本好きの下剋上 二次創作 漫画。 【最新刊】【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 「本がないなら作ればいい! 7」

#本好きの下剋上 #フェルマイ 【本好きの下剋上】下町★ぱにっく

本好きの下剋上 二次創作 漫画

本好きの下剋上が好きすぎて、思い余って自分でも二次創作を書いてしまいました。 文章を書くのは初めてなのでお見苦しい点があるかもしれませんがご容赦ください。 原作の続きを読みたいつもりで、本編676話の後から、ローゼマインとフェルディナンドの距離が近づいたりくっついたりするお話です。 ローゼマインがブルーアンファの訪れに気づかないままバイマハシュートのご加護を得るかもしれません。 設定・人物像は原作に準じます。 原作に出てこないキャラ設定の捏造、オリキャラの誕生は必要最低限ですが今後あります。 素人が書いた二次創作であり、この作品の内容は原作者様・原作・出版社には一切関わりがないことをご了承ください。 念のためR-15タグをつけます。 破廉恥を期待なさる方はガッカリするかもしれません。 軽~くフロレンツィアをディスっていますが嫌いなわけじゃないです。 フェルマイ派、むしろフェルマイしかいらない派、エーレンフェストの領主一族には基本好意的なつもりです。 [chapter:ローゼマインに男女の機微を理解させ隊] 「はあ、淑女教育、ですか……。 」 初めての領主会議も終盤、エーレンフェストのお茶会室でお昼過ぎから膨大なエーレンフェスト関連の議題についての話し合いをなんとか終わらせ、アウブ夫妻とお父様、お母様と夕食を共にした後。 ここからは私的な時間だと、義父様とお父様は渋るフェルディナンド様を引きずってリバーシをしながら酒宴をしている。 そしてこちらは義母様、お母様と女同士でお茶を飲みながら歓談……のはずであった。 何故か範囲指定の盗聴防止の魔術具が起動され首をかしげていると、義母様から話を切り出された。 わたしの見た目はずっと洗礼式直後のようだったし、基本的な生活の場が神殿だったので城には用事がある時しか行かなかった。 本来なら貴族院に入る前に施すはずの、男女の体の違いや他人に魔力を流すとはどういうことか、みたいな初歩の性教育はユレーヴェに浸かって二年間を失ったせいで、貴族院の予習詰め込みに時間を取られできなかった。 その後もなんだかんだ、次から次に起こる問題に忙殺されるうちに機会を逸したらしい。 本格的な閨の作法なんかは、今年の貴族院から戻り次第、領主会議で王の養女になるまでの間に詰め込むつもりだったそうだ。 しかしそれも、わたしは一週目に行方不明になったまま卒業式が終わっても戻らず、やっと戻ったと思ったら対アーレンスバッハの防衛対策でそれどころではなくなり、わたしはそのままアーレンスバッハの礎を染めてアウブになってしまった。 しかも、まさか閨の作法どころか、母子間や女友達との間で自然に習得していくはずの常識すら覚束無いとは思わなかった、とは義母様の弁である。 ……と、いうか、なんだかなあ。 「あなたには母が二人もいて既婚の側仕えもついていたのに……なかなか時間が取れないうちに機会を失ってしまって、結果的にあなたを無垢なまま放置してしまうことになってしまい、本当に申し訳ないと思っています。 これはわたくしの責任ですわ。 」 義母様がひどく申し訳なさそうに言ってため息をついた。 わたしとしては、はぁそうですか。 くらいの感想しかない。 確かに、洗礼と同時に養女になったのだから、わたしへのそういう教育は当然義母様が考えなければならなかったのだろう。 自分に余裕が無いのならせめてリヒャルダかオティーリエに指示をするべきだった、と。 まあ、そうかもね。 「言葉にして教えていないことができなかったのは、自分の教育が不足だったと思え」と義父様とフェルディナンドを諭してくれた義母様が、自分が教えていなかったら知るはずもない「秋を待たずに冬を到来させる」意味を知らなかったことに驚愕されて、こちらが驚愕した。 自分が教育を施していなかったら、義母を差し置いて誰もそんな教育をするはずないではないか。 あの義母様が本気でそこに思い至らなかったのが不思議だ。 ……わざとほったらかしているのではないか、と邪推したこともありました。 とは言えない。 だって、一歳下のシャルロッテにはきちんと教育されているではないですか。 まさかその時にわたくしのことを思い出しもしなかったとおっしゃるのですか?なんて、どうオブラートに包んでも嫌味にしかならないので、曖昧に頷くだけにしておこう。 うん、わたしの社交術も少しは成長したんじゃないだろうか。 褒めてくだすってもよろしくてよ? たぶん、わたしのことを「自分が教育に責任を持つべき自分の娘」とは認識しきれていなかったんだろうな。 平民時代にわたしのことを知っていて、何かあった時の保険として養子縁組の魔術具を預けていた義父とは違い、たぶん義母様はいきなり義父様から養女を迎えると言われて寝耳に水だっただろう。 おまけに姑に取り上げられた長男と同い年で、自分が教育している長女の一つ年上。 とても心からわたしを歓迎してくれたとは思えない。 それでもヴェローニカのように継子を厭うでもなく、領主候補生として公正に扱ってくれただけで、わたしにとっては十分だ。 実子ほどではないにしても、わたしに確かに愛情を向けて守ろうとしてくれていた義父様と比べてしまってはいけないのだ。 ……義父様の愛情はペットのシュミルレベルだった可能性は捨てきれないけれど。 わたしが領地に齎した利は大きいけれど、起こした問題も大きい。 それに振り回された領主一族は気の毒だったとは思う。 反省はしない。 まぁ私が城に居る時間があまりにも少なくて、母と子として接する機会がほとんどなかったのはわたしにも責任があるので、この件に関しては義母様だけを責めることはできない。 城は息苦しかったから、理由をつけては城に滞在する日数を最短にしていた。 城に居た時は、忙しくしているか、寝込んでいるか、領主会議の留守番か、くらいである。 母子としての交流どころではなかったと思う。 わたしの教育はすべてフェルディナントが施していて義母様の手に預けられたことはないし、彼女の私に対する認識は、「自分の子供を助けてくれた女の子」程度ではないだろうか。 ……だって、こっちに興味がない人と交流する暇があるなら、本を読んだり本を作ったり本を読んだりしたいし。 そもそもわたしは家族と自分の命を助けてもらうのと引き換えに、魔力と知識が領地の利になるからという理由で養女になったのだ。 子供として可愛がられるためではない。 だからわたしは義務を果たすために優秀であり続け、流行を生み続けた。 義務以上のことにこちらから歩み寄る必要は無いと割り切っていたので、 養父様には受けた愛情と庇護への恩を、姉として慕ってくれたシャルロッテやメルヒオールには弟妹に対する愛情を、めいっぱい返してきけれど。 厄介な妹扱いだったヴィルフリートには頼りないお兄様扱い、特に愛情を向けられなかった養母様には義務としての付き合いしかする気が起きなかったのは、お互い様ってやつだ。 領主夫人として尊敬はしているけど、それだけだ。 ほとんど一緒にいられなくても、母としての愛情をくれたエルヴィーラの器の大きさと愛情深さがすごいだけなのだ。 たぶん。 「エルヴィーラの恋物語を喜んで読んでいましたし、そちら方面の情緒もそれなりに育っていると、勝手に思ってしまっていたのです。 あなたが冬の到来の意味を理解していなかったことを知った時、わたくしは自分が果たしていなかった責任に初めて気づいたのですわ……。 遅すぎるかもしれませんが、これからあなたに婚約者がいる女性アウブとして知っておくべきことを教育することで、今までの償いをさせていたけないかしら?」 ほんとに遅すぎましてよー!義母様ー!!! おかげで知らずにエグランティーヌ様にどれだけ破廉恥発言をしてしまったか! 根に持つよ! また知らずにあんな恥ずかしい思いをするのは嫌だから、教育してもらう必要性は感じている。 閨の作法だって魔力的にも貴族的にも、たぶん絶対に21世紀の日本とはかけ離れてる気がする。 星結びを終えたらフェルディナンドとそういう……うわぁ……あれ……するんだろうし……うわぁ……。 とにかく、その時になってものすごい失敗をしてしまったら困る。 実地の経験はないけど、知識だけならフェルディナンドが卒倒するくらい破廉恥なものを持っている自信がある! でもなあ。 