的な詳しい説明は省きますがかんたんに言うと、時間依存型の抗菌薬は、抗菌作用を発揮する濃度以上の濃度を「長い時間」保つことが菌をやっつけるためには重要になります。 そのため、なるべく服用回数を分割して、血中濃度を一定に保つことが効果を発揮するためには大切です。 一方で用量依存型の抗菌薬は、短期間であってもなるべく高い血中濃度を得ることが菌をやっつけるためには重要になります。 そのため、なるべく一回にまとめて服薬し高い血中濃度が得られるようにすることが効果を発揮するためには大切です。 メイアクトMSは時間依存性の抗菌薬になります。 そのため1日3回に分けて服薬することとなっています。 反対に例えばニューキノロン系の「クラビット」などは用量依存性の抗菌薬ですので、1日1回の投与を行います。 6.メイアクトMSが向いている人は? 以上から考えて、メイアクトMSが向いている人はどんな人なのかを考えてみましょう。 メイアクトMSの特徴をおさらいすると、 ・細菌をやっつける抗菌薬である(ウイルスには効かない) ・グラム陰性菌に良く効く第3世代セフェム系である ・他の第3世代セフェム系と比べて、一部のグラム陽性菌にもよく効く ・他の第3世代セフェム系と比べて、嫌気性菌にも効く ・副作用は全体的に少なめだが、下痢に注意 ・幅広く効くため、安易に投与すると耐性菌が出来てしまうので注意 というものでした。 幅広い菌に対して、しっかりと効くのがメイアクトMSの大きなメリットです。 そのため、「どの菌が原因かはっきり特定できないけど、でも取りあえず菌をやっつけないといけない」という状況ではとても助かるお薬になります。 しかし一方で色々な菌にしっかりと効いてしまうメイアクトMSは、耐性菌を作ってしまうリスクもあるお薬になります。 そのため、「明らかにグラム陽性菌の感染の可能性が高い」「明らかにグラム陰性菌の感染の可能性が高い」などと菌の予測・特定が出来ている場合は、もうちょっとピンポイントで効く抗菌薬の方が適していることもあります。 メイアクトMSは、耐性菌がなるべく出来にくいような工夫もされています。 菌をやっつけるために必要な血中濃度よりも高い血中濃度を保てるようにすることで、中途半端に効くという状態を防ぎ、これにより耐性菌ができにくくしています。 耐性菌は抗菌薬が中途半端に効いている時にもっとも生じやすいのです。 耐性菌が出来る前にしっかりと菌を全滅させることが出来れば耐性菌は生じません。 しかし中途半端に菌が生き残れるような環境だと、耐性菌が生まれてしまいます。 また、細菌の細胞壁合成に関係する酵素であるPSP2Xにしっかりとくっつくというのも耐性菌を生じにくくさせると考えられています。 しっかりとくっつけば、しっかりと抗菌作用が発揮されるため、耐性菌は生じにくくなります。 一方で中途半端にくっついていると抗菌作用も中途半端になるため耐性菌が生じやすいのです。 このような特徴はありますが、それでも耐性菌は全く生じないというわけではありません。 強く・幅広く効くからこそ使いどころを間違えず、本当に必要な時に使用していただきたい抗菌薬です。 7.抗菌薬の中でのメイアクトMSの位置づけ 抗菌薬は数多くありますが、その中でメイアクトというのはどのような位置づけになるのでしょうか。 抗菌薬の歴史は、1929年のペニシリンの発見から始まります。 ペニシリンはフレミングというイギリスの細菌学者の偶然の発見によって見出されました。 ブドウ球菌の培養を行っていた培地をたまたま放置していたところ、その培地にアオカビが混入してしまいました。 そして彼は、アオカビが混入した部位の培地はブドウ球菌の発育が抑制されていることに偶然気付いたのです。 ここから彼は「アオカビの何らかの成分にブドウ球菌をやっつける作用があるのではないか」と考えました。 そこからアオカビの成分を抽出し、ペニシリンを発見したのです。 ペニシリンの発見は医学史上の中でも革命的な出来事で、これにより私たちは細菌と闘う武器を手に入れました。 それまでは感染症により多くの命が奪われていましたが、ペニシリンの発見から、感染症による人類の死亡は見事に激減しました。 ペニシリンのすごいところは、私たち人間も、細菌も同じ「生物」なのに、細菌だけ攻撃するところです。 細菌はやっつけるのに、私たちの身体を攻撃することはほとんどないというのはよく考えればすごく不思議ですね。 なぜこのようなことが可能なのでしょうか。 実はペニシリンは、細菌に存在する「細胞壁」という細胞の外側を覆う壁を標的にしているのです。 ペニシリンは細菌の細胞壁を作るために必要な酵素のはたらきをブロックします。 すると細菌は正常な細胞壁が作れません。 