君 と したい はじめて の こと ネタバレ。 【たっぷりのキスからはじめて(kindle)】ネタバレ34最新話!感想レビューも!

青葉くんに聞きたいこと ネタバレ&最終回は?2巻無料試し読み!

君 と したい はじめて の こと ネタバレ

蹴冶とかおるが桜木高校のサッカー部を目指していたのは、成神龍という男性に導かれたからでした。 龍は蹴冶の父で、かおるにサッカーを教えた人、そして桜木高校サッカー部を創設し、監督を務めた人物です。 これだけで2人の出会いは偶然ではなく、運命に誘われたからのような気がしますよね。 しかし入学式の前日、今日の試合で勝てば存続、負けたら廃部だと2人は聞かされることに……。 龍がいた時代は強かったのだと思いますが、亡くなって5年で廃部を突きつけられることを考えると、よほど成績を残せなかったのでしょう。 想像通り、試合では廃部も頷けるプレーをサッカー部のメンバーは行ってしまいます。 彼らの試合展開を見る限り、小学生でももう少しうまく立ち回るような気がしてしまうほど。 そのプレーには蹴冶もかおるも驚いた様子。 そして2人は、サッカー部を勝たせるため、後半ピッチに立つことを決意したのです。 サッカー関係者の間で知らぬ者はいないという龍の息子で、凡人であり努力の超人である蹴冶と、龍の教え子で天才と言われたかおる。 そんな2人の初試合シーンは、ちょっと笑えて、ものすごくかっこいいですよ。 『振り向くな君は』2巻の見所をネタバレ紹介! 人数が足りないということで、新キャラ登場です。 まずかおるはゴールキーパーを見つけるため、強い不良を探すことに。 不良を探す理由というのが、理にかなっているような、いないような、かおるらしい理論なのですが、それに基づきクラスメイト・近藤留夏をゲットします。 留夏が入部を決めた理由がサッカー自体とは関係ないというのが、面白いところです。 そしてもう1人の新キャラは、全国中学大会でMVPをとった如月太狼。 太狼の面白いところは彼の持つ二面性で、ユニフォームに着替えるところからピッチに立って試合をするまでの彼の様子はぜひ注目したいです。 留夏を含め未経験の一年4人を抱えることになった桜木高校は、格上相手に勝つための戦略を立て、ギリギリまで調整に励みます。 作戦が良かったのはもちろん、やはり蹴冶・かおる・太狼のポテンシャルが高いのでしょう。 彼らは想像以上のプレーを披露。 しかし、いくら蹴冶たち実力のある選手がいても、サッカーはチームプレー。 たった1人強くても勝てないスポーツです。 それでも、チームのために動ける強い選手が1人いて、信じられるチームメイトがいれば、勝利への活路を作り出すことができるスポーツでもあります。 果たしてかおるは、チャンスを作ることができるのでしょうか。 『振り向くな君は』3巻の見所をネタバレ紹介! 蹴冶やチームメンバーは、そんなかおるに応えようとします。 普通なら「無理だ」と諦めてもおかしくない場面、最後まで全力で出し切ろうとする彼らの姿は、心を熱くさせますね。 読者に彼らの真剣さが伝わるなら、当然対戦相手にもそれは伝わります。 試合が終わったあとの仁多花高校との場面はぜひ注目してみてください。 その後、メンバーはそれぞれの課題について考えます。 かおるが入学前の試合で見せたプレイスタイルと、仁多花高校でのプレイスタイルはまったく違うのですが、本来はかおるは入学前のものが得意で好きなスタイル。 そしてそのプレイを行える天才的な能力を持っているのです。 その能力を活かせるよう、未経験メンバーはもちろん、他の選手たちも彼らなりの努力を重ねていきます。 チームを結成して日は浅いですが、「チームプレー」という点において、桜木高校は十分戦える素質を持っているといえるのではないでしょうか。 個がチームを支え、チームが個を支え、個が個が支える……そんな彼らを見ているとこっちまでワクワクしてきますよね。 そしてついに始まったインターハイ地区予選。 まだまだフォワードが未熟な彼らの前に、鉄壁のゴールキーパーが立ちふさがります。 スポーツものの醍醐味は、やはり主人公たちがライバルたちとの苦い経験を経ておのおの成長していくところ。 今まで出会ってきた高校との試合はもちろんですが、千手たちと試合は、まさにライバルといった、熱い展開がくり広げられました。 努力と才能がぶつかり合うこの試合は、チームとして本作でもっとも見所となる場面になります。 かおる・蹴冶・太狼が今までは目立ってきていましたが、キャプテンの大塩やゴールキーパーの留夏、もう1人のフォワード猫谷が活躍を見せますし、お調子者な言動が目立つ鳥飼の本心を知ることもできる、大事な試合ですね。 また、最終巻となる4巻では、かおるの過去、蹴冶の父である龍との出会いが明かされることに。 ここではかおるがなぜこれほどサッカーに対して真摯なのかがわかり、選手としてだけでなく、1人の人間としてかおるのことを好きになること間違いなしです。 すでに亡くなっている龍自身の出番はあまり多くないのですが、ところどころに彼の面影が表れ、主人公2人にとって彼がどれだけ大きな存在か、彼が2人に残したものの大きさを考えると、熱いものが込み上げてきます。 少々ロマンチックではありますが、最後に出てくるサッカーについての蹴冶とかおるの言葉は、彼らのサッカー人生そのものを表しているのではないでしょうか。 『振り向くな君は』を無料で読んでみよう!『DAYS』ファンには特におすすめ!.

