引越しババア その後。 ウト「種付けして親孝行しろ」私「いつ作るかはうちの勝手です」ウト「子供もできない不良品なら実家に帰れ!!」→実家に帰った結果...【2/2】

昼休み後に自分のブースに戻ったところ、異臭がする。結果、隣りのババアのコロン臭と判明。→結果…

引越しババア その後

で、この祖母と母の嫁姑仲が 最悪に悪かった。 そこから恐らく全て始まったんだけど、 まずババアは母の出産自体 気に食わなかったらしく、 生まれたばかりで退院して 間もない俺の額を指で凹ませて 殺そうとしたことが二度ほどあったらしい。 んで当然ながら時間が経つにつれて和解。 おばあちゃんは優しくなりました。 その時家にいたのは俺、弟、ババアの三人。 母と父は仕事で夜に来ることになっていた 丁度出前の昼飯を食い終わり、 コタツで週間ナントカという 女性向け雑誌見てる時だった。 バキン! ととてつもない音がなり、 家全体が持ち上げられて 落とされたような衝撃。 それからバキバキと家全体を鳴らしながら 本当に身動きが取れないほどの 縦揺れが続いた。 俺は四つん這いで コタツから這いでて玄関に向かい、 高速自動ドアと化してる扉を 抑えつけて大声で弟を呼んだ。 爺さんの書庫で官能小説漁ってた弟が 同じく四つん這いで 生まれたての子鹿みたいに這って出てきた。 その時、ババアは仏間。 完全にババアのことは頭になかった。 なんとか弟を家から出し、 降ってくる瓦を避けながら 庭で2人蹲っていると、 ガラス越しに仏間で蹲る ババアの姿が確認できた。 その頃には揺れがだいぶ収まっていて、 他の家々から人が出てきて 安否確認なんかをしていた。 俺は何を思ったか再び家に、 ババアを救助しに入った。 ババアは半分泣きながら 爺さんの位牌と経典? のようなものを抱えて、 何かぶつぶつと念仏のような 独り言のようなものをつぶやいていた。 俺は硬直してるババアの腕を取って 「ばあさん危ないから家出よう」 とかなんとか言った。 ここでババアまさかの 「やんた 嫌だ 」発言。 家の中はめちゃくちゃ、 瓦もガラスも散らばっていて、 外では防災無線が ガンガン鳴り響いている中、 「えさ居ればいい! おは居る! 家に居ればいい! 私は逃げない 」 俺パニック。 家は高台にあったが海に近く、 津波はとてもここまできそうにないが 次揺れたら家は潰れそうなくらいの ギシギシっぷりだった。 ババアの両肩を掴むと 羽交い締めのように抑えつけ、 比較的ガラスが飛び散っていない 縁側からババアを連れて脱出した。 ババアは発狂していた。 外では防災無線がますます鳴り響き、 海抜の低い下の方の家の住民が 喚きながら坂を登ってきたり、 糞狭い小道を軽トラが ギチギチに占領していたりで えらい騒ぎだった。 ババアは庭に出しても まだ尚何か叫んでいて、 家は誰が守る? とか、 通帳はどこだ? とかあとはほとんど訛りが強くて 聞こえなかったが とりあえず大いに取り乱していた。 弟だけは冷静に携帯を開き、 電波が全く通じないこと、 恐らく津波が来ること、 車で逃げると死ぬかもしれないこと、 母と父は内陸部にいるので 恐らく無事であろうことを 淡々と俺に説明した。 この時点で恐らく15:00ころ。 家の脇の道路を見ると 車がありえないほど渋滞していて、 車の隙間を縫うように 下から人が避難してきていた。 ここでババアがまた大声を出す。 「遺影もってこ!! 遺影を持って来い 」 その後、通帳とタンスの金もだ! と まくし立てるように言うと俺に指を差した。 俺「そんな時間ない! 山に上がるぞ! 」 弟「裏から行こう。 ばあちゃん俺が担ぐから兄は道確保して」 ババア「おらはいかねえ! 爺さん置いてくのか!? 財布も忘れだ!! 」 ババア、頑として譲らない。 