「お申し出はとてもありがたいですし、わたくしもそちらの教育の必要性については強く同意いたしますが……その、今はそれどころではないというか……。 」 アレキサンドリアを整えるのに急務が山積みで、正直そんな余裕はない。 「アウブとなったばかりですから内政を優先させたいのはわかります。 ですが、もうすでに遅すぎるくらいなのですよ……問題が起こってからでは遅いのです。 」 「あなたがアウブなのですから、他領の領主夫妻との社交を誰かに任せるわけにはいかないのです。 この領主会議の間に人前でまたとんでもない発言をしていたらどうしようかと、ずっと気が気じゃありませんでしたのよ。 」 お母様も本気で心配だったのだろう。 目が真剣だ。 義母様が頷いて続ける。 「次の貴族院が始まれば、今まで良好な仲であると主張してきたヴィルフリートとの婚約解消と、神殿でずっと一緒に過ごしてきたフェルディナンド様との婚約について多くの方から声をかけられるでしょう。 ツェントにグルトリスハイトを授けた女神の化身との縁を結ぶために、フェルディナンド様との婚約に横槍を入れようとする者も出てくるかもしれません。 あなたがよく理解せずに不用意な返答や同意をしたせいで取り返しがつかない事態に陥ったらどうします?神殿蔑視がいまだ根強い中、フェルディナンド様と幼い頃から神殿で不埒な行為に耽っていたとでも誤解されたら、あなたの名誉もフェルディナンド様の名誉も回復不可能に陥ってしまいます。 この夏と秋の間に最低限の教育は必要ではなくて?」 ……なにそれ、こわい! わたしのポカのせいでフェルディナンド様に幼女趣味疑惑がかけられたら、怒り狂った魔王様に殺されてしまうんじゃないだろうか。 神様が舞い踊る恋愛表現がまったく理解できないのだ。 そんなことにはなりませんわ、とはとてもじゃないけど言い切れず、そっと目を逸らした。 「特に、あなたとフェルディナンド様の魔力がすでにほとんど同じであることについて、そのまま口にすればすでに冬を迎えていると宣言するようなものですから……かといってあなたの体質や女神の御力について事細かに説明するのではなく、決して誤解を与えず、言質も取らせずに躱さなくてはなりません。 」 「そ、そんな……わたくしにそんな高度な社交ができるとは……」 「できるようにならなければならないのです。 あなたはアウブなのですから。 」 社交音痴と言われ続けて自信がなく腰が引けている私を、ズバッと一刀両断して、義母様はおっとりと微笑んだ。 「うぐぅ……仰る通りです……」 なんとか笑顔を作って了承すると、お母様が最後にして最大の爆弾を落とした。 「それにわたくし、ローゼマインはなるべく早く男女の機微を理解しなければいけないと思いますわ。 フェルディナンド様はエーヴィリーベもかくやといった態度であなたに接し、頻繁に二人で隠し部屋に籠るそうではないですか。 あなたが無垢で何も理解していないのをいいことにフェルディナンド様が行き過ぎることがないとは言い切れませんから……」 「うえぇっ!?な、なにを……フェルディナンド様はそのようなことはしません!!」 「コルネリウスが泣きついてきたのです。 妹の貞操と名誉の危機だ、フェルディナンド様を止めてくれ、と。 あなたに話を聞いて、もし本当にそのような危険があるのならアウブ・エーレンフェストかリヒャルダへ進言して止めていただく必要があるのではないかと思ったのですが。 気まずそうに目を逸らされた。 ふんぬぅ!許しませんからね! お母様は仕方がないわね、というように眉を下げて微笑んだ。 「妹を心配しているのです、コルネリウスの気持ちも理解してあげてちょうだい。 ……もちろん、わたくしもあなたのことが心配ですよ。 」 「お母様、フェルディナンド様はそうする必要がある時に、必要があることしかなさいません。 隠し部屋に二人で入るのも、たとえ名捧げをした側近にすら見せるわけにはいかない調合をする必要があるのです。 それに、皆様誤解されているようですが、わたくし別に無垢でも無知でもありません。 何も知らずに進みすぎることなどありませんから、その心配は杞憂ですわ。 」 「「え!?」」 「え?」 義母様とお母様が声を揃えて目を瞬かせた。 そんなに驚くことだろうか。 