パラサイト 半 地下 あらすじ。 パラサイト半地下の家族をレビュー!ネタバレあらすじと評価・アカデミー賞受賞の理由も考察|シネマテラス

【ネタバレ考察】『パラサイト 半地下の家族』ブルジョワは今そこにある危機に気づけないチェ・ブンブンのティーマ

パラサイト 半 地下 あらすじ

『パラサイト 半地下の家族』(기생충,寄生虫,PARASITE, 2019) カンヌ映画祭パルムドール受賞作 2019年5月、 第72回カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門で最高賞のパルムドールに選ばれた、韓国の ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族(原題:기생충 キセンチュン 寄生虫)』という映画があります。 6月17日にはオーストラリアの シドニー映画祭でも最高賞の「シドニー・フィルム・プライズ」を受賞したと聯合ニュースが伝えていました。 この映画は世界192か国に販売され、韓国映画で最多海外販売を記録しました。 貧富の格差を扱った内容なので、北朝鮮の対外宣伝用メディア「朝鮮の今日」が名指しでこの映画を例に挙げ、資本主義制度が貧富の格差を拡大させているとしたうえで、それに対して北朝鮮は人々が平等な生活を享受していて世の人々のあこがれの対象となっていると6月18日に報じたと中央日報や朝日新聞が記事にしていたのでご存知の方もいらっしゃると思います。 韓国では5月30日に公開され、私はその直後に実は見てきたのですが、内容が私にはあまりにも衝撃的だったのでレビューを書く気が起きずに今まで時間がたってしまいました。 今日は重い腰を上げて、この映画を紹介します。 (追記)日本でも 2020年1月10日から全国公開されます。 (追記)3部門にノミネートされ、2020年1月5日に発表された 第77回ゴールデングローブ賞では外国語映画賞に輝きました! (追記)2020年1月13日に 第92回アカデミー賞の全ノミネート作品と候補者が発表されました。 それによると、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」は 作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)のあわせて6つ(!)の部門にノミネートされたということです。 韓国映画がアカデミー賞の最終候補にノミネートされたのはこれが初めてです。 すごいですね!第92回アカデミー賞授賞式は2020年2月9日(米国時間)、アメリカ・ハリウッドのドルビー・シアターで開催されます。 期待が膨らみます。 (追記)2020年2月10日(日本時間)、「パラサイト 半地下の家族」は 第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞し、アジア映画初の4冠を達成しました!英語ではない外国語で作られた映画が作品賞を受賞したのは92年のオスカー史上初の快挙です。 映画『パラサイト』の基本情報 題名:『パラサイト 半地下の家族 PARASITE,(原題:기생충 キセンチュン 寄生虫)』2019 観覧客の評価点:9. 09 記者・評論家の評価点:9. 06 ネチズンの評価点:8. 50 ジャンル:ドラマ 制作国:韓国 時間:131分 公開日 韓国 :2019年5月30日 日本全国公開日:2020年1月10日(金)(追記) 日本先行公開:2019年12月27日(追記) 年齢制限 韓国 :15歳以上観覧可 注意:親子で見に行くには気まずいシーンあり! 韓国内累積観客数:8,550,655人 2019. 09 基準。 なんと1000万人突破!ちなみに韓国の人口は約5000万人です。 日本国内観客動員数:100万人突破(2020. 05 基準) 日本興行収入:14億円突破(2020. 05 基準) 全米興行収入:3330万ドル突破(2020. 02 基準) アメリカ外国語映画歴代ボックスオフィス6位記録(2020. 02 基準) 監督: 봉준호(ポン・ジュノ:BONG Joon ho)監督 「ポンテイル」とあだ名されるほど、緻密でディティールにこだわることで有名なポン・ジュノ監督。 撮影前にシナリオを漫画のように細部まで描いたストーリーボードを自ら作成し、俳優とスタッフに配ったそうです。 それがこの作品の完成度を高めていることは確実です。 小物一つ一つにも意味をもたせ、見る人にその意味を解き明かしたいという欲求を持たせます。 だから何度も見たくなってしまうし、だれかと議論したくなってしまうのです。 以下はポン・ジュノ監督の弁です。 「『パラサイト』はともに生きていくことの難しさに対する話だ。 そこから染み出てくる笑いと恐怖と悲しみに関する悲喜劇で、観客は完全に異なる二つの家族に繰り広げられる予測不能な状況を見守ることになる。 観覧後にいろいろな考えが浮かぶ映画であることを望む。 」 代表作は「殺人の追憶」(2003)、「グエムル 漢江の怪物」(2006)、「母なる証明」(2009)など。 