そこで俺もちょっと油断した。 うちは高台にあるから 津波なんてここまで来ないだろ。 ババアを黙らせるためには 仏壇の写真をとってくればいいんだ。 俺は弟に先にいけ、 ばあさんは俺が連れて行く。 と言い、再び家に。 余震が続いていて ガラス片がバリバリいいながら降っていた。 俺が倒れた仏壇の下から 遺影を引っ張り出していると、 なぜか家の中までついてきたババアが 「それでねえ! 大きいのだ! 上のだ! 」と、 梁に立てかけてある、 肖像画くらいの大きさの爺さんの遺影を アゴをしゃくって挿した。 梁ははしごを使わなければ とても手が届かない。 俺もだんだん冷静になって頭にき始めて、 「そんなもん無理だ。 自分で取れ! 」 と怒鳴った。 家の外から 「来たぞー!! 」と 誰かが叫ぶ声が聴こえた。 また余震だと思った。 とんでもない音で地鳴りが鳴り始め、 外では逃げろ! とか早くしろ! とか、一人ではなく大勢が叫んでいた。 ただならぬ気配に外に飛び出した。 坂の下、海のほうを見下ろすと 砂浜がなかった。 真っ黒い墨汁のような水が 防波堤ぎりぎりまで満たされていた。 「津波だー!! 」と、 誰かが叫んだ。 俺「ばあさん! だめだ! もうダメだ! 津波が来た! 写真持ったべ? 逃げるぞ! 」 ババア「財布はどこだ!? 」 坂の下の方では声をかき消すくらい バリバリと雷と台風でも いっぺんに来たような 轟音が鳴り響いていた。 俺は問答無用で ババアの腕を掴んで裏口へと走った。 横目で坂の下を見ると、 幼馴染の実家に波に流された 軽トラが突き刺さっていた。 俺「ばあさん! 先に行ったか!? 」 ババア「財布とってねえ! おめえ、写真どこさやった!? 」 ババアも俺に渾身の肩パンを繰り出しながら ずっと叫んでいた。 ずっと後ろの方で悲鳴が聞こえていた。 裏口を回って山道に出る。 少し見通しのいいそこに立つと、 うちの二軒下の家に 大量の瓦礫がぶつかってドリフのコントのように 押し流されているところだった。 瓦礫の中に赤い服着た人間が混じってた。 どう考えてもここまで来る。 それもあと数十秒で。 あ、死ぬの? と漠然と思った。 ぽかんとしている俺の肩を ババアが突き落とすように押した。 ババア「写真どこさやった! おら位牌ももってねえが!! おめえ早く取って来い!! 」 ババアは今津波に飲み込まれようとしている家に戻れと、 俺に言っていた。 俺はそこで我に返って、 急いで後ろの急斜面の何の舗装もされてない山を 四つん這いで登った。 ババアが俺の脚を掴んで引きずり下ろす。 俺「おい! 死ぬんだぞ! 津波来てんだぞ! 」 ババア「早く行け! おめえ、誰が育てたと思ってる!? 」 俺「何いってんだお前! 早く登れよ! なんなんだよ! 」 ババア「おらが生かしてやったんだぞ!! おめえを! あん時死ねばよがったんだぞ! 早く行け!! 」 泥まみれの土まみれで 四つん這いのままババアを振り返ると、 ババアは俺の脚を掴んで、 子供の頃に見たあの人呑鬼そっくりの ブチ切れ顔で俺を更に引きずり降ろそうとしている。 ババアの後ろには家と、車の塊。 俺が戻れと言われていた実家は もう瓦礫にもみくちゃにされて、 今まさに砕けているところだった。 ババアの顔を見て、 小さい頃のババアとの思い出が パラパラマンガみたいに脳裏に蘇った。 猫が食った後の残飯を食わされたことや、 部屋の隅にビニールテープの陣地を作られて そこを出ると殴られたことや、 母ちゃんの悪口を書いた手紙を読まされたこと、 飼ってたインコに粉洗剤を盛られたこと。 そんで出ていくきっかけは 俺を生垣から突き落としたことだったなあと。 急に冷静になって、 「あ、うん」なんて返事をして、 腰を捻って下にいるババアの両腕を 引っ張りあげるように掴んだ。 