まむし。 和食さと「ひつまむし膳」「ひつまむしと夏の天ぷら膳」「夏にぎりとうなぎそうめん膳」各200円引き、“さとの零の丑”夏フェア値下げキャンペーン開催(食品産業新聞社ニュースWEB)

マムシグサ

まむし

分布 [ ] (、、、、、) 形態 [ ] 全長45 - 60センチメートル。 まれに体長が1メートル近くになる。 北海道産の個体は大型で、60センチメートルを超える個体が多い。 伊豆大島には「 赤まむし」の別名を持つ体色が赤い個体が多いと言われる。 全長に比して胴が太く、体形は太短い。 赤外線感知器官(頬窩、ピット器官)は明瞭。 舌は暗褐色や黒。 20対前後の中央に黒い斑点のある俗に銭型とも呼ばれる楕円形の斑紋が入る。 胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は21列。 尾は短い。 出産直後の幼蛇は全長20センチメートル、体重5グラム。 幼蛇は尾の先端が橙色。 毒 [ ] 毒性はよりも強いが、体が小さいため毒量は少ない。 5 - 23. 7マイクログラム、(日本産の他種では1. 7 - 2. 2マイクログラム、ハブ沖縄島個体34. 8マイクログラム・奄美大島個体47. 8マイクログラムなど)。 腹腔内投与では27 - 31マイクログラム。 も含まれ斜視・複視などの症状が出現することもある。 毒には様々な因子が含まれることに加え、注入された毒量・噛まれた部位によっても症状が異なる。 を遊離する酵素:末梢血管の血管拡張を行い血圧を降下させる。 ホスホリパーゼA 2:溶血作用に関与する。 トロンビン様酵素:細胞膜を溶解する酵素や血液凝固系に作用する。 アリルアシダーゼ、エンドペプチダーゼ:タンパク質分解酵素で、咬傷部の骨格筋変性に作用する。 出血因子:毛細血管に作用し、強力に体内出血を誘発する。 希に、眼瞼下垂、外斜視、四肢の筋力低下、換気障害などの筋無力症状を呈する。 などである。 咬傷を受けると局所の疼痛、腫脹がおきる。 局所の疼痛はしばらくすると収まるが、腫脹により神経が圧迫されることで腫脹部全体の疼痛が発生する。 腫脹の進行は症例によって異なり手を噛まれた場合でも肩に達するのが数時間の例もあれば、2日かかった例もある。 出血作用は強くないものの、血小板が凝集することで血中の血小板が減少し止血作用を失う。 これに出血作用が加わることで皮下や消化管などの全身で持続性の出血が起こる。 骨格筋が溶解し筋肉中のが血液中に流出し、ミオグロビン血症・を引き起こす。 全身の腫脹によって循環血液量が減少することで腎機能障害を引き起こす原因になったり、ミオグロビンの流出量が多いと腎臓の糸状体で詰まることで腎組織が壊死する。 出血と末梢血管の膨張により血圧が下がり、ショック状態になることもある。 重症化した例は大きく分けると腫脹が強く急性腎不全を起こす例か、腫脹は顕著でないものの咬傷後数時間で(血小板が激減し全身性の出血・血圧低下)を引き起こす例に分かれる。 死亡例の多くは受傷後、3 - 4日後に集中する。 重篤な場合は、呼吸不全。 3 - 9日後、急性腎不全による乏尿、無尿、蛋白尿、血尿。 分類 [ ] 以前は旧マムシ属 Agkistrodonに分類され、北アメリカ大陸に分布する種と同属とされていた。 の分子系統解析から、北アメリカ大陸に分布する種は単系統群で東アジアに分布する種よりも同所的に分布するやなどに近縁であると推定された。 そのため Agkistrodon属に北アメリカ大陸に分布する種を残して()、本種を含めた東アジアに分布する種はマムシ属 Gloydiusとして分割された。 1994年に対馬の個体群とされていたものは独立種 G. tsusimaensisとして分割された。 