1969年、韓国・大邱生まれ。 出演者 キャスト): 송강호 ソン・ガンホ 김기택 キム・ギテク役 全員無職家族の家長。 이선균 イ・ソンギュン 박동익 パク・ドンイク社長役 グローバルIT企業のCEO。 成功者の典型。 조여정 チョ・ヨジョン 연교 ヨンギョ役 パク社長の奥さん。 シンプルな性格。 최우식 チェ・ウシク 김기우 キム・ギウ役 全員無職家族の長男。 友人から高額の家庭教師のバイトを紹介される。 박소담 パク・ソダム 김기정 キム・ギジョン役 全員無職家族の娘。 이정은 イ・ジョンウン 문광 ムングァン役 パク社長の家の住み込み家政婦。 장혜진 チャン・ヘジン 충숙 チュンスク役 全員無職家族の母親。 元ハンマー投げのメダリスト。 정지소 チョン・ジソ 박다혜 パク・ダヘ役 パク社長の高2の娘。 정현준 チョン・ヒョンジュン 박다송 パク・ダソン役 パク社長の小3の息子。 박명훈 パク・ミョンフン 근세 グンセ役 家政婦ムングァンの夫。 『パラサイト』のあらすじ(シノプシスより翻訳) 「迷惑をかけたくはなかったんです。 」 家族全員無職で生活は苦しくても仲はいいギテク기택 ソン・ガンホ송강호 家族。 長男のギウ기우 チェ・ウシク최우식 に、名門大学生の友達が紹介してくれた高額の家庭教師の職はやっと訪れた固定収入の希望だ。 家族全員の期待を背負ってパク社長박사장 イ・ソンギュ이선균 の家に向かうギウ。 グローバルIT企業のCEOであるパク社長の邸宅に到着すると若くて美しい奥さんヨンギョ연교 チョ・ヨジョン조여정 がギウを迎える。 しかし、このようにして始まった二つの家族の出会いの先には、取り返しのつかない事件が待っていた…。 映画『パラサイト 半地下の家族』の題名について この映画の題名は、日本語及び英語では『パラサイトPARASITE』、韓国語の原題では『기생충』(韓国語の発音: キセンチュン 漢字で書くと「寄生虫」)となっています。 本当の寄生虫が出てくるわけではなく、寄生する人物が出てきます。 ギテク(기택)のギ(기)とチュンスク(충숙)のチュン(충)という字は寄生虫(기생충 キセンチュン)の最初と最後の字からとったそうです。 子どもたちのギウ(기우)とギジョン(기정)にもギ(기)の字が使われています。 日本公開にあたり「半地下の家族」という副題がつけられました。 ギテク一家は言葉通りの半分地中に埋まった半地下の家に暮らしています。 韓国の路地を歩いていると、路面すれすれのところに鉄格子のはまった窓があるのをよく目にします。 それが半地下の家です。 もともと朝鮮戦争後に防空壕代わりに使えるように半地下部屋を設置するよう法律で義務付けたことから建設され、その後は安価な居住空間として賃貸されるようになりました。 水圧などの問題のためお手洗いが一段高いところにある特殊な構造が映画でも出てきます。 日光はほとんど入らず、カビも生えやすく、窓からは砂ぼこり、時にはもっと汚いもの(!)なども入り込みあまり衛生的ではありませんが、経済的な理由などでやむなく半地下に暮らす人たちが今もわずかながら残っています。 個人的な感想-この映画『パラサイト』は見るべきか? カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞作品で、ソン・ガンホなど一流俳優が出演しており、評価も高い映画です。 格差社会を批判する社会派映画でありながらも、小難しいわけではなく、分かりやすいストーリー運びと、効果的な緩い音楽、ブラックユーモアもあって、いろいろな象徴的小物遣いやカメラワークや設定にも工夫が凝らされていて、よく考えて作られた映画だと思いました。 特に先の読めない予想を裏切るストーリーはすごいと思いました。 しかし、正直なところ序盤私は生理的に全く受け付けられませんでした。 ゴキブリのような人たち…。 途中で映画館から出たいと切実に思った映画はこれが初めてです。 (別に本当の寄生虫が出てくるわけではありません。 ) まあしかしそれも中盤までで、物語の中盤で話の流れが変わってからは、サスペンスのようなスリラーのような要素も加わって、物語の中にぐいぐい引き込まれてまるでジェットコースターに乗っているようでした。 それでも決して後味のいい映画ではないので、娯楽として軽く映画を楽しみたい人は絶対に見るべきではありません。 私に言わせれば言葉は悪いですが「胸糞悪い」という言葉がぴったりの映画でした。 映画館を出てくる人からも「チpチッペ찝찝해 すっきりしない嫌な気分だ 」という言葉がちらほら聞こえてきました。 多少の気分の悪さはあるものの、注意を払って見ればいろいろなことを考えさせてくれる映画です。 階層、格差、お金、善悪、家族、正義、などなど。 いろいろな設定や小物を通して映画で表現しようとしているものが何なのかを考えながら見ると楽しめるかもしれません。 そして見るならできれば一人ではなく誰かと一緒に見に行くといいでしょう。 見終わった後にいろいろと話がしたくなる映画だからです。 