大部分の瓦礫は道路側に逸れて、 流れの早い波が さっき上がってきた裏庭を駆け上がってきていた。 俺が気の抜けた返事をしたからか、 自分を引っ張り上げてくれるような動作をしたからか、 ババアは一瞬素の顔に戻って力が抜けた。 そんでそのまま、 両腕を持ったまま、 ババアを下に向けてポイっと放った。 ババアは一段下の山道へ尻餅をついて、 「おい」と普段呼びかけるような いつもの調子で言った。 いつもの顔をしていた。 俺はそのまま四つん這いで山を駆けのぼった。 ゴーゴー爆音がそっちこっちで鳴り響いていて、 夢中で登った。 今どこまで津波が来ていて、 自分の進んでいる方向は正しいのか、 一切わからなかった。 どのくらい登ったかは定かじゃないが、 ふと後ろを振り返ってみると 7mくらいの所で波は止まっていた。 波が引いていくのを見て、 ババアの姿を瓦礫の間に探したがもう居なかった。 あれから一年経つが ババアは未だに見つかっていない。

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引越しババア その後

で、この祖母と母の嫁姑仲が 最悪に悪かった。 そこから恐らく全て始まったんだけど、 まずババアは母の出産自体 気に食わなかったらしく、 生まれたばかりで退院して 間もない俺の額を指で凹ませて 殺そうとしたことが二度ほどあったらしい。 んで当然ながら時間が経つにつれて和解。 おばあちゃんは優しくなりました。 その時家にいたのは俺、弟、ババアの三人。 母と父は仕事で夜に来ることになっていた 丁度出前の昼飯を食い終わり、 コタツで週間ナントカという 女性向け雑誌見てる時だった。 バキン! ととてつもない音がなり、 家全体が持ち上げられて 落とされたような衝撃。 それからバキバキと家全体を鳴らしながら 本当に身動きが取れないほどの 縦揺れが続いた。 俺は四つん這いで コタツから這いでて玄関に向かい、 高速自動ドアと化してる扉を 抑えつけて大声で弟を呼んだ。 爺さんの書庫で官能小説漁ってた弟が 同じく四つん這いで 生まれたての子鹿みたいに這って出てきた。 その時、ババアは仏間。 完全にババアのことは頭になかった。 なんとか弟を家から出し、 降ってくる瓦を避けながら 庭で2人蹲っていると、 ガラス越しに仏間で蹲る ババアの姿が確認できた。 その頃には揺れがだいぶ収まっていて、 他の家々から人が出てきて 安否確認なんかをしていた。 俺は何を思ったか再び家に、 ババアを救助しに入った。 ババアは半分泣きながら 爺さんの位牌と経典? のようなものを抱えて、 何かぶつぶつと念仏のような 独り言のようなものをつぶやいていた。 俺は硬直してるババアの腕を取って 「ばあさん危ないから家出よう」 とかなんとか言った。 ここでババアまさかの 「やんた 嫌だ 」発言。 家の中はめちゃくちゃ、 瓦もガラスも散らばっていて、 外では防災無線が ガンガン鳴り響いている中、 「えさ居ればいい! おは居る! 家に居ればいい! 私は逃げない 」 俺パニック。 家は高台にあったが海に近く、 津波はとてもここまできそうにないが 次揺れたら家は潰れそうなくらいの ギシギシっぷりだった。 ババアの両肩を掴むと 羽交い締めのように抑えつけ、 比較的ガラスが飛び散っていない 縁側からババアを連れて脱出した。 ババアは発狂していた。 外では防災無線がますます鳴り響き、 海抜の低い下の方の家の住民が 喚きながら坂を登ってきたり、 糞狭い小道を軽トラが ギチギチに占領していたりで えらい騒ぎだった。 ババアは庭に出しても まだ尚何か叫んでいて、 家は誰が守る? とか、 通帳はどこだ? とかあとはほとんど訛りが強くて 聞こえなかったが とりあえず大いに取り乱していた。 