二人の反応にわたしも首を傾げる。 「まあ……お二人ともわたくしのことを本当に幼子のように何も知らないとお考えでしたの? わたくしもうすぐ14歳になりますのよ?」 にっこりと微笑むと、二人は微妙な表情で顔を見合わせた。 「どう知識が偏っているのか……予測不能ですわね……」 「男女の機微は期待されていないというのは……知識があるのにあの言動……これは早急に教育しなくてはフェルディナンド様がお気の毒ですわ……」 え?どういう意味?なんで二人だけで分かり合っちゃってるの? こういうところだってば~!わたしだけ分からないんだから、今!ナウ!教育してよ! こうして「ローゼマインに男女の機微を理解させ隊」の活動が開始されたのであった。 [newpage] 湯あみを終えて就寝前の時間、隠し部屋に入りさきほどフロレンツィアから受け取った二冊の手書きの冊子をパラパラと流し読みして概要を把握する。 二日後にお母様と二人だけでお話をする時間がとってあり、それまでにざっと目を通して、疑問点や補足を話し合うことになっている。 じっくり読み込んでさらに突っ込んだ話をするのは、わたしたちや側近達の本格的な移動のためにエーレンフェストに戻った時だ。 義母様は、「ローゼマインの教育についてジルヴェスター様にもご相談したら、なにやらあなたは特殊な体質をしているから、エルヴィーラを教育係にして二人だけで話せるようにしてやれと言われましたの。 この本はわたくしとエルヴィーラで相談して二人で書いたものですわ。 これを元に、エルヴィーラから解説してちょうだい。 」と言っていた。 ああ、わたしが元身食いの平民だったことを知らない人では、私の魔力がすでにフェルディナンドとほぼ同一であることを本当の意味で理解できない。 魔力の色だの、染める染めないが閨表現に直結するのに、そこが話せない人では私の教師はできないのか。 後で余裕ができたらアレキサンドリアの年嵩の側仕えか誰かに教えてもらえばいいじゃん、と軽く考えてたけど、エーレンフェスト側で領主会議の期間にお膳立てしてくれて本当に助かったかも。 「フェルディナンド様に絶対に見つからないように、必ず隠し部屋でお読みなさい。 」 渡された二冊の冊子のうち、やたらと分厚い方は章ごとに筆跡が違うので、どうやら城の文官達も動員したようだ。 これは助かる。 すごく助かる。 こういう常識を知らないせいでよくわからないうちに大事になっちゃってたこととか、あると思うんだよね。 分厚いからちゃんと読むのは明日にして、もう一冊の薄い冊子を手に取る。 「こっちは・・・これはお母様の字かな。 つまり恋愛限定の神様表現辞書か。 おお、これをマスターしたらお茶会で本好きの女の子たちと恋物語の感想を語り合うっていう夢が叶っちゃうんじゃない!? うふふん……」 エーレンフェストもアーレンスバッハの侵攻の事後処理で大変な中、領主会議までの短い期間で忙しい二人が私のためにこんな本を作ってくれたのだ。 二人の気持ちが嬉しくて有難い。 ふんふん。 恋物語の抜粋らしい神様表現について直接的な言葉遣いでの訳と解説もついてる。 「ブルーアンファが舞い踊るのは、芽吹きの象徴、恋心の始まり、か。 あ~なるほど、自覚していない恋心の芽吹きもこれに含まれるわけか。 ふむふむ。 」 これを息をするように理解できるようになれば男女の機微については最低限クリアらしい。 わたしの内面の情操については、これを踏まえた上でフェルディナンドと適切な距離を保ちつつ、星結びまでの二年間に自然に成長することを期待、と。 フェルディナンド様に丸投げって言わないかな、それ? とりあえずこれを全部まる暗記すれば社交で致命的な失敗はしないだろう。 ありがた…… 「ぶっふぉお!?」 終盤は恋物語よりもっと深い表現のものになっていき、冬の到来の次のページをめくって、目に飛び込んできた単語に我が目を疑った。 「あ、ああっ!?そういうこと!?男女の例えはエーヴィリーベとゲドゥルリーヒが基本で、それを踏まえた上で……」 エーヴィリーベの剣はつまり、男性器の比喩表現……で、ゲドゥルリーヒの杯は女性器、、、 「う、うわああああああ!」 神具が恥ずかしくてまともに見られなくなっちゃったらどうすんの!? 