むしろ衝撃的過ぎて考えがまとまらず何も話せなくなる可能性も無きにしもあらずですが。 こんな映画なのでおススメはしません。 でも気になるなら見に行きましょうw。 すごい映画であることは間違いありません。 映画『パラサイト』の中の名ゼリフ 詳しいことはネタバレになるのでまだ書きません。 시계방향으로 シゲパンヒャンウロ (時計回りに) 親子で見ると気まずい場面で出てきます。 でも流行語になったんだとか。 가장 완벽한 계획이 뭔지 알아? 무계획이야. カジャン ワンビョッカン ケフェギ ムォンジ アラ?ムゲフェギヤ (最も完璧な計画が何か知ってるか?無計画だ。 ) ギテクのセリフです。 아버지는 계단만 올라오시면 되요 アボジヌン ケダンマンオルラオシミョン トゥエヨ (お父さんは階段さえ上って来たらいいです) ギウの終盤のセリフです。 「階段」もこの映画では象徴的に使われています。 띵동 띵동 띵동(ピンポン!ピンポン!ピンポン!) これはセリフではなく呼び鈴の音です。 この音から映画の流れが変わります。 냄새가 선을 넘지. ネムセガ ソヌル ノムチ (臭いが一線を越えるだろう) パク社長のセリフです。 意味深長です。 비가 와서 그런지 미세먼지가 없네요 ピガ ワソ クロンジ ミセモンジガ オムネヨ (雨が降ったからか、PM2. 5がないですね) ヨンギョの無邪気なセリフですが、この雨は下層民には…。 나 잘 어울리냐고 여기 ナ チャル オウルリニャゴ ヨギ (僕はよく似合ってるかって、ここが) ギウのセリフです。 パク社長の邸宅にて。 제시카 외동딸 일리노이 시카고, 과 선배는 김진모 그는 니 사촌 ジェシカ ウェドンタル イリノイ シカゴ クァ ソンベヌン キムジンモ クヌン ニ サチョン (ジェシカ、一人娘、イリノイ、シカゴ、科の先輩はキムジンモ、彼はあんたのいとこ) ギウとギジョンが設定を確認するために作った歌(?)です。 テンポがいいです。 映画ではこの部分だけしか出てきませんが、実際には3番まで歌詞を作ったそうです。 韓国語ができる人は読んでみてください。 引退したお父さんは韓江でヨットの店をやっていて、少女のようなお母さんは幼稚園の園長をしていて、本人はギャラリーでバイトしてシリアにバックパック旅行したといった細かい設定も考えていたことがわかります。 さすがポンテイルの別名を持つポン・ジュノ監督です。 ジェシカソング楽譜 余談ですが、この歌の音程どこかで聞いたことがあると思っていたら、「독도는 우리 땅 ドクトヌン ウリタン 」という古い歌の替え歌でした。 子供から大人まで誰でも知っている有名な歌ですが実は「독도는 우리 땅 ドクトヌン ウリタン 」とは訳すと「竹島は我らの領土」といった意味で、一般的な日本人にはちょっと気に障る歌ではあります。 ジェシカソング動画 ジェシカ ウェドンタル イリノイシカゴ 映画『パラサイト』の象徴的なキーワード あえて説明はしませんが、注目すると良いかもしれないものを列挙していきます。 地下、半地下、地上 線 臭い 階段/坂 モールス信号 光 水 石 計画 インディアン 北朝鮮の言葉 ビールの銘柄 『パラサイト』(寄生虫)公式予告編動画(英語字幕) (追記) 日本語字幕の公式トレイラー動画はこちらの記事からどうぞ。 『パラサイト』の考察 ここからは多少 ネタバレあり。 ご注意ください) 上下 この映画の中では地位の上下が物理的な上下(高低)関係でもあらわされています。 住んでいる場所も主人公たちは半地下、パク社長の邸宅は丘の上で、たどり着くのにずいぶん上る必要があります。 パク社長の家の中も階段がたくさんあります。 上に行く階段を上るヨンギョを犬たちがついて回る映像があったかと思えば、地下室に下りるおそろしい階段もあります。 カメラも上から見下ろす撮影が何か所もあります。 その目線の高さの違いが、そのまま心理的な地位を表しているようです。 水 もう一つ上下に関係するのが水です。 作中、パク社長一家がキャンプに行くと出て行った晩、大雨が降り、下町は洪水で大変になります。 パク社長の家は高台にあるため何ともありませんが、主人公たちの半地下の家は浸水して汚物が逆流して大変なことになります。 水は上から下には流れますが、下から上には決して流れません。 これは登場人物たちの地位も同じです。 上に登ろうとしても、結局は上には登れないことを暗に表しています。 主人公たちはパク社長の家に入り込み、パク社長の留守中に上流階級の暮らしを満喫してみますが、その後、その地位に登れるどころか、最後にはギテクは自ら階段を下りて半地下よりも一層低い完全な地下の暮らしを選びとります。 善悪 また、下層住民は下層住民同士仲良くやるかというと、そうではありません。 ムングァン、グンセ夫婦を、主人公たちは見下します。 下層住民の中でも醜く上下関係ができて引きずりおろしあう争いが起こるのです。 よくドラマでありがちな、意地悪な金持ちと心清らかな貧乏人という図式はこの映画には当てはまりません。 インディアン パク家の末っ子ダソンはインディアンに心酔しています。 