弟だけは冷静に携帯を開き、 電波が全く通じないこと、 恐らく津波が来ること、 車で逃げると死ぬかもしれないこと、 母と父は内陸部にいるので 恐らく無事であろうことを 淡々と俺に説明した。 この時点で恐らく15:00ころ。 家の脇の道路を見ると 車がありえないほど渋滞していて、 車の隙間を縫うように 下から人が避難してきていた。 ここでババアがまた大声を出す。 「遺影もってこ!! 遺影を持って来い 」 その後、通帳とタンスの金もだ! と まくし立てるように言うと俺に指を差した。 俺「そんな時間ない! 山に上がるぞ! 」 弟「裏から行こう。 ばあちゃん俺が担ぐから兄は道確保して」 ババア「おらはいかねえ! 爺さん置いてくのか!? 財布も忘れだ!! 」 ババア、頑として譲らない。 そこで俺もちょっと油断した。 うちは高台にあるから 津波なんてここまで来ないだろ。 ババアを黙らせるためには 仏壇の写真をとってくればいいんだ。 俺は弟に先にいけ、 ばあさんは俺が連れて行く。 と言い、再び家に。 余震が続いていて ガラス片がバリバリいいながら降っていた。 俺が倒れた仏壇の下から 遺影を引っ張り出していると、 なぜか家の中までついてきたババアが 「それでねえ! 大きいのだ! 上のだ! 」と、 梁に立てかけてある、 肖像画くらいの大きさの爺さんの遺影を アゴをしゃくって挿した。 梁ははしごを使わなければ とても手が届かない。 俺もだんだん冷静になって頭にき始めて、 「そんなもん無理だ。 自分で取れ! 」 と怒鳴った。 家の外から 「来たぞー!! 」と 誰かが叫ぶ声が聴こえた。 また余震だと思った。 とんでもない音で地鳴りが鳴り始め、 外では逃げろ! とか早くしろ! とか、一人ではなく大勢が叫んでいた。 ただならぬ気配に外に飛び出した。 坂の下、海のほうを見下ろすと 砂浜がなかった。 真っ黒い墨汁のような水が 防波堤ぎりぎりまで満たされていた。 「津波だー!! 」と、 誰かが叫んだ。 俺「ばあさん! だめだ! もうダメだ! 津波が来た! 写真持ったべ? 逃げるぞ! 」 ババア「財布はどこだ!? 」 坂の下の方では声をかき消すくらい バリバリと雷と台風でも いっぺんに来たような 轟音が鳴り響いていた。 俺は問答無用で ババアの腕を掴んで裏口へと走った。 横目で坂の下を見ると、 幼馴染の実家に波に流された 軽トラが突き刺さっていた。 俺「ばあさん! 先に行ったか!? 」 ババア「財布とってねえ! おめえ、写真どこさやった!? 」 ババアも俺に渾身の肩パンを繰り出しながら ずっと叫んでいた。 ずっと後ろの方で悲鳴が聞こえていた。 裏口を回って山道に出る。 少し見通しのいいそこに立つと、 うちの二軒下の家に 大量の瓦礫がぶつかってドリフのコントのように 押し流されているところだった。 瓦礫の中に赤い服着た人間が混じってた。 どう考えてもここまで来る。 それもあと数十秒で。 あ、死ぬの? と漠然と思った。 ぽかんとしている俺の肩を ババアが突き落とすように押した。 ババア「写真どこさやった! おら位牌ももってねえが!! おめえ早く取って来い!! 」 ババアは今津波に飲み込まれようとしている家に戻れと、 俺に言っていた。 俺はそこで我に返って、 急いで後ろの急斜面の何の舗装もされてない山を 四つん這いで登った。 ババアが俺の脚を掴んで引きずり下ろす。 俺「おい! 死ぬんだぞ! 津波来てんだぞ! 」 ババア「早く行け! おめえ、誰が育てたと思ってる!? 」 俺「何いってんだお前! 早く登れよ! なんなんだよ! 」 ババア「おらが生かしてやったんだぞ!! おめえを! あん時死ねばよがったんだぞ! 早く行け!! 」 泥まみれの土まみれで 四つん這いのままババアを振り返ると、 ババアは俺の脚を掴んで、 子供の頃に見たあの人呑鬼そっくりの ブチ切れ顔で俺を更に引きずり降ろそうとしている。 