もろい細胞壁が作られることになり、これによって細菌の細胞は容易に破壊されてしまいます。 これがペニシリンの殺菌作用の機序です。 そして注目すべきは、細菌の細胞には細胞壁がありますが、私たち動物の細胞には細胞壁がないというところです。 この「細胞壁」を標的にすることによって、抗菌薬は細菌には有毒でありながら、動物(人間含む)には無毒という理想的な機序を可能にしたのです。 ペニシリンの発見を機に、抗菌薬の開発・研究が盛んになり、その後多くの抗菌薬が開発されました。 その1つがメイアクトMSが属する「セフェム系」です。 1948年、セファロスポリンという抗菌作用を持つ成分が発見されました。 これがセフェム系抗菌薬の始まりになります。 セファロスポリンはペニシリンと同じように細菌の細胞壁を作る酵素をブロックすることで抗菌作用を発揮します(しかしペニシリンとはブロックする酵素が異なります)。 セファロスポリンの発見後、同様の構造を持つ抗菌薬が次々を改良を重ねられ開発され、これらは「セフェム系」と総称されるようになりました。 セフェム系は古いものから順に第1世代、第2世代、第3世代、第4世代と分けられています。 それぞれのおおよその特徴を挙げると• 第1世代:グラム陽性菌にしっかりと効く• 第2世代:グラム陰性菌にしっかり効き、グラム陽性菌にもある程度効く• 第3世代:グラム陰性菌にしっかり効き、グラム陽性菌にも結構効く• 第4世代:グラム陽性菌とグラム陰性菌に、しっかり効く となります(例外は多々あります。 理解しやすくするため、おおよそのイメージです)。 この中でメイアクトMSは第3世代に属します。 8.抗菌薬による耐性菌を増やさないために知って欲しい事 抗菌薬には様々な種類があります。 おおよそのイメージで言うと、古いお薬(ペニシリンや第1世代セフェムなど)は、効く菌が少なく、新しいお薬になるに連れて多くの菌に効くように改良されています。 一見すれば、たくさんの菌に効く新しい抗菌薬の方が良いように感じるでしょう。 しかし抗菌薬というのはそう単純なものではありません。 抗菌薬が標的とする細菌は生物です。 そして生物は絶滅しないよう、環境に応じて進化するという特徴があります。 そして、この進化は絶滅の危機に瀕すると生じやすくなります。 キリンの首は何故長いのかというお話を聞いたことがあるでしょうか。 キリンの首が長いのは、高い場所にある草を食べないと生きていけなかったからです。 そのため、首の短いキリンは死滅してしまい、首の長いキリンのみが生き残ったと考えられています。 「高い場所にしか草がない」という絶滅の危機において、キリンは環境に適応し進化したのです。 これと同じで、ある抗菌薬を使って細菌にとって絶滅の可能性のある環境を作ると、「抗菌薬に抵抗する力のある細菌」が生まれ、増殖してしまうということが起こります。 このような菌を「耐性菌」と呼びます。 ある抗菌薬に耐性を持ってしまう菌が生まれると、その抗菌薬はもう効かなくなります。 1つの抗菌薬に耐性があるだけなら、抗菌薬の種類を変えれば解決しますが、これを繰り返していると最終的には、「どの抗菌薬も効かない菌(多剤耐性菌)」が出来てしまいます。 これは人類にとって大きな脅威です。 多剤耐性菌が世の中にまん延するようになれば、また昔のように多くの方が感染症で死んでしまう未来が来るかもしれません。 更にやっかいなことに細菌はプラスミドという遺伝子を持っており、この遺伝情報は細菌から細菌へ容易に受け渡すことが出来ると考えられています。 つまり、ある菌がある抗菌薬に耐性を持ってしまうと、その「薬剤耐性」という遺伝情報をすぐに別の菌にも渡せてしまうのです。 これによりあっという間に耐性菌は身体の中で増えてしまいます。 耐性菌というのは、私たちにとって非常に怖い存在であり、できる限り耐性菌を作らないように注意しながら抗菌薬は使っていかなければいけません。 この耐性化を防ぐためには、抗菌薬を「必要な時のみ」「必要な期間のみ」「必要な作用のみ」で使うことが非常に重要です。 まず、抗菌薬は「必要な時のみ」使うようにしなければいけません。 熱が出たら取りあえず抗菌薬を飲む、などというのはしてはいけません。 例えば身近な疾患として風邪(急性上気道炎)がありますが、風邪の原因のほとんどは細菌ではなく「ウイルス」だと言われています。 そして抗菌薬はウイルスには効きません。 つまりウイルス性の風邪に対して抗菌薬を服用するというのは、無意味なだけでなく、ただただ耐性菌をせっせと身体の中に作ってしまっているだけなのです。 