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ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。 タイトルは「共病文庫」。 それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。 読後、きっとこのタイトルに涙する。 「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説、ジュニア版で登場! 小学上級・中学から。 【「BOOK」データベースより】 出す作品全てがヒットし、すっかり実力小説家として認知されている住野よるさんのデビュー作です。 実は以前にも一度読んでいて、その時はあまり心に残るものがなかった、という印象でした。 ところが、住野さんの『また、同じ夢を見ていた』、『よるのばけもの』読了後に読んでみると、全く違う印象が浮かんできました。 デビュー作ということで荒さも目立ちますが、どの作品にも通じる『住野よる』という小説家の顔が見える作品になっていて、心を鷲掴みにされました。 どうしてもタイトル、設定などから色眼鏡で見る人もいるかと思いますが、ぜひニュートラルな状態で読んでほしいと思います。 この記事では、あらすじや本書に残された疑問点などを解説していきます。 Contents• あらすじ(ネタバレ注意) ここからは小説版のあらすじです。 ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。 一冊の文庫本 主人公となる『僕』は終盤まで徹底的に名前が明かされず、【秘密を知っているクラスメイト】、【地味なクラスメイト】など 【】書きで表記されています。 僕は自分の名前を呼ばれると、周りの人間が自分をどう思っているのか想像する趣味があり、 【】内は僕が想像した名前を呼んだ相手の自分に対する気持ちを表しています。 ここではそれだとまどろっこしいので、 終盤で明かされる『志賀春樹』で統一します。 高校二年の四月、春樹は盲腸の手術後の抜糸で病院を訪れ、 ロビーのソファに置かれた一冊の文庫本を見つけます。 書店のカバーがかけられていて、外すと本来あるはずのカバーはなく、太いマジックで手書きで 『共病文庫』と書かれていました。 春樹がページをめくると、共病文庫は日記で、そこには 膵臓の病気で数年内に死んでしまうこと、家族以外には内緒にしていることが書かれていました。 見てはいけないと本を閉じますが、声を掛けられ、振り向くと持ち主の少女が立っていました。 少女は春樹の クラスメイト・山内桜良でした。 彼女は共病文庫に書かれていることが真実であること、クラスメイトには内緒にしてほしいといい、何でもない様子で病院を後にします。 翌日、桜良は春樹と同じ図書委員に立候補し、それから二人の交流が始まります。 死ぬまでにしたいこと 桜良の提案で、強引に日曜に遊ぶことになった春樹。 春樹は桜良に振り回され、昼間から焼き肉の食べ放題に行き、ホームセンターで自殺で使うロープを買い、春樹の希望で本屋に寄り、カフェで他愛もない会話をする。 ちなみに、ロープで自殺する気はなく、部屋に置いておいて家族や友人を驚かせるという桜良の悪い冗談です。 桜良は見ただけでは健康そのもので、春樹には彼女が数年内に死ぬという実感が湧いてきません。 春樹は桜良と自分が正反対であるのを感じる一方で、はじめての友達との休日をなんだかんだいって楽しみます。 親友 春樹たちの 隣の県で起きた通り魔殺人が世間を賑わせていますが、学校では桜良と春樹が休みの日にお茶をしていたという話題で持ちきりでした。 桜良は仲良しだと公言しますが、春樹はたまたま会っただけだと否定します。 しかし桜良は気にせず、放課後に春樹を誘い、またしても二人でスイーツビュッフェに行きます。 話題は好きな人のことになり、春樹には中学生の時に好きな人がいて、彼女は何にでも『さん』をつける丁寧な少女だったことが明かされます。 ちなみに、桜良にはこれまでに三人の彼氏がいて、全員と別れています。 二人がスイーツをしていると、同じ店内にいた桜良の親友・キョウコが二人を目撃。 キョウコは明らかに春樹に対して敵対心を抱いていて、二人の関係性を疑っています。 桜良はキョウコにも自分が死ぬことを伝えておらず、春樹は改めてそのことを確認しますが、彼女は『死ぬよ』と当たり前のように認めるのでした。 桜良と接点を持つようになってから、キョウコ以外に春樹に話しかけてくるクラスの男子がいます。 彼の名前は明かされず、好奇心が旺盛ですが悪気はなく、以後、事あるごとに春樹に話しかけてきます。 さらに特徴として、いつも話すたびに春樹にガムを勧めてきますが、春樹はいつもそれを断ります。 思いがけない旅行 テスト休みに入ると、またしても桜良と会うことになった春樹。 