ババアの後ろには家と、車の塊。 俺が戻れと言われていた実家は もう瓦礫にもみくちゃにされて、 今まさに砕けているところだった。 ババアの顔を見て、 小さい頃のババアとの思い出が パラパラマンガみたいに脳裏に蘇った。 猫が食った後の残飯を食わされたことや、 部屋の隅にビニールテープの陣地を作られて そこを出ると殴られたことや、 母ちゃんの悪口を書いた手紙を読まされたこと、 飼ってたインコに粉洗剤を盛られたこと。 そんで出ていくきっかけは 俺を生垣から突き落としたことだったなあと。 急に冷静になって、 「あ、うん」なんて返事をして、 腰を捻って下にいるババアの両腕を 引っ張りあげるように掴んだ。 大部分の瓦礫は道路側に逸れて、 流れの早い波が さっき上がってきた裏庭を駆け上がってきていた。 俺が気の抜けた返事をしたからか、 自分を引っ張り上げてくれるような動作をしたからか、 ババアは一瞬素の顔に戻って力が抜けた。 そんでそのまま、 両腕を持ったまま、 ババアを下に向けてポイっと放った。 ババアは一段下の山道へ尻餅をついて、 「おい」と普段呼びかけるような いつもの調子で言った。 いつもの顔をしていた。 俺はそのまま四つん這いで山を駆けのぼった。 ゴーゴー爆音がそっちこっちで鳴り響いていて、 夢中で登った。 今どこまで津波が来ていて、 自分の進んでいる方向は正しいのか、 一切わからなかった。 どのくらい登ったかは定かじゃないが、 ふと後ろを振り返ってみると 7mくらいの所で波は止まっていた。 波が引いていくのを見て、 ババアの姿を瓦礫の間に探したがもう居なかった。 あれから一年経つが ババアは未だに見つかっていない。

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ウト「種付けして親孝行しろ」私「いつ作るかはうちの勝手です」ウト「子供もできない不良品なら実家に帰れ!!」→実家に帰った結果...【2/2】

引越しババア その後

クレームを受けたときの考え方について教えてください。 クレームについて重要なのが、人それぞれに感じ方が違うということです。 自分は大したことがないと思っていることでも、相手にはそれが不快なことだったりします。 そういった認識の差がクレームに結びついています。 だから、きつい口調でクレームを言われてカッとなっても、その場はガマンして、そう感じる人がいるのだと考えましょう。 クレームを言ってきた相手に対して「神経質すぎる」などと言い返し、拒絶するような態度をとると、対立して、かえって問題の解決が困難になってしまいます。 また、クレームには「あの人が嫌い」という感情が根本に潜んでいることがあります。 挨拶をしていなかったり、ちょっと不快な態度をとったりなど、ほんの些細な出来事の負の感情が時間とともに大きくなっていることがあるのです。 そういった場合、クレームの原因自体は大したことではなくても、クレームへつながってしまいます。 だから、クレームを機に、ふだんの自分の行動や接し方などを思い出して、問題がなかったか振り返ってみてもいいでしょう。 クレームを受けたときの対処法 クレームを受けたら、まず何をすればいいでしょうか? まったく身に覚えがなくても「そんなことはない」と拒絶するような態度をとると、相手がさらに怒ってしまい、対立する原因になります。 また、あとから自分が原因だと判明した場合、相手の怒りを静めるために何度も謝る羽目になります。 そこで、事実関係については謝罪せず、相手の感情に対して謝罪する「限定的な謝罪」をしましょう。 例: 「いま、はっきりと確認できないのですが、うちが原因だとしたら、ご不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。 