ニホンマムシと違い模様が銭形模様ではないこと、そしてニホンマムシと比べて気性が荒いなどの特徴がある。 生態 [ ] からの、藪に棲む。 水場周辺に多く出現し、山間部の水田や小さな川周辺で見かけることも多い。 時に田畑にも現れる。 日周活動は季節や地理変異があり、例として九州の個体群は4 - 5月・10月は昼行性傾向が強く、6 - 9月は夜行性傾向が強い。 危険を感じると頸部をもたげ舌を出し入れする、尾を細かく振るわせて音を出す、肛門腺から臭いを出すなどの行動を行う。 樹皮が粗ければ木に登ることもあり、幼蛇は壁面を登ることもある。 11 - 翌3月はし、冬眠前後の温暖な日には日光浴を行い体温を上げる。 野生下では・などの哺乳類、などの鳥類、・などの爬虫類、カエル類・などの両生類、・・などの魚類、ムカデ類などの節足動物を食べた例がある。 共食いも行う。 繁殖様式は。 8月下旬から9月に交尾し、メスは卵管にある腺組織(精子嚢)に精子を貯蔵する。 翌年の6月にこの精子を用いて授精する(遅延授精)。 妊娠期間は約90日。 8 - 10月に、1回に2 - 13匹の幼蛇を から産む。 出産間隔は2 - 3年。 生後3 - 4年で成熟する。 言い伝えに、「マムシは口から子供を産む。 だから、子が生まれる際に牙で子が傷つかぬよう、妊娠中のマムシは牙を折るために積極的に噛みつく」といったものがある。 しかし、毒蛇にとって牙は重要なもので、定期的に生え換わるようになっており、常にマムシは牙をもっている。 もちろん、子が口から生まれてくるわけではないものの 、他の動物全般に言えることだが、実際に妊娠中の個体は神経質になる傾向があり、「積極的に噛みつく」ということはあながちデマではない。 人間との関係 [ ] 1961 - 1962年の調査では咬傷被害数は19県で年平均2,182人で、全国では約3,000人以上が咬傷被害にあったと推定されている。 咬傷被害は手への被害が多く農作業や山菜採り・キノコ狩り・草刈りなどの際の被害例が多いが、捕獲時の咬傷被害例もある。 足への咬傷被害ではぞうりなどを履いていた例が多い。 咬傷を受けた場合119番通報の上、救急車の出動を要請し、 安静にする。 身体を激しく動かすと体液の循環が促進され、その分毒のまわりが早くなる。 ただし、救命救急医らのグループによる全国調査によれば、結果的には走ってでもいち早く医療機関を受診する方が軽症で済むことが分かったという。 牙跡は通常2ヶ所(1 - 4ヶ所である場合もある)で、現場で可能な処置は、咬傷部より心臓側で軽く緊縛(緊縛も後述の乱切や吸引同様、問題視されつつあり、するのであれば軽く緊縛するのが無難である)。 毒蛇に咬まれた時の応急措置として 「口で毒を吸い出す」と言われているが、『素人による切開・毒素の吸引は行わない』こと。 口腔内に傷がない場合は効果的である。 咬まれた時の時間や状況は説明出来るように必ず覚えておく必要がある。 速やかに処置可能な医療機関でマムシ抗毒素投与などの治療を受ける。 6時間以内の血清投与が推奨されており、少なくとも24時間は経過観察が必要。 血清投与に際しては、に十分注意 し投与する(また、医療機関における乱切や吸引も問題視されつつある)。 血清投与後、7日から10日して2 - 10パーセントで遅延型アレルギーを起こした場合は、やを投与する。 血清投与に関わる諸問題を回避するため、台湾に自生する( Stephania cepharantha)から抽出されたアルカロイド系の( Cepharanthin)が使用される場合がある。 薬用 [ ] マムシの皮を取り去り乾燥させたものを、 反鼻(はんぴ)と呼び、として滋養強壮などの目的で用いる。 