彼女の死ぬまでに行きたいところとだけ知っていましたが、実際に会うと桜良の荷物の多さに驚く春樹。 桜良はなんと、何の打ち合わせもなく新幹線での旅行に春樹を連れ出そうというのでした。 春樹が拒否する間もなく二人は新幹線に乗せられて目的地に着きます。 二人は観光を楽しみ、宿泊予定のホテルにチェックインしますが、ホテル側のミスで予約していた部屋がいっぱいになってしまい、代わりにかなりグレードを上げた部屋を利用させてもらいます。 ただし、一部屋だけです。 それでも特に色恋の見られない二人ですが、春樹は桜良に頼まれて彼女のリュックから洗顔クリームを取り出す時、注射器や大量の錠剤、検査機器を見つけて愕然とします。 これまで理解した気になっていましたが、桜良は本当に死ぬのです。 お風呂に入り終わると、お酒を飲みながら桜良の提案で 『真実と挑戦』ゲームをすることに。 何でもいいのでゲームをし、 負けた方は真実か挑戦を選ぶ。 真実なら勝った方の質問に答え、挑戦なら勝った方の指示に挑戦するというものです。 回数は十回で、最初の一回、最後の二回を除いて春樹が勝ち、無難な質問をします。 ちなみに桜良の質問と春樹の質問は以下の通り。 ちなみに桜良は三番目。 九回目:桜良の可愛いところを三つ挙げる。 答えられない春樹は、挑戦で桜良をベッドまでお姫様抱っこする。 十回目:本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら、どうする? 答えられない春樹は、桜良と同じベッドで寝る 翌朝、キョウコから怒りの電話が桜良にかかってきます。 キョウコと二人で旅行に行くと両親に嘘をつき、そのことがキョウコにバレたのです。 幸い、キョウコが機転を利かせてくれて両親にバレることはありませんでしたが、桜良と一緒にいるのが春樹だと知ると静かに怒り、変なことをしたらぶっ殺すと彼への怒りをさらに募らせます。 自分たちの意思 旅行明けに学校に行くと、どこからか桜良と春樹が一緒に旅行に行ったことが漏れ、春樹の持ち物が隠されることが何度かありました。 それでも春樹は気にせず、ある日、桜良の家にある『星の王子様』を借りるために放課後、桜良の家に寄ります。 そこで彼女は死ぬまでにしたいこととして『恋人でも、好きでもない男の子と、いけないことをする』を挙げ、桜良は春樹にハグをします。 しかし、彼女は冗談だとして、恥ずかしさを誤魔化すようにテンションを上げますが、春樹は悪ふざけをする桜良に怒りを覚え、彼女を押し倒します。 桜良も途中で冗談でないと気が付いて怒り、やがて涙を流します。 その瞬間、春樹の中にあった怒りは消え失せ、桜良の家を後にします。 帰り道、春樹はクラスメイトの男子に声を掛けられます。 相手は明らかに春樹のことを不愉快に感じていて、桜良に執着しているのは一目瞭然でした。 春樹は何の気なしに、桜良がしつこい人は嫌いであること、前の彼氏がそうだったことを明かすと、相手は突然、怒り狂って春樹を殴ります。 そう、彼こそが桜良の元彼だったのです。 彼はまだ怒りが収まっていませんが、その場面を桜良が目撃。 タカヒロという元彼に二度と近づかないでと言い渡すと、春樹を連れて家に戻ります。 雨で濡れてしまい、春樹は桜良の兄の洋服を借ります。 二人はさっきのことを謝って仲直りした上で、春樹は自分よりも、例えばタカヒロのように桜良のことを本気で想ってくれる人と一緒にいた方がいい、自分たちは病院で偶然出会っただけだと話します。 しかし、桜良からすれば、二人の出会いは偶然ではありません。 二人はそれぞれ無数の選択を重ね、自分たちの意思で出会ったのだと、桜良は考えます。 春樹はまたしても桜良からたくさんのことを学び、借りた本と服を返すこと、桜良が死ぬまで仲良くすることを誓います。 結局、春樹のものを隠していたのはタカヒロで、翌日以降、なくなることはありませんでした。 また桜良は学校を休み、その夜、 彼女が入院したことを春樹は知ります。 生きること 週末、春樹は桜良の入院する病院にお見舞いに行きます。 彼女はキョウコたちに盲腸の手術と嘘をついているため、本当の理由を知っているのは彼女の家族と春樹だけです。 春樹はここ数日間、学校で習ったことを桜良に教えて帰ろうとしますが、ちょうど来たキョウコと遭遇。 ただでさえ良い印象がないのに、桜良はこのタイミングで春樹が借りていた彼女の兄の服について言及。 キョウコに怒られる前に逃げるようにして立ち去ります。 その後、学校では春樹が桜良のストーカーをしているという噂が流れますが、春樹は気にしません。 しかし、次のお見舞いの時にそのことを桜良に話すと、みんなと仲良くするべきだと諭されます。 そうすればお互いの人間性が分かり、誤解が解けると。 それでもこの時点で、春樹にこのアドバイスはあまり響きません。 元気そうにしている桜良ですが、ある日のお見舞いで、春樹は彼女の笑顔がぎこちないことに気が付きます。 