子供が戻りましたら確認しますので、のちほどうかがってもよろしいですか?」 謝罪するのは、クレームの内容ではなく、相手が不快に感じた気持ちに対してです。 事実関係がはっきりしない段階で「〇〇のせいで本当に申し訳ありません」と全面的に謝罪をするのは時期尚早です。 後々、謝罪したことを理由に、自分が不利になる可能性があります。 限定的とはいえ、謝意を伝えることは、相手の気持ちを静めることができます。 また、限定的な謝罪とともに、事実関係を確認した結果をお伝えする日にちを決めると、誠実に対応している印象を相手に与えます。 さらに「日曜日のお昼ごろにお伺いしたいと思いますが、その時間にいらっしゃいますか」と時間まで決めることができると、より良い印象を与えられます。 そして、もっとも重要なのがクレームの事実確認です。 クレームの内容が事実であれば、きちんと謝罪する必要があります。 ところが、クレームの原因が子供だったとき、確認しようにも、子供は怒られるのを嫌がって嘘をつくことがあります。 最初から子供に対して怒った態度をとらず、さりげなく聞き出すなどの工夫が必要です。 自分が原因ではないクレームにはどうすればいいでしょうか? 例えば「騒音がひどい」というクレームがあったものの、その時間は仕事で不在にしていた、というように、まったく身に覚えがない、自分に原因がないことがはっきりしている場合は、その旨を伝えましょう。 ただ、言い方には工夫が必要です。 相手の事実誤認だからと、それを責めるような態度は禁物です。 優しく、具体的に自分ではないことを伝えましょう。 このマンションは音が響きますので、ほかのお宅が原因かもしれません。 管理人さんに確かめていただけないでしょうか」 言いがかりをつけられた、とばかりに強い態度で対応してしまうと、また違う怒りをかってしまう可能性があります。 相手に非があっても、冷静で丁寧な態度を崩さないようにしてください。 自分に原因あるときの謝り方を教えてください。 身に覚えがあるときは、誠心誠意、心を込めて謝りましょう。 謝罪の意思を伝え、相手が不快に思う事態が起こった原因とその対策についても話してください。 ただ謝罪するだけでは、また同じことが起こるのでは、と思われてしまいます。 相手宅にうかがうときには、お詫びの気持ちを表すため、菓子折りなどを持って行くことをおすすめします。 例: 「申し訳ありませんでした。 ここ数日、親戚の子供が泊まりに来ておりまして、夜遅くまではしゃいでいたので、その音が伝わってしまったのだと思います。 これからは、子供によく言って、気をつけるようにします」 また、再度同じクレームをつけられないように対策をしましょう。 特に、子供が原因の騒音の場合、どんなにきつく叱っても、同じことを繰り返してしまうことがあります。 防音マットなど、子供用の防音グッズが豊富にあるので、そういったものも活用してください。 難しいクレームへの対処法 クレームが長時間になったときはどうすればいいですか? そもそも、クレームが長時間にならないようにすることが大切です。 人間の脳は、どんなに怒っていても、怒りを20分以上も持続できないといわれています。 ところが、クレームの最中に、相手がイラッと感じるような態度や言葉があると、そこから新しい怒りが湧いてしまうそうです。 延々と怒り続けている人は、新しい怒りの原因によって、怒りを持続しているのです。 つまり、相手をイラッとさせなければ、どんなに長くても、クレームは20分くらいで終わります。 相手をイラッとさせないためにも、自分は感情的にならないように努めて、話をさえぎることなくすべて喋らせ、事実関係がはっきりしなければ限定的な謝罪をしましょう。 