バラモン 教。 バラモン教(ヒンドゥー教)と仏教の7つの違い

仏陀は異端の存在だった【仏教とバラモン教※古代ヒンドゥー教】

バラモン 教

ブラーフマナとは古代での根本原理を指すから派生した形容詞転じて名詞。 つまり「ブラフマンに属する 階級 」の意味である。 ブラフミン(Brahmin)ともいう。 歴史的起源 [ ] 頃、インドが原住民族のを支配するためにを作り出した。 これはヴァルナ(四種姓)の起源を、神話上のに求めるヒンドゥー教徒の考え方とは相容れない。 神話的起源 [ ] 『』に収載された「プルシャ賛歌」によれば、神々がを行うにあたって原人プルシャを切り分けた時、口の部分がバラモンとなり、両腕がラージャニヤ(クシャトリヤ)となり、両腿がヴァイシャとなり、両足はシュードラとなった、という。 仏教での用例 [ ] の経典の一つ『』(漢訳は『法句経』)26:393では、著者(に擬せられる)は以下のように、出身階級による差別を明確に否定している。 同書の第26章「バラモン」全体では、執着を断ち切っての境地に達し、完成された人をバラモンと呼ぶことを繰り返し強調している。 を結っているからバラモンなのではない。 氏姓によってバラモンなのでもない。 生れによってバラモンなのでもない。 真実と理法とをまもる人は、安楽である。 かれこそ(真の)バラモンなのである。 では、渡来した人の仏教僧全てを、出身のカーストにかかわらず婆羅門と呼んでいる。 中近代のバラモン [ ].

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仏教の歴史を学ぶ!バラモン教とアーリア人、カーストの時代

バラモン 教

目次 クリックでジャンプ• バラモン教は、ブッダ当時、階級社会の頂点の存在 ブッダが生まれるもっと前のインダス文明時代、紀元前2500年頃のインドはドラヴィダ人が住んでいました。 しかし、違う民族のアーリア人が侵略してきたと言われています。 侵略してきたアーリア人は自分たちが優位になるように、 身分制度の「ヴァルナ」の制度をつくりあげます。 かれらは 身分の一番高いバラモンとなり、下の階級の人々を支配していきます。 身分が頂点の バラモンは宇宙の創造神である梵天ブラフマンを最高神として、梵天ブラフマンに 祈りを捧げる祭事中心の社会をつくります。 最高神の梵天ブラフマンに祈りを捧げることができるのは身分の一番高いバラモンだけです。 この祭事を独占していったのがバラモン教のはじまりです。 ヴェーダ聖典をつくり、梵天ブラフマンが最高神 身分の一番高いバラモンは天の神へ祈る儀式の方法や、天の神に捧げる歌などを 聖典「ヴェーダ」にして作り上げていきます。 その 聖典「ヴェーダ」の中では、宇宙の創造神の梵天ブラフマンが最高神で、他に三十三天がでてきます。 全神界を表現した天・空・地に分けた三界があり、天・空・地それぞれの世界に11名の天の神が存在しています。 その天の神を総称して三十三天といいます。 仏教にも天の神の思想が取り入れられる これらバラモンの天の神の思想は仏教でも引き継がれますが、バラモン教で最高神の梵天ブラフマンは仏教においては地位の低い天の神で扱われます。 () また、バラモン教の最高神の梵天ブラフマンがブッダに教えを聞きに来てブッダに帰依するすがたなど原始仏典にでてきます。 仏教がバラモン教の祭事独裁主義に反対していたことが天の神の扱い方でもわかります。 当時の時代背景や地域性から推定してみても、バラモン教と融合してから、バラモン教の差別化で仏教僧団が当時の人々に影響を与えて拡大していったと推測して解説されています。 1.ベナレス(最初の説法、初転法輪の場所)はバラモン教の霊場であった。 2.初転法輪した五人の比丘もバラモン教徒であった。 3.ブッダも最古層の教典「ダンマパダ」ではバラモンと呼ばれていた。 4.ブッダ以外の沙門達(アージヴィカ教、ジャイナ教)も活躍していてバラモンと呼ばれていた。 など、 当時理想的な修行者のことをバラモンと呼んでいて、昔の法を守っていた聖者のバラモンたちのことはブッダも称賛しているが、今のバラモンは祭事中心で法を守っていないのでブッダは批判していることも原始仏典にはでてきています。 1、賛歌「リグ・ヴェーダ」 稲妻を武器にするインドラ神が英雄神で、アーリア人の敵を打ち破ることなどが描かれているみたいです。 第三巻作者 ヴェッサーミッタ 第四巻作者 ヴァーマデーヴァ 第六巻作者 バーラドヴァージャ 第七巻作者 ヴァーセッタ とされています。 2、歌詠「サーマ・ヴェーダ」 3、祭司「ヤジュール・ヴェーダ」 4、呪法「アタルヴァ・ヴェーダ」 バラモン教の聖者のことは、たいへんよく原始仏典にでてきます。 ブッダの口からも昔のバラモンの聖者はヴェーダを編成し素晴らしかったが、今のバラモンはそれを行うだけでよくないと批判もしています。 経典の内容もバラモン教の聖者がブッダの教えを聞いて、ブッダに帰依して仏教徒になる帰仏物語が長部経典によく出てきます。 さらに、ブッダはこのバラモン教の聖典「ヴェーダ」も徹底的に批判しています。 第13経「三明経」にはこのように出てきます。 ヴェーダについて少し補足もしておきます。 三明(さんみょう)三つの明知 バラモン教での三明は、 「リグ・ヴェーダ」「サーマ・ヴェーダ」「ヤジュール・ヴェーダ」のことを言い、この三つのヴェーダに精通しているバラモンを「三つの明知をそなえたバラモン」と呼びます。 しかし、仏教ではこの三明の意味を、 宿命通(しゅくみょうつう)、自分や他人の前世を見る能力 天眼通(てんげんつう)、自分や他人の未来の生死を見る能力 漏尽通(ろじんつう)、苦の真理を知って、一切の煩悩を断つこと と瞑想で得られる神通力の内容に変えて、三明と表現しています。