桜良はどうしても春樹に訊きたいことがありましたが、踏ん切りがつかないため、『真実か挑戦』ゲームに全てを委ねます。 結果は、春樹の勝利。 真実で桜良の訊きたいことを訊くこともできますが、春樹は『生きるって、どういうこと?』と聞きます。 それに対して、桜良は『人と繋がること』と答え、春樹は死ではなく生と向き合う彼女を見て心が軽くなり、自分がまだ桜良がもうすぐ死ぬことを受け入れられていないことに気が付きます。 帰る間際、桜良は春樹に抱きつきます。 春樹は何かあったのかと聞きますが、何でもないとはぐらかされてしまいます。 またその時、絶妙なタイミングでキョウコが現れ、春樹はまたしても評価を下げるのでした。 突然の別れ 桜良は何でもないと言っていましたが、彼女の入院期間は二週間延び、春樹は本気で彼女のことを心配します。 最近の桜良は本当に死にそうに見え、春樹は彼女に生きてほしいと本心を伝えます。 これまで人との関わりを避けてきた彼とは思えない発言で、桜良は自分が必要とされていることを喜びます。 二人は冗談のように抱き合うと、遺書の下書きを始めたことを桜良が教えてくれます。 その後、桜良は無事に退院。 春樹と桜良はその日、会う約束をし、春樹は待ち合わせ場所のカフェに先に行って彼女を待ちます。 途中、桜良からメールがあり、一度自宅に戻って着替えてから向かうとのことでした。 やり取りの中で、桜良を褒めることになり、春樹はこれまでの彼女との日々を思い出します。 今の春樹の心は桜良でいっぱいで、彼女は生きる意味を教えてくれました。 『僕は、本当は君になりたかった』 春樹はそのことを伝えようと何度も考え、一度 『君の爪の垢を煎じて飲みたい』を却下してから次の言葉を彼女に送ります。 『君の膵臓をたべたい』 これ以上ない会心の答えに満足する春樹ですが、そこで桜良からの返信が止まります。 四時間経っても彼女は現れず、春樹は家に帰りますが、桜良のその後についてニュースで知ります。 彼女は 住宅街の路地で倒れているところを発見され、病院に搬送されましたがそのまま亡くなったのでした。 死因は膵臓の病気ではなく、刺殺です。 冒頭で話に出た、隣の県で起きた通り魔殺人事件の犯人が出刃包丁で桜良を刺したのです。 こうして二人は、予期せぬ別れで二人の関係に幕を閉じるのでした。 桜良の遺したもの 春樹は桜良のお通夜や葬儀に参加せず、十日間、部屋に閉じこもって本を読んでいました。 彼女が自分のことをどう思っていたのか、もう知る術はないと諦めていましたが、不意に思い出します。 共病文庫に彼女の気持ちが綴られているはずです。 それを受け取りに、春樹は桜良の家を訪れ、彼女の母親は春樹を家に上げます。 春樹は母親に『星の王子様』を返すと桜良の病気のことを知っていたこと、共病文庫を見せてほしいと話すと、母親の反応が変わります。 彼女は共病文庫を春樹に渡し、彼のために桜良が遺したものであることを明かします。 生前の桜良に、共病文庫を取りに来る人に渡してほしいと言われていて、母親は春樹と出会って桜良が幸せだったと感謝を伝えます。 君の膵臓をたべたい 共病文庫を開くと、中学生だった頃の桜良の独白から始まっていました。 高校二年になると春樹が登場しますが、一度彼は桜良に自分の名前は書かないでほしいとお願いしていて、それ以前の部分の春樹の名前は黒く塗り潰されています。 それ以降は春樹の名前は登場せず、そのせいで桜良が春樹のことをどう思っているのかあまり記述されなくなります。 春樹が桜良を押し倒した日、彼女は泣いたと記述されていて、後悔がよみがえります。 それから桜良は体調が悪化したにもかかわらず春樹に嘘をついていたこと、春樹とキョウコを仲良くさせるためにあえてお見舞いの時間を被らせていたことなどが書かれています。 しかし、共病文庫はそれで終わりではなく、その先まで開くと、そこには桜良の遺書が書かれていました。 下書きのままでしたが、家族やキョウコへの感謝が書かれています。 そして、春樹へのメッセージが大部分を占めていました。 共病文庫は春樹のもので、好きにしていいこと。 春樹だけでなく、桜良もまた春樹と正反対だと感じ、彼からたくさんのものをもらっていたこと。 春樹に対して恋のような感情を何度も覚えたけれど、二人の関係をそんなありふれた言葉で呼びたくないこと。 そして入院中、『真実か挑戦』ゲームで桜良が聞きたかったこと、それは『どうして、君は私を名前で呼ばないの?』でした。 桜良は春樹が自分のことを嫌っているから呼ばないのではと不安を感じていましたが、途中から考えを変えます。 春樹は 桜良のことを名前で呼ぶことで、その名前に意味がつくのが怖いのではないか。 いずれ失う桜良を、友達や恋人にするのが怖かったのではないか。 しかし、桜良は春樹のことを臆病と言っているのではなく、その反対で、彼の一人でやっていける強さに憧れていたのです。 