邪な連想に邪魔されてシュタープで神具が作れなくなったら困ると思う! これ書いたのどっち?フロレンツィア様?それともお母様? うわうわうわ、明後日顔を合わせるの気まずすぎなんだけど! 既婚女性強すぎだよ! 「こんなんいつ使うわけ……わたくしのいやらしく蜜で溢れたゲドゥルリーヒの杯を、フェルディナンド様のその猛々しいエーヴィリーベの剣で貫いてくださいませ、とか言うの? 21世紀日本の官能小説も真っ青……ひっ………… アカン想像したらギャグでしかな……ふっ…… ぶふっ…………くくっ……くるし………………っひひ……………………」 「…………あー笑った」 軽く呼吸困難になりかけた息をはあはあと整えながら落ち着こうとするけど、まだ油断したら笑いの発作が起きてしまいそう。 箸が転がっても可笑しがる思春期特有の、あとで思い出しても何がおもしろかったのか説明できないやつだ。 そういえば、いままで精神は22歳の麗乃だと思ってきたけど、ただ成人した記憶があるだけで、精神年齢はマインとして年相応に戻っていた可能性もあるよね。 家族と離れてすごく不安定になったり、泣いたり笑ったり喜んだり……ユルゲンシュミットで育ってきたわたしは、大人になった麗乃よりも喜怒哀楽が激しくて子供っぽかったかもしれない。 ということは、ナイフみたいに尖ったり、正体不明の不安感に襲われたりという、あまりまた経験したいとは思えない思春期をもう一度経験することになるのだろうか。 それはすごく疲れそうだな。 しばらく床をのたうち回って笑ったおかげで、普段使わない腹筋が爆発しそうに痛い。 明日は筋肉痛で起き上がれない気がする。 普段取り澄ましてる貴族の紳士淑女も、閨ではこんな官能小説ばりのやりとりをしているのかな? ……ないないない。 こんなん旦那様に向けて言うくらいなら、恥ずかしさで舌嚙み切って死ねる。 いやでも待てよ。 魔王だからなあ。 「どうして欲しいのだ?はっきり申してみよ。 」とか言って虐めてきそう。 「うわぁ……」 楽しそうにドS顔で恥ずかしいセリフを強要するフェルディナンドを想像してしまってげんなりする。 とりあえずそんな心配をするのはまだ早すぎるから、二年後にもう一度心配しよう。 ……っていうか、フェルディナンド様ってそもそも性欲とかあるのかな? 人間不信の上に女性不信をこじらせまくって、神殿でも執務室の空気が浮つくからと言って絶対に灰色巫女を側仕えにしなかった人である。 女性に囲まれているだけで勝手にストレスを溜めて勝手にダメージを受けていたし。 わたしがフェルディナンドの懐に入れたのは女を感じさせないほど幼かったからというのもあるだろう。 「あれっ、てことは、もしかしてフェルディナンド様って童て……」 ……これ以上考えてはいけない、と脳が危険信号を発した気がして瞬時に思考の軌道を変える。 ええっと、これらの閨関連の表現は、外で不用意にこれらの発言をしないこと、そして、フェルディナンドを無自覚に誘ったり煽ったりすることがないように、との親心らしい。 「あなたの色に染めてください」の意味をヒルシュールやフェルディナンドに尋ねまわったことがバレたらお説教どころじゃ済まない気がする。 「ていうか、フェルディナンド様に性欲がなかったら、二年後に星結びをしてもセックスレス夫婦になる可能性もある?」 漠然と、結婚したら当然するものだと思っていたけど、その前提が覆るなら、そもそも閨の作法なんか教わる必要がないのでは。 わたしに男女の機微は求めないとか言ってたし……もしかしてそういうことするつもりない?清い交際のまま清らかに家族としてだけ生きて共白髪とか願ってたりする? いやいやでも、現状アレキサンドリアの領主一族は私とレティーツィアの2人だけ、二年後に星結びをしてフェルディナンドを入れても3人だけだ。 レティーツィアが他領にお嫁に行く可能性もないわけではない。 2年後にはある程度内政も落ち着くだろうし、領主一族の増員は最優先事項ではないだろうか。 領主の義務として最低でも2~3人は生まないと将来のアレキサンドリアの礎が魔力不足でやばい気がする。 養子を取りまくるにしても政治的な面倒がついて回るだろうしなあ。 うーん。 この問題はフェルディナンドと話し合ってお互いの希望とアレキサンドリアの将来も踏まえて結論を出さなくては。 