こうなってしまうと、本当に抗菌薬が必要な病気が生じた時、すでに身体の中が耐性菌だらけになっていて、抗菌薬が効かなくなっているという事態が起こり得ます。 また、抗菌薬が必要な状況だとしても、「まだ心配だから」と不要に長期間服薬することも良くありません。 抗菌薬へ身体がさらされる期間が長ければ長いほど、細菌が耐性を獲得するチャンスが増えてしまうからです。 必要な時に抗菌薬を使うのは問題ありません。 医師が必要だと判断するのであればしっかりと使いましょう。 しかし漫然と使うのはよくありません。 抗菌薬はしっかりと短期間使うのが一番耐性菌を作りにくいと考えられています。 反対に中途半端にダラダラと使い続けると耐性菌は作られやすくなります。 そして最後の注意点として、抗菌薬は「必要な作用のみ」が理想です。 例えばグラム陽性菌による感染なのに、「グラム陽性菌にもグラム陰性菌にも効く抗菌薬」を投与してしまうのは最善の治療とは言えません。 確かにグラム陽性菌をやっつけることは出来ます。 しかし今回の感染の原因になっていないグラム陰性菌に対しては耐性を獲得させてしまう可能性があるからです。 この場合はグラム陽性菌にしか効かない抗菌薬を使うのが理想で、そうすればグラム陰性菌に耐性を獲得させずに済みます。 メイアクトは幅広い菌に抗菌作用を持ちます。 そのため「どの菌が原因菌なのか分からない」「でも早く治してあげないとまずい状態」であれば、使うメリットはあります。 しかし「明らかに〇〇菌の可能性が高い」と推定できるのであれば、より効く範囲の狭い抗菌薬を選択した方が、不要に耐性菌を作らないで済むのです。 細菌の抗菌薬への耐性化は、年々進んでいます。 このまま抗菌薬の乱用が続けば、いずれどの抗菌薬も効かなくなってしまう菌(多剤耐性菌)が多くなるだろうと指摘する専門家もいます。 そうなってしまえば、人類にとっては大きな脅威です。 そのような未来にしないためにも、抗菌薬は「必要な時のみ」「必要な期間のみ」「必要な作用のみ」を意識したいところです。 間違ってもウイルス性の風邪を治す目的で抗菌薬を服薬してはいけません。 カテゴリー• 247•

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メイアクトMS錠100mgの効果・用法・副作用

メイアクト

>抗菌薬 セフェム系 第3世代 価格 100mg1錠:46円/錠 製薬会社• 製造販売元: 効能・効果 用法・容量 効能・効果• <適応菌種>セフジトレンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌• <適応症>表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎 用法・用量• 通常、成人にはセフジトレン ピボキシルとして1回100mg(力価)を1日3回食後に経口投与する。 なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、重症又は効果不十分と思われる場合は、1回200mg(力価)を1日3回食後に経口投与する。 禁忌 【禁忌】 次の患者には投与しないこと• 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 原則禁忌 次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること• セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者 副作用 ショック、アナフィラキシー(0. 1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0. 1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0. 1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線像異常、好酸球増多等を伴う 間質性肺炎、PIE症候群(0. 1%未満)等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。 黄疸、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの著しい上昇等を伴う 肝機能障害(0. 1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 急性腎障害等の重篤な腎障害(0. 1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 無顆粒球症(0. 