そして、友達や恋人を必要としない春樹が必要としてくれて、自分が生まれた意味を知ります。 最後に、桜良は春樹に送る言葉として、『君の爪の垢を煎じて飲みたい』を却下し、二人の関係をそんなありふれた関係にしたくないとして、『君の膵臓をたべたい』と書きました。 それは、 春樹と同じ言葉でした。 共病文庫を読み終わると、春樹は桜良の携帯を見せてもらいます。 春樹が送った最後のメールは、開封済みになっていました。 ちゃんと届いて、桜良の目に触れていたのです。 その事実が引き金となり、春樹は桜良が死んでから始めて涙を流すのでした。 泣き尽くすと、いつかキョウコも交えて桜良の家族と食事をすることを約束。 この時、 『僕』の名前が『志賀春樹』であることがようやく明かされます。 結末 それから春樹は、キョウコに連絡をとって二人で会います。 キョウコは春樹から共病文庫を読ませてもらい、桜良の思いを知ります。 しかし、なぜ病気のことを教えてくれなかったのかと春樹に怒りを向けます。 春樹はそれを受け止め、それでも許してほしいこと、そして友達になってほしいことを伝えます。 この時、キョウコは返事をせずに帰ってしまい、その後も順風満帆とは言い難い状況でした。 それでも二人は少しずつ友達としての道を歩み、一年後、二人で桜良のお墓参りに行くことができました。 春樹は共病文庫を読んで、自分も公平にネタばらししなければと感じ、桜良の墓前で何でも『さん』づけする好きな人の話が嘘であることを明かします。 そして、本当の初恋の人が現れたら、その子の膵臓を食べてもいいかもと言及し、初恋の人が桜良であることも明かします。 ちなみにこの時、春樹はいつもガムをくれるクラスメイトを友人と呼んでいて、少しずつ桜良の遺志を受け継ぎ、人を認め愛せる人間に変わりつつありました。 またガムの友人がキョウコのことを好きであることをうっかり話してしまいますが、キョウコも満更ではなく、受験が終わったら付き合うと明言します。 お墓参りを終えると、桜良の母親との一年越しの約束である食事をするために、春樹とキョウコは桜良の家に向かうのでした。 スポンサーリンク タイトルの意味 印象的なタイトルで有名となった本書ですが、そこに込められた意味とは一体何なのか。 複数考えられるため、ここでは一つ一つ解説していきます。 彼女はテレビで、 昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を食べたという話を聞き、悪くなった膵臓を治すために春樹の膵臓が食べたいと言ったのでした。 その理由として、 人に食べてもらうと魂がその食べた人の中で生き続けられるという信仰が海外にあるからです。 この時、春樹は桜良の魂はとても騒がしそうだと断っています。 二人はこの関係をありきたりなものにしたくないと考えていて、そこで名付けたのが『君の膵臓をたべたい』でした。 それは友人でも恋人でもない、二人だけの関係を表している、まさにタイトルにふさわしい言葉です。 『僕』の名前の意味 終盤に『僕』の名前が志賀春樹だと明かされますが、桜良もその母親もその名前から小説家を連想していました。 春樹は、名字でも名前でも思い浮かぶとしていますが、誰とは明言していません。 おそらくですが、知名度として以下の通りだと思います 志賀:志賀直哉 春樹:村上春樹 志賀直哉は『小説の神様』と称されることも多く、『暗夜行路』などが有名でしょうか。 村上春樹といえば、彼のファンを『ハルキスト』と呼ぶくらい熱烈なファンが多く、『ノルウェイの森』など彼の作品を知らない人の方が少ないくらい有名な小説家です。 スポンサーリンク 名前が最後まで伏せられた理由 春樹の名前が最後まで伏せられていた理由として、桜良との名前も含めた関係性にあります。 入院中、桜良は名前が話題の時、桜は咲く時を待っていると言い、それに対して春樹は君にぴったりな名前だといいます。 桜良は春樹との出会いを自分の意思で選択したと言っていて、春(樹)を選んで咲く花の名前・桜(良)はそんな彼女の考え方に合っていると春樹は考えたのです。 こういった名前に関する住野よるさんのこだわりが随所に散りばめられていて、その効果を高める手法が『名前を最後まで明かさない』というものでした。 そして、明かさない代わりに春樹が相手の気持ちをどう読み取っているのか分かるように【】表記にしたというわけです。 そして終盤、 名前を明かしたことで、春樹は相手の気持ちを想像するのではなく、ちゃんと対話をしてお互いに知ろうとするようになったことを表しています。 この部分に関しては、二周目以降の読書にも存分に威力を発揮するので、ぜひそういった点を念頭に置きながら読み返してみてください。 最後に 流行りの色物に見せかけて、実は住野さんのこだわりと小説の魅力、力が存分に込められた名作です。 そのこだわりや魅力はどうしても映画では伝わらない部分もあるので、映画を見たという方もぜひ小説版もお読みください。 また一度小説を読んだという方も、読み返すことを強くお勧めします。 一度目と同じか、それ以上の新しい発見があり、きっともっとこの作品を好きになるはずです。