インディアンと言えば原住民です。 アメリカンインディアンがヨーロッパから侵略されたように、ダソン君一家も侵略され、後にこの家を出ることになります。 インディアンには超自然と通じる力もあります。 地下室という別世界に住むグンセと遭遇したのもダソン君でしたし、パク家で唯一モールス信号を解するのもダソン君です。 ダソン君の書いた「自画像」は実は以前遭遇して「お化け」と思い込んだグンセです。 その絵が家族写真の横にかけられているさまは、まるで地下に住むグンセまでもが一つの家族であるかのように不気味に暗示しています。 大雨の日、一人庭のテントで寝るダソン君をパク社長夫婦が快適な居間のソファから窓ガラス越しに見ているシーンがあります。 現在のアメリカにおいて、インディアン居留地の中で細々と伝統を守って暮らすインディアンと重なって見えます。 線と臭い パク社長は、線を越えることを極端に嫌う人物です。 ギテクを線を越えそうで越えないからいいと評価していますが、ギテクの臭いだけは否応無く線を越えてきます。 ギテクの臭いは家族に共通した臭いであり、ムングァン、グンセ夫婦にも共通しています。 下層民の臭いです。 人が目の前で生死をさまよっていても、その臭いに顔をしかめたパク社長は、逆にギテクの線を越えてしまったのでしょう。 その報いは死でした。 寄生しているのは誰? 一見すると、ギテク家族が寄生しているように見えます。 パク家に入り込んだ方法を考えればそうとも取れます。 しかし、しっかり働いてもいるので、労働の対価として正当な賃金を得ているだけとも見ることができます。 一方のグンセは、パク一家に何の恩恵ももたらしていおらず、ただ吸い取るだけです。 これこそが寄生虫と宿主の関係です。 しかし、ギテクはパク社長の死後、グンセと同じ立場になります。 この場合の宿主は、ドイツ人一家です。 ところで、パク社長とヨンギョは成功していて余裕のある暮らしをしていますが、子どもの教育や心理治療、家事一切、車の運転など、すべて他人任せで何も自ら生み出してはいません。 一方でギテク一家はそのすべてを引き受けています。 映画をよく見ると、ギテク一家は一人一人の持つ能力が高いことがわかります。 このように見たとき、果たして、寄生していたのは実際のところどちらの家族だったのでしょうか。 【おすすめの記事】 2018年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作、『万引き家族』DVD。

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パラサイト 半 地下 あらすじ

9億円 () 世界興行収入 2. 批評家と一般は単純平均 映画『パラサイト 半地下の家族』あらすじや概要 カンヌ最高賞パルムドール受賞作。 キム家は失業中なので半地下で貧しく暮らしてたが、長男ギウがIT企業CEOの豪邸で家庭教師に採用された後、キム家4人の人生は大きく変わり…。 インディアンは何の象徴? ネタバレ感想『パラサイト 半地下の家族』考察や評価レビュー この先は ネタバレありの感想考察です。 他の映画はも参考にしてください。 その前年は『』が受賞したので、2年連続のアジア映画受賞となります。 また、で『』等と競い、アジア映画どころか英語作品以外では初受賞する快挙で話題独占です。 同賞での監督賞・国際長編賞・脚本賞や、の外国映画賞も受賞し総なめ状態です。 監督のポン・ジュノはカンヌ映画祭の常連でもあり、『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』『母なる証明』『オクジャ okja』など過去作も、内外でとても高評価されています。 主演の ソン・ガンホは、多くの国際映画賞でも知られる韓国俳優で、ポン・ジュノ監督映画以外では『シュリ』『JSA』『シークレット・サンシャイン 』『タクシー運転手 約束は海を越えて 』他多数作品に出演してます。 その他も、韓国の大小の映画やテレビで活躍してる俳優女優たちが出演していて、その熱演や競演が楽しみな映画でもあります。 同じ時期に映画賞を競う『』も格差を見下ろす映画なので比較したいですね。 キム家の暮らす半地下とは?実際にある? 父ギテク達、キム家4人が暮らす 半地下とは、韓国に独特な実在する住居形態です。 1970年に朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が、 北朝鮮との朝鮮戦争に備え防空壕の役割として建築法で義務付けました。 1989年に義務化は解かれたが、それまでの半地下を賃貸として貸し出す家やマンションが増えて、 低所得者の住まいとして普及したようです。 高湿度、カビ、不衛生、犯罪の温床とされ減少傾向ではあるようです。 学力や職能もあるのに低所得な理由は? まず韓国に特有の現象として、 10大財閥(サムスン、LG、ヒュンダイ自動車、ロッテ等)が富の大半を獲得してるため、その一族や従業員と、それ以外の人々の貧富の格差は広がる一方だそうです。 