また、を乾燥したものは 蛇胆(じゃたん(通称じゃったん))と呼ばれ、反鼻よりも滋養強壮効果が高いとされる。 反鼻や蛇胆は、などによく使用されている。 「マムシドリンク」・「赤まむし」といえば、動物生薬を使った栄養ドリンクの代表格でもある。 では強精効果を目的に乾燥させた身や生の身を焼酎漬けにして飲用する場合があり、 マムシ酒(まむしざけ)と呼ばれる。 また、目玉は生で飲用することもある。 生の身をマムシ酒にする際は、1か月ほど餌を与えずに飼ってその間に体内の排泄物を全て出させるのだが、その状態でもまだ餓死せず生きている。 そのため、一般にはかなり生命力のある生物と思われる事が多いが、1か月の絶食でも生きているのはであるがゆえにエネルギー消費が小さいのが原因である。 ただし、この方法でマムシ酒を造る場合、アルコール濃度が低いと腐敗してしまう可能性が高い。 特に体色が赤めのものは赤マムシと呼ばれ薬効が高いとされるが、成分は他の個体と変わらない。 マムシ酒はとして飲用されるだけでなく打撲傷に使用される。 科学的な根拠は確認されていない。 渾名 [ ] 日本人にとって最も身近な毒蛇であることから、(あだな)に使われる場合がある。 毒蛇としての印象から、クセのある、どちらかといえば粗暴もしくは陰険な人物の渾名とされることも多い(例:・・・など)。 また、たとえばのように奇抜な芸名として用いられる場合もある。 植物の名にはがある。 これは茎のまだら模様がマムシに似ていることが由来である。 また、関西では料理においてのことを「まむし」、あるいはウナギのをまむし釜飯と言うことがあるが、呼び名の由来は本種とは無関係である(「鰻飯(まんめし)」のなまりという説や、飯の間に挟んで蒸すため「間蒸し(まむし)」という説などがある)。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• Uetz, P. , The Reptile Database, , accessed April 17, 2016• 145-151, :。 75-92, :。 高桑徹也、広井悟、井上義博 ほか、 『日本救急医学会雑誌』 1993年 4巻 4号 p. 350-353 , :• 中村賢二、井手野昇、村上光彦 ほか、 『日本救急医学会雑誌』 2010年 21巻 10号 p. 843-848, :• 平坂寛. Monsters Pro Shop. 2019年4月5日閲覧。 両生類・爬虫類のふしぎ ソフトバンククリエイティブ出版、著 星野一三雄 160-163頁• 正田哲雄、畠山淳司、磯崎淳 ほか、 『日本小児アレルギー学会誌』 2008年 22巻 3号 p. 357-362, :• 阿部岳, 稲村伸二, 赤須通範「」『日本薬理学雑誌』第98巻第5号、1991年、 327-336頁、 :。 なお、標題中の Agkistyodon halys blomhoffii は本種の古いシノニム Agkistrodon halys blomhoffii の誤りと思われる。 参考文献 [ ]• 鮫島正道, 中村正二, 中村麻理子 2014. 鹿児島県自然愛護協会 Nature of Kagoshima. 40: 247-256. 2017年8月24日閲覧。. 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 - 幼蛇は本種に擬態していると考えられている。 - 本種に近い見た目であり、では「マムシ」と呼ばれることもある。 外部リンク [ ]• - 財団法人• 重田匡利、久我貴之、工藤淳一 ほか、 『日本農村医学会雑誌』 2007年 56巻 2号 p. 61-67、:.