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少女まんが『まじめだけどしたいんです!』あらすじ 19巻 ネタバレ

君 と したい はじめて の こと ネタバレ

「君たちはどう生きるか」とは、1937年に発売された吉野源三郎さんの名作です。 一貫して「人間らしく生きるにはどうしたらいいのか」というテーマが描かれています。 世の中に悩む人にとって、背中を押してくれる作品です。 2017年には羽賀翔一さんにより漫画化され、『 漫画 君たちはどう生きるか』のタイトルでマガジンハウスから出版された。 また、同年には宮崎駿さんが制作中のアニメ映画のタイトルを、本作から取って『 君たちはどう生きるか』にすることを発表しました。 今回はそんな話題作「君たちはどう生きるか」のあらすじ・ネタバレ・要約についてまとめました。 以下ネタバレを含みますので先に試し読みもオススメです。 「君たちはどう生きるか」で検索! 目次• あらすじ 2017年にマンガ版が発売されましたが、コペル君が日々の生活の中で直面する出来事を追っていくうちに、彼らの勇気と苦悩、そして「人間らしく生きるにはどうしたらいいのか」を一緒に考えていくことになります。 大切な友達を裏切ってしまったことを後悔しに苦しむ中学生のコペル君こと本田潤一。 学校に行けなくなってしまったある日、叔父さんから渡されたのが一冊のノートでした。 そこには、コペル君が叔父さんに話したコペル君が考えたこと・話したことについておじさんからのメッセージが書かれていました。 君たちはどういきるか「へんな経験」 潤一の家の近所に叔父さんが引っ越してきた日、二人で銀座のデパートの屋上までやってきました。 潤一は、屋上から見える人が小さいのを見て、「本当に人間って分子なのかも」と叔父さんにはなします。 叔父さんはその日を境に、潤一のことを「コペル君」と呼ぶようになります。 その人間分子体験は、コペル君にとっては自分がこの世界に溶けてしまいそうな気がしてほんとはちょっぴり怖いものでした。 叔父さんのノート「ものの見方について」 「本当に人間って分子なのかも」ということはいかに大発見かよく覚えていてほしい。 今回、君が考えたことは深い意味を持っている。 コペルニクスが地動説を発見する前は、天動説という天が自分を中心として回っているという考え方だった。 コペルニクスが地動説を発表したとき、かなりの迫害にあい、地動説が世間に広まるまで時間がかかってしまった。 天動説は、人間が自分を中心としてものを見たり、考えたりしたがる性質をもっていることの現れで、子供の時はどうしても天動説で世界をみている。 大人になっても、自分中心に物事を見てしまうくらい根深く・頑固に残るものなのだ。 勇ましき友 コペルニクスのように、どれだけ周りの人に間違っているといわれても、自分の考えを信じ抜けるひとになってみたいと思うようになったコペル君。 クラスメイトの浦川君がいじめっ子の山口から、「あぶらげ」と呼ばれていることを知ります。 山口が視界に入るたびにびくついていたことを暮らす全員知りながらも、やり返されることが怖くて誰も何もできませんでした。 人間は、大きな塊になって動いているせいで、かえって抜け出せなくなっているのではないかと考えます。 おじさんにいじめのことを相談しても、「自分で考えるんだ」と言われるばかりです。 本物の勇気 ある日、コペル君の友達であるガッチンが先生の不在中に山口を「浦川へのいじめはやめろ」と取っ組み合いをし始めます。 クラス中がガッチンの加勢をしますが、浦川君だけがガッチンに「やめてくれ」ととめるのでした。 叔父さんに事の顛末をはなし、周りの流れに勇気をもって逆らった浦川君は立派だと話すと、中学生で自分で考えたことを自分の言葉で表現できるのはなかなかできる事じゃないとほめられました。 真実の経験について 私やコペル君のお母さん・亡きお父さんも君にはよい人間になってほしいと思っている。 勉強のことは教えることはできるけど、人間として生きることや人間が集まって世の中を作っていくことにどれだけの価値があるのかは教えることができないし、人間らしく生きて感じなければ分からない。 学校や世間が立派なことだと言っているからといって、その通りに生きても人間らしく生きることにはならない。 人間らしく生きる価値については、いつでも自分が本当に感じたことから出発して正直に考えることが大事だと思う。 人間の立派さがどこにあるのか、自分の魂で感じて立派な人間になりたいと心の底から願うことだ。 