1%未満)、 溶血性貧血(0. 1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 注意 慎重投与 次の患者には慎重に投与すること ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者 高度の腎障害のある患者[血中濃度が持続する。 (【薬物動態】の項参照)] 高齢者[「高齢者への投与」の項参照] 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。 ] 重要な基本的注意 ショックを起こすおそれがあるので、十分な問診を行うこと。 適用上の注意 薬剤交付時 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。 (PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている) 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。 高度の腎障害のある患者には、投与間隔をあけて使用すること。 (「慎重投与」及び【薬物動態】の項参照) 咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、副鼻腔炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。 高齢者への投与 高齢者とそれ以外の成人では副作用に差がみられなかったが、一般に高齢者では生理機能が低下しているので、次の点に注意して、投与間隔を変更するなどして投与すること。 本剤は腎機能低下患者で排泄に遅延が認められているので、高齢者では血中濃度が高く推移する可能性がある。 類薬で、高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向があらわれるとの報告がある。 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 [妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。 また、妊娠後期にピボキシル基を有する抗生物質を投与された妊婦と、その出生児において低カルニチン血症の発現が報告されている。 ] 小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。 小児(特に乳幼児)においてピボキシル基を有する抗生物質(小児用製剤)の投与により、低カルニチン血症に伴う低血糖があらわれることがある。 血清カルニチンが低下する先天性代謝異常であることが判明した場合には投与しないこと。 (「その他の注意」の項参照) 薬物動態 本剤とメイアクト錠100の生物学的同等性が確認されている。 メイアクト錠100の承認時データ 吸収・分布 血中濃度 健康成人に1回100mg、200mgをそれぞれ食後経口投与した場合、セフジトレンの血清中濃度・薬物動態パラメータは、図1・表1のとおりであり、用量依存性を示した。 また、空腹時より食後投与の方が、吸収は良好であった。 4 1. 66 0. 80 3. 67 200 2. 0 3. 44 1. 06 10. 02 体液、組織内濃度 患者の喀痰、扁桃組織、上顎洞粘膜、皮膚組織、乳腺組織、胆嚢組織、子宮腟部、子宮頸部、瞼板腺組織、抜歯創内等への移行が認められた。 また、乳汁中への移行は認められなかった。 5%であった( in vitro)。 代謝・排泄 セフジトレン ピボキシルは、吸収時に代謝を受け、抗菌活性を有するセフジトレンとピバリン酸になる。 ピバリン酸は、カルニチン抱合をうけ、尿中にピバロイルカルニチンとして排泄される。 セフジトレンは、ほとんど代謝を受けることなく、主として尿、及び胆汁中に排泄される。 健康成人に1回100mg、200mgをそれぞれ食後経口投与した場合、セフジトレンとしての尿中排泄率(0~24時間)は約20%であった。 32 1. 13 10. 2 中等度〔30~50〕 4 4 2. 17 2. 06 16. 4 高度〔<30〕 2 8 3. 70 5. 68 53. 60 5. 37 50. 一般名同一薬剤リスト• Meiji Seikaファルマ株式会社 薬剤一覧•

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メイアクト(セフジトレンピボキシル)の副作用や効果について!