韓国は教育に熱心で勤勉な国民性ですが、 高学歴で努力しても財閥系に関わることができなければ低所得から抜け出すのは難しいようです。 なお貧富の差の拡大は、日本を含む先進国でも問題になりつつあります。 本作『パラサイト 半地下の家族』のキム家は、運転の上手な父ギテクが就職できなくて、低家賃の半地下に住んでいます。 家族全員が怠惰なのは悪いけど、仕事はきっちりこなすので、あんなに底辺の暮らしになるのは見ててつらいです。 受験勉強を教えられるギウ、フォトショップやデザインセンスありそうなギジョンが大学に行けなくて、才能を台無しにしたまま成長します。 こうして 貧困は次の世代にも継承されるので、逆転は不可能に思えます。 キム家がパク家に寄生した方法とは? まず、 キム家の長男ギウが友人の大学生ミニョクの紹介で、IT社長のパク家の娘ダヘの家庭教師の面接へ行きます。 ギウは、妹ギジョンのフォトショップ技能で大学入学証を偽造作成してもらい採用され、ダヘとキスする関係にまでなります。 ダヘの弟ダソンは落ち着きがないので、 ギウはパク家の母親ヨンギョに、妹ギジョンを「知り合いの美大生」として紹介します。 母ヨンギョは純粋なお嬢様育ちなので、あまり疑わずにギジョンを雇い「美術セラピー」をお願いします。 ギジョンは、パク家の運転手に送ってもらった時、車にわざと下着を放置しました。 それを発見したIT社長は運転手を首にし、 ギジョンに推薦されたギテクをテストして正式にドライバーとして採用します。 パク家には、以前の家の持ち主から仕える有能な家政婦がいます。 彼女の桃アレルギーを感染病に見せて、ギウとギテクの策略で追い出します。 ギテクは社長に富裕層向けニセ人材派遣業を紹介し、妻チュンスクが家政婦として家に入ります。 貧乏一家のキム家が、IT社長一家のパク家に 寄生虫のように入りこんでいく過程はスパイ映画のようで面白くて、本作の大きな見どころです。 パク家の母ヨンギュがお嬢様にしてもだまされやすいけど、純真で気の毒にさえ思えてきます。 また、職を失ったというか奪われたドライバーと家政婦にも同情します。 下着を車に残したギジョンや、桃の皮の毛でアレルギーを誘発させたギウは、特にモラルが低いと感じますが、その 報いは映画後半で受けることになります。 半地下のキム家より更に地下の存在とは? パク家は息子ダソンの誕生祝いでキャンプに出かけます。 するとキム家4人は豪邸で、好き放題に食べて飲んではしゃぎます。 このような後先考えない刹那的な行動や雑さが、キム家が地上で暮らせない理由にも思えます。 そこへ 元家政婦ムングァンが忘れ物を取りたいと尋ねてきて地下へ降ります。 すると、そこには ムングァンの亭主が4年間も隠れ住んでたことが判明します。 IT社長のセリフ「あの家政婦は人の倍食べる」も伏線だったことに驚かされます。 ムングァンは、キム家が一家で寄生してたことに気づき、スマホ写真をパク家に送信すると言っておどすが、油断したスキにキム家におさえられて地下へ戻されます。 キム家の母にけり落とされたムングァンは、それが致命傷となり絶命します。 この展開はまったく予想してなかったので衝撃的でした!この後、パク家が急帰宅してからキム家が隠れる展開は、スパイ映画っぽくてスリル満点ですが、コメディ要素もあり笑えます。 キム家は中流階層に昇格?差別概念のめばえ 半地下に住むキム家は最下層民かと思ってましたが、窓もない 地下に住むムングァンの夫の存在が明らかになると「キム家は中流家庭」に昇格したようになります。 つまり、自分らより上層しか見てなかったが、下層民がいることに気づきます。 この構造は上層でも同様で、パク家はいつもは下層の人々をあまり認識してないが「におい」や「言葉づかい」で下層階級に気づくことがあります。 しかし見下すことはなく、かわいそうに思うが何もしてやれないという感情が近そうです。 半地下で笑いながら生活してたキム家ですが、地下の存在を知ってから「笑い」が消えます。 特に父ギテクは、地下に残してきたムングァン夫妻のことを気にします。 と同時に自分が、地下の男を見下し差別してることにも気づいた感じです。 すると、 パク家の夫婦が「におい」でキム家を無意識に見下してることにも気づきます。 大洪水で多くの人が体育館で寝泊まりしてる時に、豪邸の庭で誕生日パーティーを楽しむ上流階級の「下層を気にもかけない」無頓着さにも腹が立ちます。 キム家は、さらに下層の地下に住む男の存在を知ったことで、 今まで見て見ぬふりしてきた「格差差別という概念」を認識し、自分たちも差別される対象であることを笑えなくなります。 「自我のめざめ」的な表現にも感じます。 インディアン・階段・石の意味とは? 本作『パラサイト 半地下の家族』には、伏線やメタファー(暗喩)が散りばめられています。 たとえば 階段や坂道は、下層から上層へ上がる時、または上層から下層へ戻る時の象徴として映し出されます。 高台に住むIT社長宅は上層であり、そこから降りた地上が一般中流家庭で、半地下にはキム家のような運や努力しだいで地上にはい上がれそうな下流家庭が住んでいます。 