ニュートンの林檎と粉ミルク 叔父さんと水谷君、ガッチンとで野球をしていた日、コペル君はふとニュートンの万有引力について思いだし、ニュートンはなぜ林檎を見ただけで大発見ができたのかギモンに思います。 叔父さんは、3人の前でニュートンが想像の中で林檎の木を伸ばして空から月が落ちてこないことに気がついたのだと解説し、ひとつのわかりきったことを追いかけていくと、ものごとの大事な「根っこ」にぶつかることがあると教えてくれました。 誤ってミルク缶を落としてしまったコペル君は、ミルク缶が家にたどり着くまでにいろんな人が関わっていること、そしてそのほとんどの人を知らないことを発見し「人間分子の関係・網目の法則」として叔父さんに報告の手紙を出したのでした。 人間の結びつきについて-なお、本当の発見はどこにあるか- コペル君が発見した「人間分子の関係・網目の法則」は、経済学・社会学で「生産関係」という言葉がある。 昔から、人間は分業しながら生きてきた。 顔がわかる身近な人から始まり、交換や縁組みなどで共同生活範囲が広がっていき、国を作るようになった。 もっと人間が複雑に入り組み、世界がひとつの網のようになった。 君が生きていく上に必要なものを作るために、たくさんの人が働いていた。 でも、全くの見ず知らずの人ばかりなのは、世の中が本当に人間らしいつながりになっていないからだ。 本当に人間らしい関係とはどんなものだろう。 人間が人間同士、お互いに好意を尽くし、それを喜びとしているほど美しいことはほかにありはしない。 本当の発見について 本当に人類の役に立ち、万人から尊敬されるだけの発見とはなにか。 それは君がはじめて知ったということではなく、君がそれをはじめて知ったことが同時に人類がはじめて知ったということでなくてはいけない。 人間が人生で経験することには限りがあるが、学問は万人の経験を各方面からまとめたものなのである。 人間はできるだけ学問を修めて今までの経験から教わらなくてはならない。 人間が今まで進歩してきて、まだ解くことができない問題のために骨を折ることができなければうそだ。 その上の発見こそ、人類の発見という意味を持つことができる。 また、そういう発見だけが偉大な発見といわれることもできる。 貧しき友 学校を休んで家を手伝っている浦川君に勉強を教えに行くようになったコペル君。 ノートを買うことができないからとギッチリとノートを書く浦川君に、いつになったら学校にいられるのか訊ねます。 山形にお金を工面しているお父さんが帰ってくれば学校に行けるそうです。 聞いたコペル君は、クラスでは目立たなくてバカにされるけど、本当はすごい奴なんだ!と走りながら家に帰りました。 おじさんに、もしも自分が浦川君の立場だったら投げ出しているかもしれない。 浦川君は一歩一歩進んでいると感動を伝えると、「君はある大切なものを日々生み出している。 それはなんだとおもう?」と問いかけられるのでした。 尊敬せずにはいられない美しい心根や優しい気持ちがあることをしたのはいい経験だ。 貧しい暮らしをしている人はみな、貧乏なことを引け目に感じているもので傷つきやすい。 だから、そういう人が恥ずかしい目に会わないように、見下さないようにその素直さを忘れてはいけない。 人間の値打ちは、金持ちでも貧乏でも関係ない。 尊敬するべき人間は貧乏でも偉いのだ。 いつでも自分の人間の値打ちに目を付けて生きて行かなくてはいけない。 世の中を支えているのは 貧乏な人を見下してはいけないのは、世の中の大多数が貧乏だからだ。 多くの人が人間らしい暮らしをできないのは大きな問題となっている。 貧しい暮らしをしている浦川君だって中学校に行っているが、若い衆は小学校までで勉強をやめないといけなかった。 若い衆は自分の労力だけが資本だが、体を壊せば稼ぐことができない。 体を壊しては困る人たちが一番体を壊しやすい環境にいる。 学問も芸術も貧しい人たちにとっては夢でしかない。 君がなんの縛りもなく勉強に打ち込むことができるのは、本当にありがたいことなんだ。 貧しい環境に育ち、働いて生きてきた人々こそ世の中を担ぐ立派な人たち。 彼らが人が生きていくために必要なものを生産してくれなければ、消費できない。 生産の働きこそ、人間を人間らしくしてくれる。 浦川君は、生産する側に立っている。 りっぱに家業をこなし、いやな顔せずに働いていることに対して尊敬を持つことが重要だ。 ナポレオンと4人の少年 コペル君の教室のまわりを、上級生がうろつくようになりました。 ガッチンは、ナポレオンの伝記を読んで研究したいので誰か持っていないかとコペル君に訊ねます。 叔父さんの家にならあるかもしれないと叔父さんの家に押し掛けると、本の代わりにナポレオンが10年で貧乏将校から皇帝に成り上がったこと、国内外の外交を一手に引き受けたこと。 大戦争をいくつも指揮したことを話してくれました。 ナポレオンの話に鼓舞されたガッチンは、いじめっこの山口に目を付けられて、山口の兄と友人たちに狙われていると告白しました。 