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登山・山登りでのマムシ対策

まむし

マムシの毒牙 (画像提供:日本蛇族学術研究所) 「 マムシ(蝮=まむし)は小型でおとなしく、ハブに比べたら毒性も低くて危険も少ない。 」 一般にはこのように思われているのですが、それは正しくありません。 じつはマムシの毒性はハブよりも強く、年間に毒蛇の咬傷事故で死亡する人のほとんどが、マムシに咬まれて尊い命を失っています。 厚生労働省の人口動態調査によると、1997年から2004年の間に、毒蛇に咬まれて死亡した人は毎年4~18人いました。 平均すると年間約10人ほどが毒牙にかかって死亡しています。 そのほとんどが マムシによる咬傷被害なのです。 マムシは水田や畑、野原、山林、水辺など、私たちが普段生活をしたり、アウトドア趣味を楽しむ環境の中に普通に棲息しています。 言わば私たちは、マムシと一緒になって生活しているのです。 このことを忘れてはいけません。 南西諸島を除く日本の各地に分布し、水辺や草むら、土手、山地、森林などあらゆる場所に生息しています。 おもにネズミなどの小型哺乳類や、カエル、トカゲなどを捕食しています。 マムシは全長45-80cmほどの小型のヘビですが、毒性が強く、毎年3000人ほどが咬傷被害にあって、そのうち10名ほどが尊い命を落としています。 マムシ咬傷の死亡率は、0. 茶褐色の丸い模様の中央に暗色の斑点があります。 この特徴はよく覚えておいてください。 こんな模様の蛇に出くわしたら、決して近寄らないことです。 マムシは夜行性だといわれていますが、昼間でも、半日陰の雑木林やじめじめした水辺や草むらでは餌を求めて活動したり、木の根や岩陰に潜んでいることがあります。 不用意に踏み込むと危険です。 ハブより強いマムシの毒性~半数致死量(LD50)による毒性比較 半数致死量(LD50)とは、実験動物に毒物を投与したとき、その半数が死亡する体重1kgあたりの用量 mg をいいます。 LD50には、皮下注射・筋肉注射・静脈注射・腹腔内注射・経口投与などがあり、それぞれで数値が異なります。 ヘビ毒の毒性比較をする場合には、一般に皮下注射(皮下 LD50)が使用されます。 さて、その皮下LD50で比較する「日本三大毒蛇(マムシ・ハブ・ヤマカガシ)」の毒性は次のようです。 当然ながらLD50の数値が小さいほど毒性は強いことになります。 マムシの毒は、ハブ毒の約3. 4倍の毒性です。 もちろんハブは体格も大きく、一回あたりの毒の注入量が多いため危険な毒蛇であることには変わりはありませんが、毒性で比較するとマムシ毒の方がはるかに強いのです。 しかも、マムシは日本全国に広く分布しているため、アウトドア趣味で私たち人間と接触する機会も多く、それだけ危険性も高くなります。 マムシの毒(激痛と筋肉壊死をともなう出血毒) マムシやハブなどクサリヘビ科に属する毒蛇は出血毒が主体です。 実際には神経毒も一部含まれていますが、大部分の毒成分は出血毒です。 出血毒は、唾液と同じ消化液(消化酵素)が高度に進化したものです。 タンパク質を溶かし血管組織を破壊していきます。 そのためマムシに咬まれると、しばらくして激痛が襲い、内出血が拡大していきます。 出血のため患部は腫れ上がり、ひどい場合には循環障害のため筋肉細胞が壊死を起こしてダメージをより深めていきます。 手当てが遅れたり、咬まれた部位あるいは注入毒量によっては循環器全体や腎臓にも障害が広がって、重篤な場合は死に至ります。 出血毒は神経毒に比べて致死率は低いですが、血管や筋肉の細胞を破壊するために激しく痛み、また筋肉壊死を引き起こすため、たとえ一命を取り留めたとしても、手足切断や高度の後遺症が残るなど、悲惨な結果を迎えることが多くあります。 こうなると、ちょっと見ただけではどこにマムシが潜んでいるのかよく分からないですね。 この「見えないところ」がマムシの怖いところ。 キノコ狩りなどで山中に入るときには、マムシの存在に充分注意する必要があります。 キャンプ場の石垣、川岸の石垣、散策路の脇の石垣・・・。 石垣にもたれかかったり手を付いたりするときは、念のために事前に、穴の中も確認しましょう。 マムシに噛まれるのは、大概は人間の不注意によって発生します。 