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バラモン教とは?聖典ヴェーダやカースト制度との関係なども解説

バラモン 教

概要 [ ] 古代のと解釈してもよい。 (ヴェーダ教、: Vedic religion)とほぼ同一の意味である。 言い換えることも可能であるが、(ヴェーダ教)という言葉はあまり用いられていない。 バラモン教にインドの各種の民族宗教・民間信仰が加えられて、徐々に様々な人の手によって再構成されたのが現在のヒンドゥー教である。 バラモン教 Brahmanism という名前は後になってヨーロッパ人がつけた名前で、仏教以降に再編成されて出来たヒンドゥー教と区別するためにつけられた。 (ただし、ヒンドゥー教という言葉には、バラモン教を含む考えもある。 ヒンドゥー教は、広義ではインドにあり、また、かつてあったもの一切が含まれていて、では先史文明のまで遡るものであるが 、一般的には、のインド定住以後、現代まで連続するインド的伝統を指す )。 イギリス人は、このうち仏教以前に存在したバラモン中心の宗教をバラモン教( Brahmanism、ブラフミンの宗教)、バラモン教の時代の宗教思想をヴェーダの宗教(ヴェーダ教)と呼んだ。 なお、ヒンドゥー教 : Hinduism という名前もヨーロッパ人によって付けられた名前であり、 インドには特にヒンドゥー教全体をまとめて呼ぶ名前もなかった。 [ ] とは司祭階級のこと。 正しくはブラーフマナというが、音訳された漢語「婆羅門」の音読みから、日本ではバラモンということが多い。 バラモンは祭祀を通じて神々と関わる特別な権限を持ち、宇宙の根本原理に近い存在とされ敬われる。 最高神は一定していない。 儀式ごとにその崇拝の対象となる神を最高神の位置に置く。 階級制度であるを持つ。 司祭階級バラモンが最上位で、(戦士・王族階級)、(庶民階級)、(奴隷階級)によりなる。 また、これらのに収まらない人々はそれ以下の階級パンチャマ()とされた。 の移動は不可能で、異なるカースト間の結婚はできない。 教義 [ ] 神々への賛歌『ヴェーダ』を聖典とし、天・地・太陽・風・火などのをし、司祭階級が行う祭式を中心とする。 そこでは人間がこの世で行った行為(・)が原因となって、次の世の生まれ変わりの運命()が決まる。 人々は悲惨な状態に生まれ変わる事に不安を抱き、無限に続く輪廻の運命から抜け出すの道を求める。 転生輪廻(サンサーラ)は、インドのバラモン教の思想である。 この教えによれば「人間はこの世の生を終えた後は一切が無になるのではなく、人間のカルマ(行為、業)が次の世に次々と受け継がれる。 善因は善果、悪因は悪果となる。 これを六道輪廻の宿命観という。 何者もこの輪廻から逃れることはできない。 それは車が庭を巡るがごとし」と唱え、「その鍵はカルマ(行為、業)にある」という。 [ ] 歴史 [ ] 「」も参照• 頃、がインドに侵入し、先住民族であるを支配する過程でバラモン教が形作られたとされる。 頃、アーリア人とドラヴィダ人のが始まり、宗教の融合が始まる。 からにかけて、バラモン教の教えを理論的に深めた哲学が形成される。 頃に、4大ヴェーダが現在の形で成立して宗教としての形がまとめられ、バラモンの特別性がはっきりと示される。 しかしそれに反発して、多くの新しい宗教や思想が生まれることになる。 現在も残っているやもこの時期に成立した。 新思想が生まれてきた理由として、経済力が発展しバラモン以外の階級が豊かになってきた事などが考えられる。 カースト、特にバラモンの特殊性を否定したこれらの教えは、特にバラモンの支配をよく思っていなかったクシャトリヤに支持されていく。 前後、地域の民族宗教・民間信仰を取り込んで行く形で神や神の地位が高まっていく。 1世紀頃にはバラモン教の勢力は失われていった。 になり他のインドの民族宗教などを取り込み再構成され、ヒンドゥー教へと発展・継承された。 ヒンドゥー教との差異 [ ] バラモン教は、必ずしもヒンドゥー教と等しいわけではない。 たとえばバラモン教に於いては、中心となる神は、、などであったが、ヒンドゥー教においては、バラモン教では脇役的な役割しかしていなかったやが重要な神となった。 ヒンドゥー教でもヴェーダを聖典としているが、叙事詩(ギータ)『』、『』、などの神話が重要となっている。 脚注・出典 [ ] [].

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