それを聞いた浦川君・水谷君・コペル君は、ガッチンの危機には壁になると約束し、叔父さんの前で指切りするのでした。 それを見ていた叔父さんも、なくなったコペル君の父との約束を思いお越し、コペル君の世代に立派な人間になるために伝えることをまとめた本を自分で書く覚悟をします。 まずはその活動量だ。 10年で貧乏将校から皇帝に成り上がりフランスを納めたが、ロシアの大遠征で60万人いた兵士を1万人未満まで死亡させてしまい、次々に他の国に攻撃され島流しされて5年後に死んでいった。 将校から亡くなるまでの20年を激動の中で生きてきたのだ。 その活動の中でナポレオンは何を成し遂げたのか。 当時フランスは、ナポレオンが将校の時にフランス革命が起き、封建制から新しい時代へと進んでいた。 他の国が傭兵軍をフランスに送っていた中、フランスは国民が兵士となり戦った。 ナポレオンは軍を指揮して旧式の軍隊を倒し、自由な世の中を作るために役に立った。 学問では、エジプト遠征中に学者を集めてエジプトの研究をさせ、エジプト学の役に立った。 また、新しい時代のために、学者を集めて「ナポレオン法典」という法律をまとめ上げた。 これは近代国家の法律の元となっている。 新しい時代の役に立つことをした後、ナポレオンは自分のために権力を使ったが、人々の暮らしを圧迫しその上でロシアの大遠征という大失敗をしてしまったので、世の中の正しい進歩にとって有害な存在となってしまったのだ。 英雄とか偉人とか言われている人々の中で、本当に尊敬ができるのは、人類の進歩に役に立った人だけだ。 そして、人類の進歩に貢献した事業だけが真に値打ちのあるものなのだ。 雪の日の出来事 ガッチンを上級生から守る約束をして2週間たった日のこと。 校庭に雪が降ったので、ガッチン・浦川君・水谷君・コペル君は校庭で雪遊びを始めたところガッチンが雪だるまにぶつかって倒してしまう。 雪だるまを作ったのが山口の兄たちだった。 雪だるまを倒したことを山口が告げ口していたのだった。 上級生に見つかってしまいガッチンの危機が迫る。 浦川君・水谷君はガッチンを守るために前に出たが、コペル君は雪玉を隠して進み出ることができない。 3人が上級生に殴られるのを黙ってみていることしかできなかった。 その日の夜に熱を出しそのまま何日も学校を休んでしまう。 約束を守れなかった後悔に動けなくなるコペル君のところに、叔父さんがやってくる。 叔父さんは、今回のことで許してほしいという資格はない。 後悔で動けないなら一度考えるのをやめてしなくてはいけないことにまっすぐ進んで行けと諭し、コペル君はガッチンに手紙を書き、謝るという行動に出たのでした。 人間の悩み過ちと偉大さについて 人が苦しみや悲しみを感じているとき、本来人間がどういうものであるのかを教えてくれる。 人の体が苦痛を感じて故障を知ることができるということは、体が正常でないことを苦痛が教えてくれる。 同じように、心が感じる苦しみや辛さは、人間が人間として正常な状態にいないことを教えてくれる。 人間が人を憎んだり、敵対しているのを苦痛に感じ吹こうになるのは、憎んだり敵対するのが本来正しくないから。 人間が自分の才能を発揮できずに苦しむのは、自分の才能を発揮できないのは本来正しくないからだ。 人間が人間らしい苦痛を感じるときは、自分が取り返しのつかない過ちを犯してしまったという意識だ。 正しい道に従ってあるいていく力があるから、こんな苦しみもある。 ガッチンたちとの仲直り コペル君は、叔父さんのノートの中に自分を見つけます。 その自分に励まされ学校に行くことを決意します。 いざ3人を前に逃げ出したくなりますが、ノートの言葉に励まされ、謝ることができたのです。 人間分子コペル コペル君は、みんなと仲直りした後ノートを見ながら「自分が世界の中心を回っていないのなら、世の中は何を中心に回っているのか」と考えました。 そして、また銀座のデパートの屋上に叔父さんと一緒に上がったとき「世の中を回している中心なんてもしかしたら本当はないのかもしれない」「あの日の屋上でなんだか世界の中に溶けて消えてしまいそうなへんな気持ちになったけど、でも今はしっかりと飛び込んで行ける気がするんだ。 」 まとめ 「君たちはどう生きるか」は、「人間らしく生きるにはどうしたらいいのか」を考えさせる大人でも読み応えのある作品です。 特に世の中に悩むこんな人にオススメです。 ・友だちとの人間関係に悩む中高生 ・人生が思い通りならず悩んでいる人 ・他人と自分を比べてコンプレックスを感じている人 ・取り返しのつかない失敗をしてしまった人 「君たちはどう生きるか」を読み終わった後、そっと背中を押してくれるでしょう。 本を手にとって読みたい方はこちら.

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