水辺の草むらに不用意に踏み込んだり、岩の隙間に手をかけたり、落ち葉を手で払ったり・・・ たまたまそこにマムシが潜んでいたら咬まれることがあります。 いずれにしても、マムシに咬まれないことが第一ですが、万が一にも咬まれた場合にはできるだけ早く病院で治療を受ける必要があります。 マムシ咬傷の応急処置としては「傷口を切開しない、強く縛らない、慌てない」ことが大事です。 傷口を切開しても、傷の治癒に時間がかかるだけで、マムシ毒を排除する効果はあまり期待できないようです。 せいぜい咬み傷周辺を指で強く圧迫して、血液とともに毒を絞り出すくらいが良いでしょう。 また以前は、傷口より心臓に近い部位を軽く縛ることが推奨されていましたが、現在では縛らない方が良いとされています。 縛っても効果はほとんどなく、逆に出血毒を滞留させることで筋肉壊死をひどくさせるなどの悪影響が指摘されています。 毒素の廻りはそれほど速くないので、まずは落ち着いて行動しましょう。 周辺の人々の協力も得て、なるべく安静を保つようにして病院に行き治療を受けます。 病院での治療は血清投与が中心になります。 三浦半島の海あそび情報• カヌー・カヤック情報• 激流のアクティビティ• 雪原のアウトドア情報• フットサル情報• 淡水釣り・渓流釣り情報• 海釣り・磯釣り情報• 潮汐情報(干潮と満潮)• 気象情報(天気予報)• 世界の自然・景観• 世界の驚愕ニュース• アウトドア雑学• ~日本の貝・食べられる貝• ちまたの話題• の総合情報• 地震・火山の防災対策• AMP Accelerated Mobile Pages•

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マムシの出産は口から?爬虫類・ヘビの俗説とは [爬虫類・両生類] All About

まむし

分布 [ ] (、、、、、) 形態 [ ] 全長45 - 60センチメートル。 まれに体長が1メートル近くになる。 北海道産の個体は大型で、60センチメートルを超える個体が多い。 伊豆大島には「 赤まむし」の別名を持つ体色が赤い個体が多いと言われる。 全長に比して胴が太く、体形は太短い。 赤外線感知器官(頬窩、ピット器官)は明瞭。 舌は暗褐色や黒。 20対前後の中央に黒い斑点のある俗に銭型とも呼ばれる楕円形の斑紋が入る。 胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は21列。 尾は短い。 出産直後の幼蛇は全長20センチメートル、体重5グラム。 幼蛇は尾の先端が橙色。 毒 [ ] 毒性はよりも強いが、体が小さいため毒量は少ない。 5 - 23. 7マイクログラム、(日本産の他種では1. 7 - 2. 2マイクログラム、ハブ沖縄島個体34. 8マイクログラム・奄美大島個体47. 8マイクログラムなど)。 腹腔内投与では27 - 31マイクログラム。 も含まれ斜視・複視などの症状が出現することもある。 毒には様々な因子が含まれることに加え、注入された毒量・噛まれた部位によっても症状が異なる。 を遊離する酵素:末梢血管の血管拡張を行い血圧を降下させる。 ホスホリパーゼA 2:溶血作用に関与する。 トロンビン様酵素:細胞膜を溶解する酵素や血液凝固系に作用する。 アリルアシダーゼ、エンドペプチダーゼ:タンパク質分解酵素で、咬傷部の骨格筋変性に作用する。 出血因子:毛細血管に作用し、強力に体内出血を誘発する。 希に、眼瞼下垂、外斜視、四肢の筋力低下、換気障害などの筋無力症状を呈する。 などである。 咬傷を受けると局所の疼痛、腫脹がおきる。 局所の疼痛はしばらくすると収まるが、腫脹により神経が圧迫されることで腫脹部全体の疼痛が発生する。 腫脹の進行は症例によって異なり手を噛まれた場合でも肩に達するのが数時間の例もあれば、2日かかった例もある。 出血作用は強くないものの、血小板が凝集することで血中の血小板が減少し止血作用を失う。 これに出血作用が加わることで皮下や消化管などの全身で持続性の出血が起こる。 骨格筋が溶解し筋肉中のが血液中に流出し、ミオグロビン血症・を引き起こす。 全身の腫脹によって循環血液量が減少することで腎機能障害を引き起こす原因になったり、ミオグロビンの流出量が多いと腎臓の糸状体で詰まることで腎組織が壊死する。 