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気になる所から確認してみよう• メイアクトMS錠とは? メイアクトMS錠はセフェム系と呼ばれる抗生物質の1つです。 黄色ブドウ球菌、大腸菌、表皮ブドウ球菌などの 細菌によって引き起こされる感染症の治療に使用されています。 気管支炎 きかんしえん や 咽頭炎 いんとうえん 、中耳炎 ちゅうじえん 、 副鼻腔炎 ふくびくうえん などの感染症で処方されることが多く、使用したことがある方も多い薬だと言えるでしょう。 抗生物質とは? 細菌による感染症にかかると処方される抗生物質ですが、一体どのようなものなのでしょうか? ここでは抗生物質の働きについて見ていきます。 抗生物質とは、抗菌性物質のことで殺菌作用を持つ 抗生物質は病原体に殺菌的あるいは静菌的に作用する薬で、アオカビなどの微生物によって作られる抗生物質もありますが、現在ではほとんど化学合成されています。 皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。 メイアクトMS錠の効果 メイアクトMS錠は細菌を殺菌する効果のある抗生物質で、幅広い細菌性感染症 一部を除く に高い効果を発揮することが知られています。 特にグラム陰性菌と呼ばれる、細胞外壁の薄い細菌類により引き起こされる感染症に効果を発揮します。 ここでは メイアクトMS錠の効果が期待できる主な病気を2つご紹介します。 気管支炎 きかんしえん 急性と慢性に分けられる呼吸器疾患 こきゅうきしっかん の1つで、気管支が炎症を起こすことで発症します。 風邪と症状が似ている為、区別がつきづらく、そのまま放置しておくと肺炎 はいえん に進行することもあります。 長引く咳や就寝中のぜえぜえという喘鳴 ぜんめい 、黄色や緑色の痰 たん が出るなどの場合には、細菌に感染して急性気管支炎を起こしている可能性が高いでしょう。 慢性気管支炎は、喫煙 きつえん や受動喫煙 じゅどうきつえん が原因のことが多く、これらの環境を変えなければ完治は難しいと言われています。 細菌が原因の場合のみ、メイアクトMS錠などの抗生物質の投与で治療することができます。 【関連記事】 膀胱炎 ぼうこうえん 細菌が尿道 にょうどう から膀胱に侵入することで炎症を起こし、男女比では 女性が圧倒的に多いと言われている病気です。 女性に多い理由は、身体の構造的に男性よりも女性の方が尿道が短い為 女性の方が男性よりも10㎝近く短い 、細菌が侵入、感染しやすい環境だからだと言えるでしょう。 排尿後のしみるような痛みや残尿感、血尿 けつにょう などの症状を引き起こします。 治療は、 体内に侵入した細菌を早く体外へ排出させることが重要だとされており、水分をたくさん取って尿として出すことで細菌を洗い流す効果があります。 また、それと同時に体内の 細菌を死滅させる為にメイアクトMS錠などの抗生物質を内服する治療が一般的です。 【関連記事】 その他こんな場合にも処方されます その他にも様々な感染症にメイアクトMSは処方されます。 メイアクトMSはアクネ菌に対する抗菌力もあり、皮膚科でニキビ治療の内服薬としても使用されます。 また、インフルエンザで病院を受診した際、「何種類か薬をもらったけど、メイアクトも含まれていた」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 これはメイアクトMSにインフルエンザを治す効果があるのではなく、「インフルエンザが原因で別の感染症を発症しないように」するために処方される薬です。 免疫力の弱い子供や老人に併せて処方されることが多いです。 感染予防のために処方されるのであり、肺炎や中耳炎予防のためです。 マイコプラズマなどには効果がありません。 その他にも副鼻腔炎、蓄膿症、扁桃腺、溶連菌など幅広い症状に使用されています。 スポンサーリンク メイアクトMS錠の効果が出始めるのはいつ頃か 抗生物質は細菌を死滅させ、殺菌することで病気の原因を除去する原因療法として使われます。 そのため、今出ている自覚症状をすぐに緩和させる効果はあまり期待できないでしょう。 効果が出始めるのは処方された分を飲み切った後と考えるのが良いと言えます。 症状や医師によって処方される日数が異なるので、 処方された日数を1つの目安としておくのが良いでしょう。 