さらに窓のない地下には、最下層民が暮らしています。 上と下の関係については、急に帰宅した パク家から隠れたキム家が常に下にいて、さらに地下にはムングァン夫妻がいるという構図でも表されています。 ベッド上のダヘと下に隠れるギウ、ソファでいちゃつくパク夫妻と下に隠れるキム親子など。 裕福なパク家の息子ダソンが 「インディアンごっこ」で弓矢やテントで遊ぶのも、キム家がパク家を侵略することの伏線やメタファーになってます。 アメリカ大陸の先住民(インディアン)は、ヨーロッパ人により侵略されたのです。 大雨の日に洪水が起こり、キム家の半地下は下水まで流れて大災害となり、多くの一般市民と共に体育館で雑魚寝します。 同じ大雨の中、 わざわざ外の庭でインディアン・テントを張って寝るダソンと見守るパク夫婦は、雑魚寝と対象的です。 キム・ギウの金持ち友人ミニョクが持ってきた「石」は、人生が好転するという意味以外はよくわかりませんでした。 ミニョクの祖父が石を収集してると言ってたけど「 金持ちの道楽は、貧乏人には価値がない」ことを表してそうです。 ラストでパク家のパーティーに行く時、ギウは石を持って地下へ降りたけど、ムングァン夫婦を殺害するつもりだったのでしょうか。 その殺意があだとなり、自分が石で脳を打たれたのは、報いを受けたのだと思います。 衝撃の結末は下から上へ?ギテクの犯行理由は? パク家のパーティーに誘われたと思いきや、当たり前のように仕事を手伝わされるキム家は一生、招待客とは見なされないのでしょう。 元家政婦ムングァン夫婦の様子を見るため、地下へ降りたギウは返りうちにあいます。 地下から出てナイフを持った ムングァンの夫が刺したのは、IT社長家族ではなく、半地下のキム家のギジョンです。 その理由は、自分の妻の死因がキム家にあるからですが、剣の矛先が1つ上の階層に対してだとも感じます。 現実でも私達がねたんだり恨んだりするのは、手の届かない大富豪に対してではなく、私達を搾取する1つ上の階層(雇用主や元請けや親会社など)ではないでしょうか。 つまり 貧富格差の復讐対象は、1つ上の階層になりがちです。 ギジョンを刺された父 ギテクも、実行犯ムングァン夫へ復讐せずに、上層のIT社長を刺します。 その理由は「車のキーを投げろ」と言って家族を逃がすことしか考えず、実行犯のにおいに不快感を示したのが決定打となりました。 ギテクは社長妻とのショッピング時も、体育館で寝泊まりしてる人とは天と地ほどの差を感じ、車の中でも「くさい」と窓を開けられ、インディアンの格好をさせられたこと等でもストレスが最高潮に高まってました。 ちなみに「 インディアンは侵略・殺害される者の象徴」として使われています。 キム家に侵略されつつあるIT社長家はインディアン側でしたが、 半地下のギテクもインディアン側・狩られる側になった、というメタファーだと思います。 前半のギテクは貧乏でもニコニコ暮らしてるようでしたが、 妻に「ゴキブリ」あつかいされた時は本気で激怒してたので、「差別されること」には敏感だったのでしょう。 社会経験は家族で一番長いですからね。 事件後のキム家とパク家は?罪と罰と報いは? 結局、半地下のキム家では 娘ギジョンが死亡し、息子ギウは脳に障害が残り、夫ギテクは地下生活へ格下げとなりました。 妻チュンスクは報いを受けてないように見えるけど、娘の死を悲しみ脳障害のギウと半地下で暮らす事が罰だと感じます。 ギウはキム家の地下からの父のモールス信号を解読し、自分が裕福になったら豪邸ごと購入しようと考えますが、脳障害あって難しそうだし、それじたいが妄想の可能性も高そうです。 ちなみに内覧時でも、工夫すれば救えそうですよね。 ただ、ギテクはムングァンを葬ったり冷蔵庫に食料調達に出たりするけど、自分の意志で地下へ戻っています。 たとえ豪邸を買い取っても、指名手配されてるので時効までは外出できないのです。 IT社長家は、裕福な家庭を1人で支えてた夫が殺害された後、引っ越したようです。 貯金・資産・保険金などで上流のままだろうけど、大きなトラウマは残りそうです。 死亡したのは、キム家のギジョン、パク家のIT社長ですが、その家族で最もダメージの大きな人物の死だと感じます。 罪と罰の観点では、 最初に運転手を追い出したギジョン、無意識に下層を臭い等で差別したIT社長への報いだと思います。 元家政婦ムングァン夫妻の悲劇は同情したいけど、4年間の食料盗難も犯罪なので報いを受けたのでしょう。 最も重い罪のムングァン夫、ギテク、チュンスクの3人の殺人者は、現世で業を背負ったまま生き地獄を味わうのでしょう。 『パラサイト 半地下の家族』私の評価と映画賞 カンヌ最高賞パルムドールということで、観る前からハードルが上がってた映画『パラサイト 半地下の家族』ですが、予想以上の展開に驚いたし、 貧富の格差など社会問題を描いてるわりにコメディ・エンタメ要素も多くて満足です。 一方、前半の思わせぶりなシーンは、最後まで回収しないのならカットしてもよかったかも。 