出血と末梢血管の膨張により血圧が下がり、ショック状態になることもある。 重症化した例は大きく分けると腫脹が強く急性腎不全を起こす例か、腫脹は顕著でないものの咬傷後数時間で(血小板が激減し全身性の出血・血圧低下)を引き起こす例に分かれる。 死亡例の多くは受傷後、3 - 4日後に集中する。 重篤な場合は、呼吸不全。 3 - 9日後、急性腎不全による乏尿、無尿、蛋白尿、血尿。 分類 [ ] 以前は旧マムシ属 Agkistrodonに分類され、北アメリカ大陸に分布する種と同属とされていた。 の分子系統解析から、北アメリカ大陸に分布する種は単系統群で東アジアに分布する種よりも同所的に分布するやなどに近縁であると推定された。 そのため Agkistrodon属に北アメリカ大陸に分布する種を残して()、本種を含めた東アジアに分布する種はマムシ属 Gloydiusとして分割された。 1994年に対馬の個体群とされていたものは独立種 G. tsusimaensisとして分割された。 ニホンマムシと違い模様が銭形模様ではないこと、そしてニホンマムシと比べて気性が荒いなどの特徴がある。 生態 [ ] からの、藪に棲む。 水場周辺に多く出現し、山間部の水田や小さな川周辺で見かけることも多い。 時に田畑にも現れる。 日周活動は季節や地理変異があり、例として九州の個体群は4 - 5月・10月は昼行性傾向が強く、6 - 9月は夜行性傾向が強い。 危険を感じると頸部をもたげ舌を出し入れする、尾を細かく振るわせて音を出す、肛門腺から臭いを出すなどの行動を行う。 樹皮が粗ければ木に登ることもあり、幼蛇は壁面を登ることもある。 11 - 翌3月はし、冬眠前後の温暖な日には日光浴を行い体温を上げる。 野生下では・などの哺乳類、などの鳥類、・などの爬虫類、カエル類・などの両生類、・・などの魚類、ムカデ類などの節足動物を食べた例がある。 共食いも行う。 繁殖様式は。 8月下旬から9月に交尾し、メスは卵管にある腺組織(精子嚢)に精子を貯蔵する。 翌年の6月にこの精子を用いて授精する(遅延授精)。 妊娠期間は約90日。 8 - 10月に、1回に2 - 13匹の幼蛇を から産む。 出産間隔は2 - 3年。 生後3 - 4年で成熟する。 言い伝えに、「マムシは口から子供を産む。 だから、子が生まれる際に牙で子が傷つかぬよう、妊娠中のマムシは牙を折るために積極的に噛みつく」といったものがある。 しかし、毒蛇にとって牙は重要なもので、定期的に生え換わるようになっており、常にマムシは牙をもっている。 もちろん、子が口から生まれてくるわけではないものの 、他の動物全般に言えることだが、実際に妊娠中の個体は神経質になる傾向があり、「積極的に噛みつく」ということはあながちデマではない。 人間との関係 [ ] 1961 - 1962年の調査では咬傷被害数は19県で年平均2,182人で、全国では約3,000人以上が咬傷被害にあったと推定されている。 咬傷被害は手への被害が多く農作業や山菜採り・キノコ狩り・草刈りなどの際の被害例が多いが、捕獲時の咬傷被害例もある。 足への咬傷被害ではぞうりなどを履いていた例が多い。 咬傷を受けた場合119番通報の上、救急車の出動を要請し、 安静にする。 身体を激しく動かすと体液の循環が促進され、その分毒のまわりが早くなる。 ただし、救命救急医らのグループによる全国調査によれば、結果的には走ってでもいち早く医療機関を受診する方が軽症で済むことが分かったという。 牙跡は通常2ヶ所(1 - 4ヶ所である場合もある)で、現場で可能な処置は、咬傷部より心臓側で軽く緊縛(緊縛も後述の乱切や吸引同様、問題視されつつあり、するのであれば軽く緊縛するのが無難である)。 毒蛇に咬まれた時の応急措置として 「口で毒を吸い出す」と言われているが、『素人による切開・毒素の吸引は行わない』こと。 口腔内に傷がない場合は効果的である。 咬まれた時の時間や状況は説明出来るように必ず覚えておく必要がある。 速やかに処置可能な医療機関でマムシ抗毒素投与などの治療を受ける。 6時間以内の血清投与が推奨されており、少なくとも24時間は経過観察が必要。 血清投与に際しては、に十分注意 し投与する(また、医療機関における乱切や吸引も問題視されつつある)。 