ただし、メイアクトMS錠があまり効かない場合もある為、処方された分を飲み切っても症状が改善されない場合は、別の抗生物質が処方されることもあります。 メイアクトMS錠の副作用 メイアクトMS錠は、副作用が少ないと言われるセフェム系の抗生物質です。 同じく抗生物質の1つであるペニシリンはアレルゲンとなり得る場合があり、 ペニシリンによるアレルギー反応はペニシリンショックと呼ばれています。 メイアクトMS錠などのセフェム系抗生物質は、副作用が比較的少ない為、現在は抗生物質の大半を占めていますが、 まれにアレルギー症状などの副作用が出ることがあります。 主な副作用として、下痢、軟便、嘔気、胃不快感等の消化器症状、及び発疹等のアレルギー症状があります。 このような症状が出た場合は、医師や薬剤師に相談してください。 また、まれに起こる副作用としては、ショック、アナフィラキシー様症状、偽膜性大腸炎、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、間質性肺炎、PIE症候群、肝臓・胆管系障害(肝機能異常、肝機能障害、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇)などがあります。 ショック、アナフィラキシー様症状では、顔面蒼白、冷や汗、呼吸困難などの症状、偽膜性大腸炎では、発熱、下痢、腹痛、血 便などの症状があります。 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症では、発熱、中央に浮腫を伴った紅斑、眼球結膜の充血といった症状があり、間質性肺炎、PIE症候群では発熱、から咳、息切れの症状があります。 また、肝機能障害の自覚症状としては全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 これら以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。 なお、抗生物質に多く見られる牛乳アレルギーに反応するカゼインナトリウムですが、メイアクトMSはカゼインナトリウムを添加物として含まない薬です。 頭痛や鼻水、喉の痛みなど体調不良に陥る場合もありますが、薬の服用期間を過ぎると症状は消えます。 また、 吐き気や嘔吐 おうと 、下痢 げり などが起きることもあります。 抗生物質を服用するとお腹がゆるくなりがちだと言う方は、医師に相談し、整腸剤 せいちょうざい を一緒に処方してもらうと良いでしょう。 自己判断で他の医薬品と一緒に服用することは避け、 副作用が出た場合や飲み合わせなどは必ず医師や薬剤師に相談してください。 メイアクトMSを服用中に飲酒してもいいの? 飲酒によって体内に摂取されたアルコールはアセトアルデヒドに分解されます。 アセトアルデヒドは身体の中を一周した後に水と酢酸に分解されるのですが、この循環がうまくいかないと「二日酔い」症状が出ます。 メイアクトMSはセフェム系抗生物質に分類されますが、セフェム系抗生物質はこのアセトアルデヒドの代謝を阻害する働きがあります。 そのためメイアクトMSの効果が持続する期間にアルコールを摂取すると、ひどい二日酔いになる可能性が高いです。 可能な限り、メイアクトMSを服用中の飲酒は避けましょう。 どうしても外せない飲酒の席がある場合は、メイアクトMSの服用から2時間~6時間空けておくと影響が少なくて済みます。 まとめ 以上、メイアクトMS錠についての効果や副作用についてでしたがいかがでしたか? 抗生物質がアオカビなどの微生物によって作られていることに驚いた方も多いのではないでしょうか? 細菌に対して高い殺菌作用があるセフェム系のメイアクトMS錠ですが、使用上の注意など重要なことが他にもあります。 これらについては「メイアクトMS錠 小児用と大人用の違い!飲み合わせも解説!」の記事を参照してください。 薬には副作用がつきものですので、しっかり容量、用法を守って使用するようにしましょう。 当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。 スポンサーリンク.

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