お互いの希望ということはわたしの希望も伝えなければならないということだ。 今までちゃんと考えてこなかった問題に直面して思考がどうも上滑りする。 わたしはフェルディナンドとそういうことをしたいのだろうか? 領主だし政略結婚だから当然するのが義務だと思い込んでいた。 じゃあ、義務じゃなかったら? フェルディナンドがわたしとセックスなんてしたく無いと言ったら……? 就寝時間を過ぎてリーゼレータが隠し部屋の外から声をかけてきても、寝台に入っても考え続けたけれど、わたしがどうしたいのか、いくら考えても結論は出なかった。 [newpage] [chapter:あとがき-ごあいさつ] 恋心が理解できないので、自分の閨事についても領地経営の観点から冷静に考えてしまうローゼマインでした。 フェルマイタグつけたのにマインの妄想の中にしか出てこなかったですね。 フロレンツィアに関しては、基本的に領主一族みんな好きなんですが、彼女だけずっと他人だったのが気になっていたのですよね。 ローゼマインが社交下手なのも男女の機微がわからないのも、フロレンツィアの責任のはずなのになあ…と考えてこういうことになりました。 淑女教育を本で行う、という設定は以前拝見したほかの方の二次創作に出てきていたかと思うのですが、他に例えば既婚の女性の側近をアレキサンドリアに派遣するとか、ソランジュ先生に教わるとか、いろいろな可能性を考えた結果、 身食いのことを知っている貴族女性がエルヴィーラしかいないこと、印刷業を担う重要なポジションにいるためアレキサンドリアに派遣されてくる展開は難しいこと、このためだけに無理矢理オリキャラを作りたくなかったことなどから、本を与えて自習させるしかないという結論に達しました。 そのほかにも、もしかしたら他の方が考えて発表されたネタと被る要素などがありましても、意図したものではございません。 そもそもが原作の設定と人物をお借りしている二次創作ですのでその辺はご容赦いただけますようお願いします。 今後は、フェルディナンドとの適切な距離について悩んだり、もう考えてもわからないから自分のことは棚に上げてフェルディナンドに直撃したり、自分の恋心については脇に置いたまま、する気があるなら星結び後いきなりアレはソレだから、前段階まで今のうちに慣れてきたいとか言い出して行為だけ先に進んでしまったらいいと思っています。 そしてフェルディナンドが理性を総動員して寸止めさせられて辛い、でも幸せ、みたいに苦しめばよいと思います。

次の

Web小説紹介:本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

本好きの下剋上 二次創作 漫画

今回紹介するのは「」です。 なろうで小説を読むなら一度は読んでおきたい小説ですね。 まさに本好きなら読んで欲しい作品です。 現在は完結していて1部から5部まである長編となっております。 なんと500万文字を超える文章量があり、ここまで文章量があるのはなろうの中でも少ないのではないでしょうか。 簡単なあらすじとしては、本好きな主人公が死んでしまって中世くらいの文明で魔法があるファタンの世界に下町の娘として転生してしまうのです。 当然そんな昔の文明レベルで本が誰でも読めるわけがありません。 なので、本好きとして自ら本を作成して自ら読むことを目標に努力ししていくのです。 ファンタ関係ないように思えますよね?実際初期の方ではあんまり関係ないです。 そして世界観が固まってくる後半に向けて独創的なファンタの世界が展開されて、物語はより壮大になっていきます。 内容についてはあえて詳しくは語りません。 読んでいただければ面白さが分かると思います。 ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。 せめて、2部くらいまでは読んでほしいです。 個人的には後半の部にいけば行くほど面白くなると思ってますので。 物語の内容を語らないのなら何をこのブログで語るのかといいますと個人的に思う素晴らしい点を記載したいかなと。 まずは知識。 本好きと書くだけあって本の成り立ちや製法などの知識が物語の中で紹介されていきます。 