血清投与後、7日から10日して2 - 10パーセントで遅延型アレルギーを起こした場合は、やを投与する。 血清投与に関わる諸問題を回避するため、台湾に自生する( Stephania cepharantha)から抽出されたアルカロイド系の( Cepharanthin)が使用される場合がある。 薬用 [ ] マムシの皮を取り去り乾燥させたものを、 反鼻(はんぴ)と呼び、として滋養強壮などの目的で用いる。 また、を乾燥したものは 蛇胆(じゃたん(通称じゃったん))と呼ばれ、反鼻よりも滋養強壮効果が高いとされる。 反鼻や蛇胆は、などによく使用されている。 「マムシドリンク」・「赤まむし」といえば、動物生薬を使った栄養ドリンクの代表格でもある。 では強精効果を目的に乾燥させた身や生の身を焼酎漬けにして飲用する場合があり、 マムシ酒(まむしざけ)と呼ばれる。 また、目玉は生で飲用することもある。 生の身をマムシ酒にする際は、1か月ほど餌を与えずに飼ってその間に体内の排泄物を全て出させるのだが、その状態でもまだ餓死せず生きている。 そのため、一般にはかなり生命力のある生物と思われる事が多いが、1か月の絶食でも生きているのはであるがゆえにエネルギー消費が小さいのが原因である。 ただし、この方法でマムシ酒を造る場合、アルコール濃度が低いと腐敗してしまう可能性が高い。 特に体色が赤めのものは赤マムシと呼ばれ薬効が高いとされるが、成分は他の個体と変わらない。 マムシ酒はとして飲用されるだけでなく打撲傷に使用される。 科学的な根拠は確認されていない。 渾名 [ ] 日本人にとって最も身近な毒蛇であることから、(あだな)に使われる場合がある。 毒蛇としての印象から、クセのある、どちらかといえば粗暴もしくは陰険な人物の渾名とされることも多い(例:・・・など)。 また、たとえばのように奇抜な芸名として用いられる場合もある。 植物の名にはがある。 これは茎のまだら模様がマムシに似ていることが由来である。 また、関西では料理においてのことを「まむし」、あるいはウナギのをまむし釜飯と言うことがあるが、呼び名の由来は本種とは無関係である(「鰻飯(まんめし)」のなまりという説や、飯の間に挟んで蒸すため「間蒸し(まむし)」という説などがある)。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• Uetz, P. , The Reptile Database, , accessed April 17, 2016• 145-151, :。 75-92, :。 高桑徹也、広井悟、井上義博 ほか、 『日本救急医学会雑誌』 1993年 4巻 4号 p. 350-353 , :• 中村賢二、井手野昇、村上光彦 ほか、 『日本救急医学会雑誌』 2010年 21巻 10号 p. 843-848, :• 平坂寛. Monsters Pro Shop. 2019年4月5日閲覧。 両生類・爬虫類のふしぎ ソフトバンククリエイティブ出版、著 星野一三雄 160-163頁• 正田哲雄、畠山淳司、磯崎淳 ほか、 『日本小児アレルギー学会誌』 2008年 22巻 3号 p. 357-362, :• 阿部岳, 稲村伸二, 赤須通範「」『日本薬理学雑誌』第98巻第5号、1991年、 327-336頁、 :。 なお、標題中の Agkistyodon halys blomhoffii は本種の古いシノニム Agkistrodon halys blomhoffii の誤りと思われる。 参考文献 [ ]• 鮫島正道, 中村正二, 中村麻理子 2014. 鹿児島県自然愛護協会 Nature of Kagoshima. 40: 247-256. 2017年8月24日閲覧。. 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 - 幼蛇は本種に擬態していると考えられている。 - 本種に近い見た目であり、では「マムシ」と呼ばれることもある。 外部リンク [ ]• - 財団法人• 重田匡利、久我貴之、工藤淳一 ほか、 『日本農村医学会雑誌』 2007年 56巻 2号 p. 61-67、:.

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