また、上流階級のIT社長が報いを受けるにしても、ではどうすれば両者ハッピーになれたのか、わからないのでモヤモヤします。 最近の世界では「格差社会」を描く映画が増えてて、本作には『』『』『』を連想させるシーンもありますが、全く違う決着のさせ方なので興味深いです。 上で語りきれなかったけど、いろんな食事風景も見どころの1つです。 IT社長妻が食べた 「ジャージャーラーメン(ラムドン)」はインスタントのジャージャー麺とうどん風のノグリの合体料理で韓国では「チャパグリ」と呼ばれます。 それにサーロインステーキの角切り、フルーツ盛り合わせを組み合わせるのは、成り金を連想させますが、ぜひ食べたいB級グルメです! 、も受賞したので、日本での興行収入も楽しみです。 多くの人にぜひ観てほしいです! 他の映画はも参考にしてください。 『パラサイト 半地下の家族』含む映画ランキングや映画賞•

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「パラサイト 半地下の家族」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

パラサイト 半 地下 あらすじ

映画「パラサイト半地下の家族」のネタバレ、ラストの結末をまとめます。 パラサイトは、2020年1月10日から日本全国で公開されました。 最後の結末は衝撃的な展開で、ネタバレ禁止運動が世界中で、起きてるほどです! 「万引き家族」の是枝裕和監督や映画好きで有名な斎藤工さんも 「とにかく見て」と大絶賛! アジアの映画作品で、アカデミー賞作品賞候補になったのは初! しかし、PG12にもなっている作品だし、ちょっと怖そう! 韓国の文化やニュアンスなど、映画を観ても意味が分からないところがある! 映画「パラサイト半地下の家族」は、どんな作品かネタバレを知ってから観たいという方に、最後の結末をネタバレします。 ネタバレを知っても楽しめる作品ですが、純粋に楽しみたい方は、見ないでください! ネタバレがありますので、知りたくない方はご注意ください! 映画「パラサイト 半地下の家族」は、展開が変わっていく2部構成になっている作品です。 韓国の格差社会を皮肉っていますが、エンターテイメント映画として笑えるシーンもあります! 笑って見ているといつの間にか、怖い展開に連れていかれてます。 貧乏家族は全員失業中 主人公のギテク一家は、父、母、長男、長女の4人の全員失業中の貧乏家族で、半地下に住んでいます。 そのため、酔っ払いが家の前で用を足していたり、消毒剤が撒かれる時には家の中に入ってくる、水の水圧を考えて、トイレが高いところにある状態です。 長男が家庭教師になる ある日、大学入試に失敗し続けている長男のギウ チェ・ウシク は、優秀な大学に通っている友人・ミニョクが留学している間の家庭教師の代わりを頼まれました。 家庭教師の面接に行ったのは、IT企業の社長で、高台の大豪邸に住むパク家でした。 ギウは、大学証明書を偽装して面接しますが、美人な奥さんは証明書も見ずに、 結果を出してくれればいいと言います。 ギウは娘のダヘ チョン・ジソ の家庭教師になりました。 ギウはある意味大学入試のプロで教えるのも上手く、すぐにダヘと恋人関係になってますから、パク家の信頼を得ています。 家族全員が豪邸に就職(寄生)する ある日、パク家の母親が 美術の先生を探していると言いました。 ギウの妹のギジョン パク・ソダム は、美大に落ちていますが、美術の先生としてパク家に侵入します。 そして、父親のギテク ソン・ガンホ もパク イ・ソンギュン のドライバーとして、パク家に侵入していきます。 母親も家政婦になってパク家に侵入しようと考えますが、既にベテラン家政婦のムングァン イ・ジョンウン がいます。 しかも、4人が家族であることを悟られないようにしなければなりません。 家政婦のムングァンが邪魔なので、極度の桃アレルギーなことを利用して、桃の毛を使って結核持ちに見せ掛けて、辞めさせられるように仕向けます。 そして、母親も豪邸で働くことになりました。 ある日、パク家族がバカンス旅行に出かけたときに、家族4人は散らかし放題、豪邸で最高の暮らしを楽しんでいました。 これが前半の1時間のあらすじで、ここから話が変わっていきます。 ここから、ストーリーがジェットコースターのように変わっていきます。 ねこまろ 大雨で大洪水が起きる パク家族がバカンス中、大雨で大洪水が起きます。 しかし、高台の大豪邸は、洪水の心配がありません。 地下室に男がいた 4人が豪邸でやりたい放題楽しんでいると、かつて、家政婦だったムングァンがパク家を訪れました。 忘れ物をしたと言うので家に入れると、女性は隠された地下室に行き、4年近く閉じ込められていた男の存在を明かします。 男はムングァンの夫で、地下室(パク一家は存在すら知らない)で、豪邸に寄生して生活していました。 男は今まで家の灯りでモールス信号を送っていましたが、誰にも気づいてもらえませんでした。 2人は、これからもパク家に居座ろうとしています。 