実際に読んでいて取材というか調査、裏付けをとっている感じが伝わってきます。 実際の物語の根幹に関わってくる内容ですので濃いです。 正直知識が追いつかないので想像できない単語や内容について、で調べながら読んだものです。 次は世界観。 ファンタ要素が強くなるまでは特筆するほど凄いというオリジナルの世界観ではないのですが、神様などのファンタ要素が強くなるとまさに圧倒的。 やエルフが悪いとはいいません。 オークやゴブリンが悪いとはいいません。 が悪いとはいいません。 しかし、どれも元ネタがあったりするものです。 元ネタ調べました?かと問いたくなるようなものやなろうの作品を知識の元ネタにしてなろうの小説を書かれるとオリジナルティがなくなったり、設定が薄いなと感じてしまうものです。 また、よく外見の特徴をつけるためだけにを採用したりと、物語に本当に必要な設定だったのかと?思ってしまう内容があるものです。 については、にも創作物に安易に使われていると記載があるくらいです。 一度設定する前に調べてみるとわかりますが。 当然オリジナルなら問答無用でいいというわけではありません。 世界観にあったもの、物語として必要なものだから良いのです。 適当なオリジナルを使いすぎるとただただ分かりにくいだけの内容になるのです。 どの設定も世界観にあっていて必要なのです。 そして何を伝えたいのかテーマを感じるのです。 そこが素晴らしいと思います。 初期の1部から読んで完結してからも何度も読み返しているくらい面白い作品ですので是非読んで見て下さい。 書籍化や漫画化もしていますので、そちらも合わせて読んでみればより楽しめますよ。 の版もありますので派も安心です。 漫画も連載中です。

次の

#1 ローゼマインに男女の機微を理解させ隊

本好きの下剋上 二次創作 漫画

潜水艦 vs 水上艦2020年07月05日 日 00:00 改• Wise Podcast Patch Note Discussions 2011 Technology Outlook• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• Wise Podcast Patch No• 2020年01月25日 土 06:58 改 第五話 実験終了のお知らせ2020年04月30日 木 00:45 改• 二章4話「不意にくるアニオリで泣かせてくるのは卑怯」2020年02月16日 日 20:20 改 エイプリールフールand三章CM「1日でサ終はまじ草生え散らかす」2020年04月01日 水 00:00 改• 「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」などにある二次創作(二次小説、SS、サイドストーリー等)やオリジナルのお薦めWeb小説、オンライン小説、オンラインノベル、やる夫まとめサイト、Webマンガのリストです。 追加を希望する小説&Webマンガなどやリンク切れなどがあれば、 までメールをください。 追加希望については、読んで面白ければアンテナに追加します。 このページはリンクフリーです。 評価基準 S:頻繁に読む(傑作) A:更新ごとに読む(名作) B:時々読む C:昔読んでた 評価基準は、上記の通り管理者の主観的な評価になっていますので、ご注意ください。 用語の意味は、「」を読めばだいたいわかります。 <グループ分けのルール> ・「(2次創作を除く)VRMMO世界へのトリップもの」は、「VRMMO」に分類しています。 ・「オリジナル」関連小説のうち、ダンジョン関連の小説は「オリジナル ダンジョン関連 」に分類しています。 ・グループに作品名がない2次創作の作品は、まとめて「2次創作」に分類しています。 (機動戦艦ナデシコ、ガンダム、ヒカルの碁、風の聖痕、GS美神、とあるシリーズ、エヴァンゲリオン、レギオス、ログ・ホライズン、ゲート、デルフィニア、艦これ、魔法科高校の劣等生、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか、など) ・3作品以上の世界クロスや複数作品の世界への連続トリップものは、「2次創作」に分類しています。

次の