さらに内容を復唱確認したあとは、 「ちょっと確認する時間をいただけますか」とお願いして、時間を置くようにすれば、クレームが長時間にわたることはないでしょう。 クレームがこじれてしまったらどうしたらいいでしょうか? どんなにきちんと対応していても、相手がまったく受け入れてくれなくて、何度も話し合いを重ねても平行線だった場合は、第三者を入れるべきです。 クレームの原因が自分にあったとしても、相手の要求が過剰であったり、興奮して話し合いが成立しないような場合は、第三者を入れて、お互いに冷静に話し合えるようにするしかありません。 一戸建ての場合は自治会、集合住宅であれば大家さんや管理会社にお願いしましょう。 最初からけんか腰の人にはどうすればいいでしょうか? 激高していて、つかみかかってくるほどの勢いだったときは、自分に原因があっても警察を呼んでしまってもいいでしょう。 普通に怒っている程度なら、これまで紹介したような対応で十分だと思います。 相手が怒鳴っているようなときは、ファミリーレストランや喫茶店などに場所を変えて、話を聞くといいでしょう。 人は、立ったままだと興奮が静まらないので、イスに座ってもらうことで気分を落ち着かせられます。 また、周りに人がいる環境では大声を出しにくいので、冷静に話し合うことができるのです。 場所を移動するのが難しい場合は、座布団などを用意して、玄関に座ってもらってもいいでしょう。 クレームが起こらないようにするには どうすればクレームが起こりにくくできるでしょうか? ・笑顔と挨拶を心がける ふだんからきちんと挨拶をして、笑顔で対応できる人は、めったにクレームを受けることがありません。 そういった人は、誰もが話しかけやすいので、もし迷惑になるような騒音を起こしてしまったとしても、「最近うるさいですよ、どうかしました?」と、クレームになる前段階で、友好的な注意をされるのです。 まずは、周りの人に、プラスの感情を与える人になるように努めましょう。 ・井戸端会議は短時間で切り上げる 主婦の場合は、井戸端会議に長時間参加しないように気をつけましょう。 井戸端会議は、情報源として助かることもありますが、長時間になると話題が悪口に移っていくことが多いのです。 悪口に参加すると、自分が何も言っていなかったとしても、相槌やうなづきだけで悪口を言ったことになってしまいます。 また、仲が良くなりすぎるのも問題で、顔見知り程度の関係であれば冷静に対応できることも、関係を崩さないようにと我慢してしまい、爆発してしまうこともあるようです。 このように感情的になると収拾がつかず、また、井戸端会議のつながりから、自分の悪口を周りに言いふらされて孤立してしまうことも考えられるのです。 だからといって、井戸端会議にまったく参加しないと、愛想が悪いと思われてしまうので、短い時間だけ参加しましょう。 参加したら、ころあいを見て「食事の準備があるので」「そろそろ出かけなきゃいけないので」など適当に理由をつけて切り上げてください。 話題は、お天気、食べもの、メイクなど無難なものがおすすめです。 友人関係は、トラブルになると深刻な事態につながる近所ではなく、家からは離れた、趣味の集まりなどで築けばいいのです。 ・地区の行事には積極的に参加する 井戸端会議などの近所づきあいが淡白になってしまう分、地区の行事には積極的に参加しましょう。 ゴミ拾いや運動会など、面倒でも一生懸命にやれば、近所づきあいが深くなくても、自分の評判を落とすことはありません。 ただ、役員などに選ばれてしまうと、深いつきあいを求められることになりますが、それは誰しも順に担当することです。 ボランティア精神で割り切って務めるようにしましょう。

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