ギテク一家は、今の生活が2人に壊されることを恐れて追い出そうとしますが、 写真を撮られて脅されます。 ギテク一家の写真が奥様に送られてしまうと、4人が家族だったことがバレてしまいます。 しかし、こちらは4人なので、何とか2人を拘束しました。 パク一家が予定より早く帰って来てかくれんぼ そんな中、大雨の影響で、パク一家が今から帰ると連絡がありました。 家の中は、やりたい放題していたので、散らかし放題! 全力で片付けて、何とか間に合って、家政婦の母親以外は隠れました。 長男のギウは、家庭教師をしているダヘの部屋のベッドの下に隠れています。 ダヘが何気なくベッドの下を見ますが、愛犬がブルブル震えていて吠えそうな雰囲気で、見つかりそうだった状況を乗り越えました。 他の家族は、リビングに隠れますが、パク夫婦はリビングで話し始めます。 パク夫婦が臭いに気付く リビングでパク夫婦が話していると、臭いに気づきます。 どこかで嗅いだことがある匂いだと話し、 ギテク(運転手)の匂いだと話す。 地下鉄の臭いだとか切り干し大根の臭いだとか、パクは悪気なく言います。 しかし、隠れて聞いていたギテクは「貧乏人の臭い」「貧乏臭い」と言われたようで、侮辱されたと思い始めます。 間一髪豪邸を脱出する パクの息子のダソン チョン・ヒョンジュン は、大雨が降っているのに庭にテントを張って、キャンプをしています。 また、ダヘ(娘)がギウ(家庭教師)に連絡したことで、スマホのバイブが鳴り響く! パク家族が寝静まったことで、ギテク一家が外へ出ようとすると、ダソン(息子)がトランシーバーで「眠れない」と呼びかけます。 そんな中、3人は間一髪、豪邸を脱出しました。 下界では大洪水 高台の豪邸から下りていくと、下界は大洪水になっていて、ギテクの半地下の家も首まで水に浸かりました。 これからどうする・・・ 思いつめた表情の息子のギウは、友人にもらった石を持ち出します。 スポンサーリンク パラサイトネタバレ・最後の結末はインディアンパーティで事件 高台に住んでいる裕福な家族は、下界で起きている洪水災害など知りません。 次の日は、息子の誕生日で、庭でのインデアンパーティを企画します。 実は息子には、 誕生日ケーキにトラウマがありました。 昔、夜中にケーキが食べたくなって、キッチンに行った時に、地下に住んでいる男を見てしまい、幽霊を見たと思って誕生日が怖くなった。 そのトラウマを克服するためにパクがサプライズを企画して、奥様がギテク一家を呼びました。 そして、ラストのインデアンパーティで悲劇が起きます。 ギウ(家庭教師)は、石を持って地下室に向かって2人を殺そうとしますが、反撃されました。 そして、地下から脱出した男がギテクの娘(美術の家庭教師)を刺した時、パクの息子が倒れました。 そのことで、娘を心配するギテクにパクは、車の鍵を渡すように強く言います。 地下の男と戦ったギテクの妻(家政婦で元砲丸投げの選手)は、男をバーベキューの串で刺しました。 その時、 パクが 地下の男の体臭に鼻をつまんだことで、 ギテクの怒りが爆発して、パクを刺します。 パク氏は殺されましたが、最後は貧乏人同士の殺し合いになっています。 スポンサーリンク 最後の最後の結末 最後は、どんなに頑張っても富裕層になれない、裕福になったとしても、 貧乏臭さは取れないと感じた虚しさ。 ギテクは、パク氏に気に入られて、豪邸に寄生したつもりだったが、結局は対等な人間として見られていなかったことに気付いて爆発! 最後の結末は、ギテクの娘は亡くなってしまい、ギウは重体、母親は無傷・・・父親のギテクは? 父親のギテクは行方不明になっていました。 ギテクは、パクを刺して豪邸から出た後、隠れる場所は豪邸の地下室しかないと思い立って、駐車場から地下室に入って住んでいます。 世の中では、ギテクは蒸発したことになっていました。 しかし、ギウは父親が地下室にいると思っていて、夜に豪邸が見える山に登ります。 ギテクは、いつか気付いてもらえるだろうと、豪邸の灯りをモールス信号として、ギウにメッセージを送っています。 ギウは、いつか、お金持ちになって父親が地下室にいる豪邸を買うことを夢見て、頑張ろうと心に誓います。 スポンサーリンク 名監督たちが大絶賛コメント 映画「パラサイト半地下の家族」のティザーでは、日本の名監督たちが大絶賛するコメントがスゴイ! パラサイトと同じ、万引き家族でカンヌ映画祭の最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和監督のコメントが熱い! 観る前の人に、この映画の内容を説明するのは野暮だ。 「見ろ!」としか言えないし、「面白い!」としか言いようがない、だからとにかく見て欲しい。 映画好きで有名な俳優の斎藤工さんは「史上最強傑作!!」とコメント! アニメの細田守監督は 「ものすごいものを観た!」とコメントしています。 ネタバレを知っていても、伝わらない雰囲気や表情がありますから、怖がらずに楽しめると思います。

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